マンションの裏手路地に何気なくある、
ってな印象の「ヤナギ」。
随分と久々のお邪魔です。
雨曝しで陽に焼けた感じが味な店頭の木板メニュー
を腕組凝視。
右隅あたりに書かれた「当店自慢のセットメニュー」周辺がやっぱり気になります。
メインを選んで、そこへメンチカツかコロッケかハンバーグを盛り合わせてくれるというセットメニュー。
悩みながら、厨房前のカウンター席に座り込みました。
カウンターと厨房側を隔てているのは、水中もしくは水槽を模したスクリーンで、お魚さんが泳いでる(笑)。
その向こうでホールの女性陣三人が入れ替わり立ち動いています。
お願いしたメニューは、
「ナポリタン・スパ」と「メンチカツ」のセット。
メインとしてお皿の半分を占めるナポリタンを宥めつつ、まずは右上に控えたメンチカツに箸を伸ばします。
既に甘めのソースがかかっちゃってるのがチト微妙ながら、大口で齧れば応えるお肉の香気。
こりゃぁご飯にバッチリ!とばかりにトレーの上を見回しても、白めしは見当たらず、おまえなに探しとんねんとナポリタンが訝るばかり。
思わず手を挙げて(笑)、ライスを追加します。
メンチでライスを平らげてハタと気づくは、ダレがメインやと思うとんねんと睨むナポリタン。
慌てて啜るは、やや汁だく系のナポリタン。
ケチャップのみでない、軽~い辛味がソースに含まれてる気がします。
もうちょっと「炒めちゃった感」があってもいいかもと思いながら、むしゃむしゃずっず。
欲張り心を満たしてくれる「自慢のセット」も、「ピラフ」や「カレーがけドライカレー」あたりのご飯モノだと「メンチ」と組んでも違和感がないけど、「ナポ」が組むには「メンチ」が好相性とはいい難いなぁ。
「蜂の子」よろしく、「白スパ」だったらイケルのかしらん。
もしやと思ってチェックすると、なはは、
eatnapoさんも同じオーダーしてたのね。
eatnapoさんは、主食にもつけあわせにもなる両刀遣いなナポリタンは魅惑の食べ物、と〆ている。主食の時はピン芸が際立つ、ということでひとつよしなに(笑)。
エメラルドグリーンのテント地庇と赤茶の扉が目印のRestaurant「ヤナギ」。
同じ”ヤナギ”だけど、
惜しまれ閉店してしまった茅場町の「キッチン柳」
とは特に関係はない、のでしょうね。
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「ヤナギ」
中央区築地2-1-12
[Map] 03-3543-1834
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