青学の西門近くにトマトの専門店があるという。
そりゃ面白そうだと、週末の予約を入れるとその日は生憎満席なのだという。
おー早くも人気沸騰かと、先の予約をお願いして、訪れたのがその名も「Celen de TOMATO」。
鮮やかな赤地のサインが目印。
「じぶん日記」の55aiaiさんがトマトづくしならここよと紹介していて、「食い道をゆく」のヒロキエさんは、昔の味のトマトが食べたいと出掛けてるんだ。ガラス越しにトマトがずらりと並ぶ棚が覗け、その脇に幾種ものジャムやジュースが陳列されている。
ガラスケースの中
右側の高知系桃太郎「てっぺんトマト」から時計廻りに「待ってた」「にこにこ」「アメーラ」。
それぞれに甘みと酸味と香りが微妙に違っていて、交互に食べるだけでなんだか楽しくなってくる。
ローズソルトか「じねん」という天然塩で。どれも美味しいけど「待ってた」が好みかな。
続いて、「グリーンゼブラのフリット」。
どうやらトマト界には、緑のトマトや黄色いトマト、そして黒いトマトまであるらしい。
そんな仲間のひとつ、ゼブラ模様のグリーントマトをフリットしちゃったのだという。
ゴルゴンゾーラのソースでというのが絶妙かつニクイところ。
香ばしい手長海老はそれとして、トマトのムースは色々な食材とのコラボができそうで、そう思いながらムースだけを舐めてしまう(笑)。
今度はお肉!と「厳選銘柄豚のグリル」をざくざくと刻んだフレッシュトマトソースで。
しっかりした歯応えのその身から遠慮なく旨味の滲む豚と甘みと酸味がバランスしたフレッシュなトマトが不思議なくらいによく合う。
ピュレで煮たりしてるんじゃないところが肝でもあるね。
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