下町和食とうまい魚「銀座 やの一」

yanoichi.jpg早第7回を数えるという「JFJC日本フードジャーナリスト会議」に初めて参加してみました。120名近くが集結したというホテル「ルポール麹町」の会場はほぼ満席だ。この日のゲストスピーカーは作家・食評論家の横川潤氏。多少場違いな居心地も感じながらも(笑)、期待値と満足度との相関関係なんていう興味深い解説もあって、楽しく拝聴できたのでした。ご同席は、食ブログ界のおやびんヒロキエさん、そしてジャポ二郎で食べある記なくにさん。そうそう、キャラの立った魅惑の表現力をみせる「ゴージャスカレー姉妹」の華麗叫子さんともお初でしたね。どこかでちょいとメシでもと食べ過ぎのお腹を抱えていたヒロキエさんに無理いって辿り着いたのは銀座中央通りのとあるビル。ラストオーダー後だったそうめんのお店の階下にあったのがこちら「銀座 やの一」です。如何にも和ダイニングなフロアの掘り炬燵風テーブルにどっこらしょ。乾いた喉を麦酒でぷははっとする。下町料理とタイトルしている括りの中から、カリサクッとした「どぜうの唐揚げ」やツルっとした食感が不思議な「つくねの黒胡椒焼き」を。“健美”なんて括りをしている中から面白そうと注文んだのが「うにトロばくだん」。納豆、山芋、鮪、雲丹、鶉の玉子などなどをぐにぐにと廻し混ぜていただくンだ。金箔ののった「姫サザエと大根の旨煮」の、ちょっとした肝の苦味で「田酒 特別純米」をぐぴぐぴ啜り、「金目鯛カブト焼き」の骨の際を穿る。そして、野郎3人で〆に啜るのはやっぱり「下町美人そば」(笑)。 「銀座 やの一」 中央区銀座8-8-5 太陽ビル7F 03-5568-7711 http://www.ichinoya.net/
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