蒲焼と御料理「竹葉亭」銀座店

chikuyotei_ginza.jpg四丁目交差点近くにありながら、微妙に敷居が高いのか行ったことのなかった「竹葉店」銀座に初見参してみました。2階の案内されて座敷を見渡せば、既に箸を手にしている人たちのほとんどが蒲焼なご様子。ううむ。お品書きを開いて「白焼き」の件を見ると、「池波正太郎先生おすすめ」と添えてある。白焼きでまず一杯、てなことなのでしょうね。当然鰻も気になりますが、ここは初志貫徹、「鯛茶漬け」をお願いしました。こちらは、「ご存知 竹葉亭名物」だ。まずは小さ目のお茶碗にご飯をよそり、刻み海苔と一緒に漬け状態の鯛をそこへのっけていただいてみます。鯛の身云々より、胡麻と醤油とその他諸々が合わさったようなタレがご飯を進ませる感じ。一膳なんかあっという間だ。二膳目も同じようにしてあっという間。最後の三膳目になって初めて、擂った胡麻を振り、山葵をのせ、ほうじ茶を回しかけてみました。う~ん。やっぱりお茶漬けにしない方がおいしくいただけるのねん。そこそこ脂ののった鯛だけれど、タレの強い味の前では実にあっさりした具材で、食感を楽しむ感じにもなる。もしかすると、鯛よりも「鮪茶漬け」の方がイケテたりするのかも~。 「竹葉亭」 銀座店 中央区銀座5-8-3 03-3571-0677
column/02017