ドアを開けると、カウンターにおひとりの客があるだけのタイミング。 一年前と同じ一番奥のソファーに落ち着きます。 グリューワインをイメージしていると、 季節のおすすめドリンクの中に「ホットワイン」を見つけました。それは、柔らかに沁みるような赤ワインのコクとシナモンの風味。 ああ、いいね、温まるね。 与太話をしていると、カウンターに座っていたお客さんがトイレから戻ってきた。 ん?どこかで見覚えがあるような気がするものの、別人のような気もする。 違うかなぁカウンターの方を眺めていると、カウンターの女性と喋る声が聞こえた。 あ、やっぱり、ワシ・ブロだ! といことで、酔っ払ったので帰る~という友人を見送って、カウンターに合流します。 ちょっとふっくらしたような気もするけど(笑)、元気そうなワシ・ブロちん。 近況を話つつ、バックバーで目に留まった「余市」をトワイスアップで。 なにかリキュールをもらおうかなぁとキョロキョロして、「MARTINI」のボトルに目を留める。 「MARTINI Bitter」のボトルは、深く透明な茜色。ソーダに割ると、明るい緋色に変わります。 ビターオレンジの風味にゆるゆると和みます。 そう云えば、ザルツブルクの酒場で空き瓶のオブジェは眺めたけど、 中身を呑んでなかったなと「Jägermeister」をお願いします。 どうやって呑むのがいいのだろうと相談しつつ、結局トニック割りに。ちょっと渋い紅は、アニスの赤か、甘草の赤か。 少々香草系の風味を漂わせつつ、オレンジな予感のほの苦味とほの甘さのバランスが優しい呑み口だ。 鹿と十字架が描かれたグリーンのボトルは実に印象的な面構えだよね。 「Jägermeister(イェーガーマイスター)」というのは、猟師の守護聖人的な意味らしい。
そろそろ終電も気になる時間。 這ってでも帰れるワシ・ブロちんにまた逢おうねと告げてカウンターを離れます。
ゆったりとアットホームなひとときが過ごせる、アトリエ・バー「tin(てぃん)」佃。月島1丁目に”tin 月島”、勝どき4丁目に”deep tin 勝どき”があるらしい。 如何にも工房とか芸術家の作業場とかの雰囲気でもないので、”アトリエ”には、そんなアットホームな店でありたい想いが表現されているのかもしれないな。 それとも、時に展示会場のようなサロンになるのかな。 そうすると、”tin”はどんな意味なのだろう。またお邪魔して訊いてみなくっちゃ。 口 関連記事: 居酒屋「魚仁」で 木箱の雲丹と湯呑の熱燗と自家製チャーシュー(11年01月) Gassenverkauf「Steirische Weinstuben」で シャンピニオンフライ(11年02月)
「tin」佃 中央区佃3-2-10 オーケンビル1F[Map] 03-6220-0808 http://tin.hiciao.com/
column/03089
おおー、なつかしいですね。あのアンコウナイトから
早くも1年ですか・・・
・・・って、ワシブロ様と再会なさったんですか!!
あらまー、これまた何という、なつかしい・・・☆
ぜひ、そのときのご様子など教えて下さいね。
イエーガーマイスター、いいっすね。ビター系のカクテルは
しぶい大人の雰囲気にぴったりです・・・♪
まさぴ。さま。
ああっここはっ。
ほんとに、ちょうど一年ですね、鵜飼いえいえあんこう鍋のディープ月島〜。
飛行機で観た映画で、バーのカウンターで主人公が普通に注文している、食後酒としてではない、アメリカ訛りの「イエーガーマイスター」を不思議に思っていたところです。ロックだった気がします。(しかもフラレてヤケ酒設定
この街の特産品レッドブル(笑)に落とす「イエーガーボム」などというものもあるそうですね。甘そうでクラクラしますが。。
Re:つきじろうさま
一年なんで早いもんですねー。
ワシ・ブロちん、ちょっとふくよかに、元気です。
カウンターのおねえさまとの会話も快活に(笑)。
イェーガーマイスターはこれからもお世話になりそうな、そんな予感がするですよ♪
Re:laraさま
なはは、鵜飼い鍋の巻、だね。
そうか、そうだ、今度はイェガーマイスターをレッドブル割で!を試してみなくちゃだ。
甘いかな、甘すぎないように仕立ててもらおう~♪♪
それで、なんて映画?
まさぴ。さま。
どうやっても甘そうだけど。。>、<
眠い夜に、血圧ポンプアップで良い狩りが出来ますように(笑
映画はThe Switchかな。。あ、Going the Distanceかもしれません。
Re:laraさま
レッド・ブルの甘さ風味は、がつっと強いオロナミンC、ってね。
映画、両方観なくっちゃ(笑)。