うわ〜っと口走るtakapu(笑)。 その、「大二郎」のドンブリに続いて煮干しのドンブリもやってきた。やや濃いめの醤油スープの上に煮干しの粉末が薄らと浮かんでいます。 啜るスープは、「たかはし」というよりは、「まるかい」あたりに近いかも。 とんこつではなくて、 鶏スープをベースに例によって三種類の煮干しを合わせたスープだという。 うんうん。 麺はといえば、ちゅるちゅるで粉の香るオリジナル麺。旭屋製麺という製麺所に委託しているようで、「二郎」な店定番の自家製麺ではない模様。
ここでここまで青森でいただいた煮干し中華を振り返えってみる。 開拓者「たかはし」、澄んだ滋味の「まるかい」、とんこつ使いも巧みな「ひらこ屋」、バイパスの雄「長尾」。 たった数軒ではあるけど、間違いなく青森を代表する中華そば店たち。 改めてそれらを俯瞰して思う中から、バイパス「長尾」の裏メニュー、「ごくにぼ」が浮かび上がってきた。 最初だったから印象が強いのかもしれないけど、もう一度食べたい一杯の一番はどれ?と訊かれたら今はそう応えます。 煮干しエキスの凝縮感とそれをクドくしないバランスとポキポキした手打ち麺とで構築された完成度の高さが、そそりにそそる。 ま、もっとも、どれもがそれぞれに旨いのだけど、ね。 最後にひと言、煮干しLOVE。 煮干し中華に二郎併設な「長尾」浜田店。二郎な「大二郎」もベースのスープが鶏であるところがまた個性。 でも、煮干しをいただくなら、まずはバイパス店から(笑)。 口関連記事: 中華そば「長尾」で 限定ごくにぼ夢にまでみた煮干ラーメン系譜(09年10月) ラーメン「まるかい」で 煮干し醤油ラーメン澄んだ中の旨み風味(10年01月) 自家製麺「たかはし 中華そば店」で 羨望煮干し中華陶然を想う(10年01月) 中華そば「ひらこ屋」で とんこつ煮干しそば記憶に残る一杯(10年01月) 「長尾」浜田店 青森市浜田豊田150-14 [Map] 017-739-4147
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