年の瀬に
つきじろうさんが訪れて、
思わず笑顔も100倍だった「水炊き」でご飯。
ご相伴にあずかろうと、寒空の場外へ。
創業明治四十年の鶏肉卸の老舗が営む「鳥藤」の分店というと、
まず「ぼんじり丼」「親子丼」あたりがイメージだけれど、
冬場には期間限定のごはん付き「水炊き」がいただけるのです。
じっと待つテーブル。
到着まで時間を要するのは、出来合いや作り置きではないことの証左と考えましょう。
お膳が届きました。
器の真ん中に浮かぶようにする鶏肉が素直な涎を誘います。
白濁したスープと一緒に取り皿に分けて、早速鶏肉に噛み付く。時折小骨が混じるのを口の中で避けつつ、スープと交互にハフ、ズズ、ハフ、ズズ。
スープは、強い味を控えたあっさり味で、もうひと味をもみじおろしで挿し色するのがいい感じ。
と、器の底のほうからつみれが現れた。
柔らかく噛めば、柚の香りがすっと抜ける仕立て。
気がつけば体が温まってる。こんなランチもまた一興でありますなぁ。
ちなみに、過日お邪魔したときにいただいたのは、「親子丼しお」。
何気に焼き台を眺めたら、
とじ鍋も炭火でジリジリ炊いているのに気づいて愕いたンだ。
玉子とじの鶏肉だって、炭火赤外線の輻射熱で旨味を閉じ込めつつジューシーにしちゃおうって魂胆がニクイではありませんか。
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胃袋が万歳三唱っっっしていた「春は築地で朝ごはん」のつきじろうさん
口
鳥めし 「鳥藤」分店 でガツガツ掻き込むぼんじり丼温たまのせ(過去記事)
「鳥藤」分店 中央区築地4-8-6 03-3543-6525
http://toritoh.com/
column/01801再会
ここは美味しそうですね~。
水炊きは期間限定ですか。
親子丼も美味しそうだし、機会があれば行きたいけども・・。
水炊き終わっちゃいそうです^^;
Re;くにさま
回転があまり早くないこともあるけど、
空席待ちの列ができることも珍しくないことになっちゃってるみたいです~。
冬場が一番似合う「水炊き」。土曜日に、かな?