
神奈川県民ホールをたっぷり使って行われた、
達郎師匠のコンサート。
熟練の新鋭の実力者たちをまとめ上げ、
柔らかでソリッドな演奏でバンドを統率する師匠。
還暦ちょっと前にして声量溢れ、籠める情感にもグルーブにも枯れない円熟がある。
ギターのカッティングなんかめちゃくちゃカッコいい。
新譜「Ray Of Hope」からSuger Babeのナンバーまで、新旧の楽曲を織り交ぜたセットリストは、相当悩んで構成したらしい。
そして、ぶっ通しで3時間半を超える圧巻のステージ。
堪りません。
そんな熱気も冷めやらぬまま足を向けたのは、県民ホールから目と鼻の先。
雨のそぼ降る暗がりに灯りが見つかります。
その看板には、横浜の港に面した山下公園近くが似合う汽船のシルエット。
“カクテル&ウイスキー”と白抜きしています。
空いてる止まり木あるかなぁと窺うように開けたドアは、きっと船室モチーフの丸い窓。




木の風合いをふんだんに用いて温かな店内も同様のコンセプトなのでしょう。
吊るされたランプや様々な小物たちが独特の居心地を生んでいます。
全体をセピア色が包む空気感。
すっと腰を滑らせた止まり木の座り心地もまたいい感じ。

まずお願いしたのは、
店先の黒板にも描かれていた「角ハイ」。

こちらでは氷を入れるスタイルで、でも炭酸しっかりだ。
あまり刺激を与えないよう静かにグラスを傾けます。
達郎師匠のステージでのあれこれや用意し損なったクラッカーの話、などなど。
二杯目にと今度は白州のハイボール。

ああ、すっきりしながらスモーキーさのベールが過る。
うんうん、これもいい。
バックバーの前、ターンテーブルの脇ではスティビィーがこちらを眺めています。
やっぱりこれもいただかなくちゃと、マティーニを。

「BEEFEATER」にヴェルモットは「DOLIN」。
その昔、本牧の「Ricksha Room」で呑んだドライマティーニがガクっと膝が落ちるように効いたことをふと思い出す。
そんな想い出と比べながら舐めるは、大振りなグラスも納得のスムースな滴であります。
山下公園間近に構える、寛ぎのオーセンティックバー「スリーマティーニ」。


10年ちょっと前には野毛にあって、一緒にいった仲間はその頃ちょろちょろ潜入していたらしく、懐かしい話をカウンター越しに交わしてる。
そうね、そんなに間を開けず時折訪れたい。
評判の特製カツサンドはまた今度。
口 関連記事:
BAR「Ricksha Room」で ガン!と効く暗がりのドライマティーニ(01年08月)
「スリーマティーニ THREE MARTINI」
横浜市中区山下町28-2 ライオンズプラザ山下公園104
[Map] 045-664-4833
column/03254
蒼氓が僕のテーマソングのひとつです。
横浜は僕にとってのリゾート、安息の地です。
スリーマティーニも当然行きます。
ジャックターも飲みます。
いいバーがたくさんあります。
Re:殻付き生ガキの伝導師♡さま
おお、「蒼氓」。達郎師匠は、楽曲も深いけど歌詞も深いですー。
いいバー色々。最近ご無沙汰の横浜だけど、またちょこちょこ行きたくなっちった。
横浜のバーで一献しましょうか(笑)。