細微なヘアラインに仕上げたステンレスの箱文字も煉瓦調のタイルも真新しい。すっかり新装した様子の店内へ、ゆっきー、とっくりんに続いて、いざ突入です。
早速のオーダーにやってきたのが「レモンサワー」。 檸檬スライス浮かべ、ずらっと並んだグラスそれぞれに一斉に手を伸ばします。いぇーぃ、と乾杯! 檸檬の香りたっぷりの酸っぱほろ苦い、美味しいレモンサワーだ。
きっと例年のことながら、やっぱりこれからと「ナポリタン」。ナポちんリコメンドのひとつと憶えるナポリタンは、なるほど旨い。
お約束の太麺に絡むは、炒めるにつれ濃度の増したケチャップその他。甘さと酸味が香ばしさに包まれて、堪らん感じに昇華しています。 鉄鍋の脇っちょに添えたポテサラも「レモンサワー」のアテになる(笑)。
柱に何気に貼られた「かきフライ定食」の文字。 チラチラと横目に見ていると、グヤ兄さんが発注してくれる。 「かきふ、喰わなきゃあかんがな」。 この夜の「ハピネス」の「かきフライ」は、 小振りな身をこんがり揚げたヤツが幾つもコロコロと載るお皿。 たっぷり添えたタルタルが嬉しいわんと早速噛り付く。 ああ、牡蠣のグリコーゲン的昆布的旨味が相乗して凝縮して。 小振りな牡蠣でもこんなにイケる、 そんな見本のような牡蠣フライだと酔った頭で想います(笑)。
「ハッピネス」といえばこれもでしょうという逸品が言わずと知れた「カレースパゲティ」。 どろどろと滴り落ちるは、黒褐色のカレーソース。件の太麺が鉄鍋にこんもりと盛られ、ジャンクな魅力、だくだく。 大盛りにするともっと凄いことになるらしい…。 処々に鏤められた角肉も極力手中に収めるように取り皿に移して、 ハネないように一応気をつけながら、ズリズリと啜る太麺。
カレーのコク味とほどよくスパイシーな風味、そして量感を想う麺。 口の廻りにカレーソースとその脂が纏わり付く。ああでも、そうなるのもコレの魅力の裡と合点する。 すると、ハネなんか気にしてる場合じゃないよな気になってきて、 啜るスピードが増すのであります。
「カレースパ」が流れ落ちる溶岩ならば、「海老グラタン」はまさに溶岩ドーム。焦げ色のついた粉もんのドームにスプーンで斬り込むと、 ぽふっと湯気を洩らして膨らんだ緊張が一気に解ける。 あとはもう、取り皿に取り分けた白い溶岩の断片をホフハフ云いながらいただくのみ。 しっとりクリーミーの熱々ゆえ、慌てて食べると火傷するぜ(笑)。
地元のみんなはきっと誰もが知っている洋食のテーブル、 大井三ツ又「Happiness ハピネス」。古い店の頃にも来たかったなとも思う自分もいるけれど、 もつ焼き「しげちゃん」と同じく、装い新たに店が続くのは祝うべき素敵なこと。 建物は新しくなってもその魅力を保ち続けていくお店は貴重な存在ですものね。
口 関連記事: もつやき「しげちゃん」で にこみたんしろこぶくろと熱いお茶割酎(12年01月) つけ麺「ajito」で ajitoのつけ麺専用Ζ型装備やっぱりやるなぁ(08年10月)
「Happiness ハピネス」 東京都品川区大井3-4-1 [Map] 03-3775-5825
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相変わらずおいしそー♪
と思う反面、この前後を知る者としては
参加はやっぱりご遠慮だったりして(笑)
Re:Gingerさま
うん、いままでお邪魔しなかったのが申し訳ない感じです~。
はい、”この前後”、特に”この後あれこれ”の毎度毎度を知ってるGingerちんには、ハードル高いかもしないねー。
ナポちんのお世話もせにゃならんし(笑)。
フットサルの後に友人と行こうと思って
事前に下見をしたのですが、発見できませんでした。
ちっ。
三叉路で間違った方に行ってしまったようです。
次回はぜひともハピネスデビューするです。
Re:puzzさま
フットサルをプレイとは、めちゃ若者ですねw。そう、あのあたりって、道が斜めナナメで、あれ?って思うこと少なくないです。カレスパで満腹になってください。
フットサルをプレーしている若者もいますが
私は年寄りです。今年2回も肉離れですw
ハピネスは場所を確認しました。節電照明で
店の看板が見えなかったのが敗因でした。
オムライスを頂きましたが、トマトケチャップ
ベースのチキンライスを期待していましたが
デミグラスソースベースで、ひき肉ライス
でした。でもおいしかったので許しますw
大井町界隈は、大鳳、きょう助、ひなの屋、高田屋と
飲んでいるのですが、本丸には切り込んでないので
今後は頑張ってそちらにも挑戦しよかと企んでますw
Re:puzzさま
ああ、店先ちょっと、暗い感じにしていますものね。
東小路のどこかに、時に失敗するのもまた愉しいかも~、くらいのノリで突撃するのも一興かと思いますー。