
思えば週末の丸の内に赴くことって、ほとんどない。
だって、丸の内でお買い物ってな発想にはなかなかなれないンだもの。
そんなことを考えながら地下通路から丸ビルを通り抜け、地上に上がる。
低気圧の悪戯かビル風か、冷たく強い風が吹き付ける仲通り。
コートの襟を立てて向かったのは、つい先月にもお邪魔した明治生命館の地階。
会議に出席するために「グランド・セントラル・オイスター・バー」を訪れるなんて、ちょっと妙な気分です。
時間はランチタイムが落ち着く頃。
会議の方ですか?とお店のスタッフに声をかけられて、案内された別室には、
「東日本カキ産地救援復興対策会議」の第一回会合の面々が既に集結していました。
協会の代表理事女史を議長に協会創設者・ジャージ佐藤氏の進行で、今考えうる被災地救援策とこれから継続すべき方策・方針などなどについて意見を交わす。
情勢の変化と段階によって取り組み内容は、きっと変化変遷していく。
壊滅的な状況からの”牡蠣復興”を思えば、息の長い継続的な取り組みが自ずと必要になってくる。
日々変化していくであろう、日本オイスター協会の「東日本カキ産地救援復興対策会議」の取り組み内容は、
コチラをご覧ください。
カキ産地に光を!募金や
復興牡蠣オーナー制度でカキ産地支援も始まっています。
ひと通りの会議ののち移行したのは、
「グランド・セントラル・オイスター・バー」ご協力による、
謂わば、”昼下がりのチャリティ・オイスターバー in 丸の内”。
生牡蠣ひとつ500円、ワインも一杯500円がそのままチャリティに。
何個にします?と訊かれ一瞬戸惑うも、お皿への収まりをイメージすると、三っつくらいかなと指を出します。
例によってギンガムチェックの映えるクロスの上に届けられたのは、
先日もマイスター特典でいただいた長崎「九十九島(くじゅうくしま)」に広島「大黒神島(おおぐろかみしま)」、そして「アイリッシュプレミアム」。


すっとした殻に載った「アイリッシュプレミアム」には、
やっぱりアイリッシュウイスキーが合うのかしらん、などと思ったり。
それとは逆に、日本の牡蠣をサントリー「山崎」あたりとセットでアイルランドやスコットランドに届けたらどうだろう、なんて思ったり。
フランス人は、白く太った牡蠣を嫌い、硝子のように透き通った牡蠣が好むようだと、
当代の牡蠣の父、畠山さんは著述している。
そうすると、例えばこれら「九十九島」や「大黒神島」は、フランス人は、ヨーロッパの人々はどう評価するのだろう。
フランスの牡蠣に宮城種の牡蠣のDNAが息づいているであろうことを思うと、日本の牡蠣が欧州ウケしないはずはないと思うのだけど、どうだろね。
白ワインのグラスをお代わりして、やっぱり牡蠣のお皿もお代わりしたいと所望する。
今度は、並べてしまうと大振りに見える兵庫「赤穂(あこう)」にカナダの「クッシ オイスター」、そして「クマモト」?とも思わせる丸く小さなワシントン州産「オイスターベイ」。
添えてくれる三つのソースのうちではやっぱり、刻んだホースラディッシュ、がお気に入り。


そうだ、「クマモト」には有明海から米国西海岸に渡った日本の牡蠣のDNAが受け継がれているンだっけ。
日本の牡蠣がかつてフランスの牡蠣の危機を救い、かつてアメリカに渡った種苗が評価され養殖されていることを僕ら日本人がよく知らないってのも妙な話だよね。
Grand Oyster Meisterのいる店、
「GRAND CENTRAL OYSTER BAR & RESTAURANT」丸の内。

きっと牡蠣復興に手を替え品を替え関与し続けてくれるであろう牡蠣の店のひとつです。
口 関連記事:
「GRAND CENTRAL OYSTER BAR」で 九十九島二つの牡蠣フライ(11年02月)
「GRAND CENTRAL OYSTER BAR & RESTAURANT」丸の内店
千代田区 丸の内2-1-1丸の内MY PLAZA 明治生命館 B1F
[Map] 03-6212-6650
http://www.oysterbartokyo.com/
column/03106