あれこれ気になる「陶花」にはふたたびお邪魔して。 今度の目当ては、石ちゃんも「まいう~」な「フォアグラ入りハンバーグ」だ。 ジャガイモ、隠元、人参と付け合わせの王道を従えてやってきたお皿には、一見ごく普通のハンバーグ。 どれどれとナイフの刃を挿し込むと、柔らかな切れ味で断面をみせるハンバーグ。 じゅわっと脂を滲ませつつ、その中から顔を出すフォアグラは意外なほど肉厚であります。 フォアグラONはあっても、フォアグラINしたハンバーグは、ほかに知らない。 どうよ!な感じのその断面に、それってズルくない?と訊いても、ただホレホレと誘うばかり。ワタシモワスレナイデとばかりにその下のデミソースがゆらゆらとするので、ざっくりと刻んだハンバーグにそのソースを塗り立てていただきます。 うひゃひゃ、見た目通りのとっぷりしたコク味が延髄を刺激する。 脂湛えた挽肉とフォアグラとデミソースの三位一体がご飯を呼ばない訳はない。 やっぱりズルいよなぁ。 戸越銀座商店街が誇る洋食の一軒、洋食工房「陶花」。商店街では14店ほどでコロッケを競作していて、 それらを称して「戸越銀座コロッケ」。 庶民の味方的洋食屋さんであって欲しいような気もする「陶花」ではあるけれど、「陶花」のコロッケは「フォアグラコロッケ」600円也。 買い食いが似合うよな、町場のお惣菜ノリとは路線が違ってます。 □関連記事: 洋食工房「陶花」で デミソースとろ玉子チキンライスのオムライス(07年05月)
「陶花」 品川区平塚2-18-3[Map] 03-3785-4410 http://touka.togoshiginza.net/
column/02943