もちろん、とんかつも気になっていたのだけど、それ以上に気になったのが、「生姜焼き」。 Gingerな御仁は当然もう口にしているのだろうなぁと思いながら、前回と同じ丸椅子で待つ。 このおしんこだけでビール1本呑めちゃうぞ、と考えて、 でも、お腹膨らませずに生姜焼きでご飯をムホムホ喰らうのが今日の気分に正しい、そんな気がしてスルーする。 おおおおー。量感がいいなぁ。たーんと食べなよーという心意気がそっと一緒にお皿に盛られているかのようで、それでいて大盛りを強要するような押しつけがましいところがないのがいい。 早速、ご飯片手にお肉に挑む。 うむ、うむ、うむむむむむ。 生姜の風味がしっかりと利いたタレをたっぷりと纏ったロースが、脂の甘さと身肉の旨みを口一杯に溢れ出させる。 いやはや、うまいでないの。 脳裡に浮かんだ科白は、「この生姜焼きが今日以降口にする生姜焼きの基準になりそうかも」ってこと。どっさり盛ってくれたキャベツもどふいふ訳か、ぺろんと食べれてしまうのね。 とんかつ食べにまたこの白木のカウンターに座っても、しょうが焼きを注文してしまいそうでちょと困る(笑)。 大井町とんかつ「丸八」から暖簾を分けて幾星霜。本店で培った手練にオトウチャンなりの工夫が多重に加味されているようで、より魅力的。 オカアチャンとのコンビが醸す雰囲気もまた魅力のひとつです。 口関連記事:とんかつ「丸八」本店 で玉子たっぷり上カツとデミなポークソテー(09年04月) 口オイスターパラダイスブログ:「カキタベ! ~牡蠣を食べよう!~」 「丸八」支店 品川区南品川6-11-28 [Map] 03-3471-5689
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