column/02731 @800-
ラーメン「二郎」上野毛店で オトナの二郎少なめ小フリフリカレー
臨時休業にぶち当たること都合4度。
連休の頭で足が向く所為か、シャッターが閉まっているお店の様子しか拝んだことがありませんでした。
平日であればそんなことになる確率は随分と少ないだろうと、そんな思いも抱きながら溝の口からの帰りに途中下車してみる。
うん、今日は営ってるね(祝)。
冷え込んできた薄暗がりの中、5人ほどが空席を待っていました。券売機で買うは、小ラーメンのチケット。
小ラーメンでも過分なほどオトナになっちゃった(笑)。
さらに、助手さん風のにいさんに「少な目、できますか?」とお願いする。
そう、無理して量を食べないのも、オトナな二郎の愉しみ方なのですよ。
あ、そうだ、築地王もフリフリしてたものなぁ(笑)と思い出して、
「小ラーメン」の青いアクリルの札の横に50円を添えて、その旨追加で伝えます。
「ニンニク、入れますか?」「少な目、で」。
野菜マシもしない、ニンニク少な目が頃合いなのよとお願いしたドンブリがやってきました。ドンブリの左側で早くも溶け始めているのが、「フリフリカレー」。
まずは、そのフリフリの辺りを避けるように右手前から攻め始める。
啜るスープは、きゅっと利いた醤油が脂の甘さを引き立ててる。おぅーん、いいねぇ(笑)。
見た目しっかりの豚の間から麺を引っ張り出す。デフォルト茹で加減のぶりぶり麺がそのスープをたっぷし纏って、撥ねる汁。
中盤過ぎまで一気に貪ったところで、左手のフリフリエリアを一気に崩し溶かす。
カレールーをピーラーかなんかで削ったのだろうね。
再びカレーの匂いがふーんとして、一気に強くなるスープの濃度と塩気。
少し中ダレしそうな貪りを、おりゃっと加勢するに充分で、フリフリカレー、悪くない。
甘口ルーなのか、辛さはほとんどないのだけれど、その選択がニクイ。
やっと出会えた上野毛「二郎」とフリフリカレー(笑)。オトナな付き合いであるけれど、まだまだ「二郎」からの卒業は早いと知りました。
「二郎」上野毛店 世田谷区上野毛1-26-16 [Map]