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大阪駅前3ビルの地下2階。
初夏の頃にフロアを徘徊した時に目にした、ちょっと半端な「渦巻きマーク」が気になっていました。
3ビルで、うどん屋さんと云えば思い浮かぶのはまず「梅田はがくれ」本店なのだけど、今日はそのウズマキ目掛けて足を運んでみました。
その名を「踊るうどん」。
なんとも、躍動感と力強さが伝わるようなネーミングでありませぬか。
正午を少し廻ったピーク時とあってか、店内は満席。
ちょっと待ったところで、中央のテーブルに案内されました。
「踊るメニュー」には、冷たいおうどん系に生醤油とぶっかけ、温かいおうどん系にかけとかまたま。
うどんそのものの本懐を知るにはやはり冷たい方からなのだよなぁと思いながら、気分次第で注文んだのは、かけの「まいたけ天温玉肉うどん」です。
![odoruudon01.jpg](https://ishouari.com/0810/odoruudon01-thumb-66x49.jpg)
ドーンとした量感のどんぶりがやってきました。
舞茸は冬のものじゃなかったっけかなぁと思いながらも、ハフハフしながら天ぷらを齧ると、硬めの衣から半分浸った汁と舞茸の独特風味が零れまくる。
![odoruudon02.jpg](https://ishouari.com/0810/odoruudon02-thumb-245x183.jpg)
![odoruudon04.jpg](https://ishouari.com/0810/odoruudon04-thumb-245x183.jpg)
出汁ゆったりのツユを纏ったうどんはというと、程良い靭性を備えて活きいきとしている感じ。
温泉玉子を潰したところをそんなうどんで掬ったりしながら啜り続ければ、うん、悪くない。
こりゃ、いずれ冷たいのもいただかなければと、改めて「踊るメニュー」
![odoruudon05.jpg](https://ishouari.com/0810/odoruudon05-thumb-18x13.jpg)
を眺めみる。
素朴に「温玉生じょうゆ」「三陸わかめぶっかけ」あたりを狙ってみたい、なんて(笑)。
この6月にオープンしたのだという「踊るうどん」。
守口市の京阪滝井という各駅停車な駅最寄りの人気うどん屋さんが大阪駅前への出店を果したということらしい。
![odoruudon06.jpg](https://ishouari.com/0810/odoruudon06.jpg)
応対もはきはきと、一瞬の間があればそこここを拭き上げている女性陣の姿も好感です。
「踊るうどん」梅田店 大阪市北区梅田1-1大阪駅前3ビルB2F
[Map] 06-6344-3760
column/02709 @900-
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。