![kiya.jpg](https://ishouari.com/080523/kiya.jpg)
八重洲通りから平成通りへちょっと折れた辺り。
小諸そばだった店舗が、いつの間にか焼き鳥のお店に変わっていました。
夜しか営まないお店かなぁと思いながら近づくと、
ランチメニューの表示がある。
潔くも「焼鳥丼」一本のランチメニュー。
3本、4本、5本と本数によって、バラエティをつけてくれています。
躊躇なく、「5本でー」とお願いして、啜るスープ。
ランチが、火曜日から金曜日限定としているのは、月曜日にはこのスープが採れないからなのかもしれないな。
5種の焼き鳥がぎっしりと表面を覆い尽くしたどんぶりがやってきました。
![kiya01.jpg](https://ishouari.com/080523/kiya01.jpg)
ほどよい脂とほどよいホロホロがバランスしてる「つくね」、生でももちろんイケちゃいそうな蕩け具合の「レバー」、濃いぃ味わいをネギマにした「もも肉」、おろしたての山葵をアクセントにする澄んだ旨味の「ささみ」。
![kiya02.jpg](https://ishouari.com/080523/kiya02-thumb-245x326.jpg)
![kiya03.jpg](https://ishouari.com/080523/kiya03-thumb-245x326.jpg)
そしてその「もも肉」と「ささみ」が挟んだ一節が「ボンネック」。
ボンジリと首肉(ネック)の合わせ技だという。
![kiya04.jpg](https://ishouari.com/080523/kiya04.jpg)
どうもどこで焼鳥丼を食べても、やっぱりご飯よりお酒が合うのに!って微妙な違和感が残るのだけれど、今日はそれがないのが不思議な感じ。
うん、「ささみ」の姿あたりは、京橋の「伊勢廣」のどんぶりを彷彿とさせるね。
4月下旬にオープンしたのだという焼鳥「きや」。
店名は、店主のお名前(木屋さん)そのまんまの潔さ。
![kiya05.jpg](https://ishouari.com/080523/kiya05.jpg)
今度、焼酎の濃いところを舐めながら、ここへと至った物語を訊いてみよう。
口関連記事:
やき鳥「伊勢廣」京橋本店 でやきとり丼とビール呑むオヤジ(06年03月)
「きや」 中央区八丁堀1-7-6 03-5541-5761
column/02611
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。