待つ間もなく、どんぶりがやってきました。とっても澄んだ塩味のスープとトッピングの春菊らしき葉っぱが印象的。
中華というよりは、どこかベトナムあたりのアジアンな麺からの派生も思わす表情だ。 鶏がらメインと思われるスープは意外や薄っぺらではなくて、あっさりしつつも程よいコクがあり、中っ腹の酔っ払いにお似合いの滴。加水のない、啜る細麺の軽快さもスープによく合っている。 この葉っぱナニ?と訊くと、「きくなぁ」と応える。 やっぱり、菊菜=春菊ってことですね。 界隈に角田町(梅田のHEP FAIVEあたり)をはじめ、堂山町、神山町、天神橋などなどに「揚子江」と名のつくラーメン店がみつかる。 1964年創業とされる角田町のお店には「本店」の表記があるそうで、そのあたりがルーツと考えてもよさそうだけど、あっさりアジアンな仕立ての起源までは判らない。 店名を思うに、長江下流域に縁あるのヒトが興したと考えるとしっくりくるけど、どうだろね。
「林記」 大阪市北区兎我野町9-21[Map] 06-6365-1211
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