
今やもう、
すっかり有名店になってしまった八丁堀の「maru」。
何時行っても、どの階に行っても、
大盛況が続いているらしい。
今夜はその「maru」の2階へとお邪魔です。
“○”に”丸”の赤い看板が目印。
階段を上がる途中からもうヒトで溢れていて、
あぁ予約しといて良かったと安堵する。
2階フロアも既に熱気ムンムン

だ。
4人掛けテーブルに無理無理5人で腰掛けて、ヱビスやらギネスやらで、いぇ~ぃいと乾杯。
「ボケロネス」と呼ぶのはスパニッシュな鰯の酢漬け。

浅からず強すぎずの漬かり具合で、ン~、なんにでも合いそうだ。

マッシュルーム&ミートソースをモッツァレラで包んだグラタンが「目玉のオヤジ」で、
ありそでなさそな、
クレソンがメインのサラダ「クレソンの気持ち」。

1本目の赤にと、チリのビオデナミ「VOE COYAM」。
シラーを筆頭に、カベルネ、カルメネール、メルローあたりをブレンドしたオーガニックなんだという。
フルーツの香り豊かで、角がなくスーっと呑めてしまう、優しい飲み口がなんだか嬉しいね。
岩手釜石産「カキグラタン」は、ふっくらした牡蠣の身をぺろんと平らげたあとに残ったホワイトソースをカリッとさせたフランスパンで掬って喰うのもまたイケル。


どんぐり育ちの最高位生ハム「ハモンイベリコ・ベジョータ&チョリソー」は、ううむ、そんじょそこいらの生ハムと風味の奥行きと淑やかさが違うぞ。

2本目の赤にと、スペイン「ARRAYAN」のシラーもの。
ラムらしい香ばしさに思わず「うめぇえ!」と口走る「骨付ラム肉炭火焼アフリカ風」にも、よく合うンだ。


調子に乗って、3本目にと、「Ch.Croix-Mouton」。
シャトー・ムートンのしっかりボディがお手軽に飲めるのも、
「maru」ならではかと腕組感心。
そいつで、
アスパラを食べるというよりはまったりとしたグリエールがメインとも云えそうな「アスパラガスのグリエールチーズソース」に、
意外に上品な仕立ての「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」あたりをやっつける。


仕上げに、フェットチーネで「MARU特製トマトクリームパスタ」「ポルチーニ茸とベーコンのクリームパスタ」とWパスタ。
おいおい、食べ過ぎだっつーの(笑)。
まだまだ熱気冷め遣らぬ「maru 2F」を後にする。

そうそう、2階へ展開した当初には、ランチもやってたって知ってました?
「maru 2F」 中央区八丁堀3-22-10 2階 03-3552-4477
column/00778再会