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はらはらと霧雨が降る中、不忍通り沿いにあるつけ麺のお店「TETSU」
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に寄り道してみました。入口脇の小さな券売機の横に、店員と思しき兄ちゃんが待機してくれていて、ちょっとしたアテンドをしてくれます。「夜のつけめん」は昼の「つけめん」と麺もスープも違うのです~と説明してくれますが、なにせ初めてなものでその違いがどんなことなのか判然としないまま、その「夜のつけめん」を300gいただくこととします。200g、300g、400gが同じ料金で選べるんだ。L字カウンターは既にほぼ満席で、魚出汁系の香りに包まれています。決して広くない厨房に4人が犇めいて
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、交叉するように動き回っている(新人含みらしい)。先につけ汁、続いてつけ汁と同じサイズのどんぶりに盛られた麺が手渡しされました。むん!と麺をひっ掴んで、つけ汁に浸して、啜る。むっほほ~。好きだなぁこういうつけ麺。豚骨げんこつ&魚介まっしぐらの汁
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だけど、妙な魚粉臭さはなく、動物系のスープと魚介系スープが上手にバランスしてる。ほどよい粘度のあるそんなスープが、
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ちょい平打ちのちょい縮れ中太の麺によく絡んでくれている。歯切れが良いクセに柔軟なコシがあって、しかも力強い量感があって、麺は麺で旨い麺だなぁと思いながら、入口脇の壁をふと見たら“浅草「開化楼」特製麺”と記した木札
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を見つけた。この麺も「開化楼」の麺なんだろうね。「六厘舎」「ジャンクガレッジ」や「凪」「ど・みそ」にも納めているという製麺所の作る麺かと思うと、なんだかとっても納得であります。スープ割りの時に、希望すれば「焼石」で温め直してくれる、と貼紙があるので希望してみると、「焼石は昼のみなんです、すいません」と云う。そこも昼と夜の違いなのね。さてさて昼の「つけめん」はどんなかな?
「TETSU」 文京区千駄木4-1-14 03-3827-6272
http://plaza.rakuten.co.jp/tsuketetsu/
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。