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東横線ガード脇から目黒川を渡ると正面に、「藤八」の文字が見えてきました。ガラリとアルミ戸を引けばそこには、活気に満ちた紛れもない居酒屋世界が広がっています。左手カウンターに右テーブル、奥に小上がり。厨房の裏手の方にも席があるようです。小生を「茶マメ」でやっつけてから、やっぱり黒ホッピーに。「牛スジ煮込み」
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「手羽先」、塩梅のいい「うす塩らっきょ」に、とろとろとしたその身が旨い「新物さんま刺し」
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をいただく。ナカミをお代わりして、「藤八」のスペシャリテのひとつだという「自家製腸詰め」
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も追加。さらし葱と豆板醤をちょんとのせて口に運べば、熟成した脂の甘さがじゅんとくる。週の始めだというのに、後から後から客がやってきて空いた席に収まっていく。勝手知った様子のオンナノコも少なくない。赤いメガネのおかーさんのトークもさらにノッていくんだ。〆にと「のりうどん」をいただけば
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、いちょアガリってな感じになる。いい居酒屋ここにもあり 。あ、「冷やしなす」もらうの忘れてたぁぁ。
「藤八」 目黒区上目黒1-3-16 藤八ビル 03-3710-8729
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。