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ホテル近くの立ち呑みで、ひと心地ついてしまおうと、“大衆酒場”の看板
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に引き寄せられるように店内へ。横に平たいコの字をした立ち呑みカウンター。その中央は、360度全方位で切り盛りする大将のポジションだ。「どぜう蒲焼」と云えば、小さな水槽の中を泳ぐ泥鰌をむんずと捕まえて目打ちを打って小さな筐体をさっさと捌いて串に刺し
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、焼いてくれます。厭なクセなんか全くなくて、酒呑み心にダイレクトに訴えてくるほのかな苦味がいいねぇ
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。ビールは「半々」。そう、ハーフ&ハーフなんてコソバイ言い方せんのですわ。さらしクジラの「鯨おばけ」やら熱々「じゃこ天」
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やらで、「半々」をお代わり。混み方に応じて斜構えになりつつ、「ヨコワ刺身」をいただく。クロマグロの幼魚だという「ヨコワ刺身」
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は、浅い色の赤身で、脂ッ気なくあっさりさっぱりしているね。そうこうしているうちにさらに混み合ってきたので、ささっと退けることにする。さてさて次はどこに行こうかな。
「ひらやま」 大阪市中央区伏見町2-3-4 伏見町ホンダビル1F 06-6232-0070
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。