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なんで「仲家」に行列するんだろうね、なんて思いながらお隣の「大江戸」さんへ。今日は「大江戸」の前ににも空席待ちが若干だ。「仲家」に負けじと掲げているパネルから、あんまりあれこれ満載じゃないヤツをと、「中トロうに丼」
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を選びました。「お醤油に下の大根と一緒に山葵を溶いてお召し上がりください」という口上に従って、たっぷり注いだ醤油におろし大根と練りわさびを溶かして、どんぶりに回しかけてしまいます。中トロというか赤身とのちょうど境目というか。決して悪くはありませんが、値段に照らしてどうかというと多少疑問が残るという感じでしょうか。ヅケにしたらいい感じの部位なのかもしれません。でもね。ほどよく温かなご飯とどこか柔和な店内の雰囲気に、冷たいシャリに凍ったネタという「仲家」のトラウマからは開放された気がします。
「大江戸」 中央区築地5-2-1魚がし横丁8号館 03-3541-2167
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。