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いいよここ。
ところは、大森海岸と大森駅の間あたり。
なんか蕎麦屋の風情が身近に味わえるんだ。
昭和38年の開店らしくて、おそらくその頃のままとも思わせる佇まい。
「手打」と中央にすっと標した暖簾がまた渋い。
空席がありますよーにぃ。
なんといっても香りと甘さが味わえるそばが旨いのですよ。
今日もまた、舞茸天もりをいただきます。
![nunotsune02.jpg](https://ishouari.com/021012/nunotsune02.jpg)
たまり醤油も使っているんじゃないか位の濃い目のつけ汁にちょぴりかぼすを利かせたりします。
![nunotsune03.jpg](https://ishouari.com/021012/nunotsune03-thumb-66x49.jpg)
壁にある「蕎遊蕎楽」は「きょうゆうきょうらく」と読むのでしょうか。なんとなくその意味と思いは伝わります。
そうそう、「蕎麦ビール」にもこの文字がありますね。
住宅地にすっとある立ち姿だけでも味ですが、一種独特の手練れが繰り出す蕎麦、そして酒肴がなにより味。
![nunotsune01.jpg](https://ishouari.com/021012/nunotsune01.jpg)
昼真っから、呑んじゃうのが、いい。
「布恒更科」 品川区南大井3-18-8 03-3761-7373
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。