チンチーン。
ひと気なく、のんびりした雑司が谷の短いホームにベルの音が聞こえた。
やってきた都電の車両は見覚えのある配色とは違って、レトロなテイストを帯びたツートンカラー。
荒川線に乗るのは随分と久し振りだ。
大塚駅前で一瞬、路面電車らしい風景を車窓から見せるけれど、走る軌道はほとんどが住宅街。
下車駅はその先の庚申塚駅。
すっと降りたホームのその場所にあるのが今宵の酔い処なのです。
すぐ右手の小振りなテーブルに腰を降ろして視線を上げると、今潜ってきた暖簾の向こうに電車の走る姿を覗けます。
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気の利いた烏賊のわた和えをお通しにビールを呷って、お品書き![]()
の品定め。
熱々の「ゆであげ だだちゃ豆」でまたまたビールをぐいっとね。
「新さんま炭火焼」とあるのだけど、お刺身にはなりません?と訊くと、できますよっと即答いただいて、おろし生姜と一緒に。
ああ、甘いほどに蕩けるようにする秋刀魚は、焼くのも勿論、刺身も旨い。
品書きにある「チャンバラ貝 塩ゆで」のチャンバラ貝ってなんでしたっけとふたたび訊ねると、マガキガイですね、というお応え。
ああ、マガキガイかぁ。
マガキガイは、今部屋で飼っている海水魚たちの水槽で、毎日せっせとコケや残留物の掃除をしてくれている巻貝のことでもある。
それを喰っちゃうのはなんか忍びないなぁと悩んでいると、じゃそれ!とこの夜の相棒のひとり。
ああ、神妙な顔をしつつも結局、試しにひとつ、食べちゃうンであります(笑)。
すでに舐めている焼酎は、「青酎」。
伊豆諸島の一角、東京都青ヶ島で醸す島酒だ。
三つ葉もこうすると沢山食べられるねーと「鶏とみつばの和え物」を平らげて、串焼きあれこれをお願いします。
食道あたりの部位だという「かん」は、まさに管状な部位を集めた串で、「はつもと」は、レバーとハツの繋ぎ目あたり。
むにっとしてでも歯切れよく、なかなかイケる。
滋味とほの苦味と甘過ぎないタレの妙味と焼き加減と。
ぱりぱりと「皮」の食感を愉しんで、「砂肝」「うずらベーコン巻き」。
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しっとりほっこりした「つくね」に至る。
すでに替えていた焼酎は、「八丈鬼ころし」。
今度は八丈島産の島酒。
芋焼酎に麦焼酎をブレンドした焼酎らしく、すっきりした呑み口だ。
黒板メニューに「めぬけ かぶと煮」。
これがまた、旨い。
頭の周りについた肉を解して、こそげて、しゃぶって、舐める。
脂の甘さに品が備わっているようで、ぬる燗をきゅっといきたくなるような、ご飯が欲しくなるような。
以前、赤坂の「築地 奈可嶋」でいただいた「きんきの煮付け」をふと思い出し、これもかぶと煮じゃなくて身がしっかりついていたら、もっと醍醐味だったろうになと遠い目になる。
ま、もっとも、かぶと煮だからお安く愉しめるのだろうけどね。
ちょっとシメっぽくなにか、ということでいただいたのが「鶏のひつまぶし」。
所謂鰻のひつまぶしの、薬味のっけの二杯目あたりをイメージしたのか、鶏の出汁で炊いたご飯に刻み海苔刻み葱が載っている。
うんうん、悪くない。
何気ないけど、あって嬉しいシメメニューでありますね。
ご馳走さまをして暖簾を潜れば、そこはやっぱり都電のホーム。
そんなロケーションに癒されつつも、いつしか「御代家」の酒、酒肴にも癒される。
このまままた、やってきた一輌に乗り込んで、池袋あたりにハシゴしようかな。
チンチーン。
口関連記事:肴と酒の和味処「築地 奈可嶋」で のどぐろ一汐干しきんきの煮付(06年10月)
「御代家」 豊島区西巣鴨2-32-10 神宮ビル1F [Map] 03-3918-0084 http://miyoke.ume2001.com/
八丁堀の路地の黄色い看板で、
その存在を示していた「生駒軒」。
たまには覗いてみようと向かったのは、蒸し暑いお盆を迎えようとする頃のことでした。
ところが店内は暗く閉ざされていて、なにやら張り紙
が貼ってある。
タイトルは、「移転のお知らせ」。
ああ、とんかつ「かつ新」に続いて「生駒軒」も移転となったかと思いながらその移転先の地図を見て、なるほどと。
ふたたび「かつ新」の並びなんだもんね。
大きめに刻んだ茄子と挽肉を炒め、ぴり辛&醤油濃いめで味付けしたあんで纏めた、シンプルかつ直球のひと皿。
茄子のとろーんとした風味を辛味と醤油の強さがぐいと引っ張っていて、思い出しては食べたくなる、そんなヤツなんだ。
茄子が旬となる夏以降は、断然「なす定」の魅力が増す、ってもんであります。
その、ピリ辛&醤油濃いぃ味の路線としては、「豆腐そば」なんて手もある。
麻婆豆腐とはなにかが違うような、同じのような、かたくりのやや強いあんがたっぷりの豆腐をクルんでトッピングされている。
辛味ほどよく、ハフハフすれば、酸味ほのかに醤油味。
「しめじ定食」はどんなだっけとお願いすれば、ピリ辛仕立てではないけれど、醤油の利いたとろみあんが熱々のしめじを引き立てる。
これまた素直にご飯がススんでしまうのだ。
どうらや再開発ありきブロックからの移転を果した八丁堀「生駒軒」。
そう云えば、定食やどんぶりモノに添えてくれる小皿のスープも断然醤油が強い。
ここ「生駒軒」の特色は、そんな味付けにあるのかもしれないな。
口関連記事:
中華料理「生駒軒」八丁堀 でお気に入りばい貝丼生駒軒の系譜(08年05月)
とんかつ「かつ新」で ランチのランチに肉汁滾るロース生姜焼き(09年02月)
「生駒軒」 中央区八丁堀2-18-2(未確認) [Map] 03-3552-1081
大井町駅から例の横丁の線路際を往くと、
寂しげに灯りの消えた「大山食堂」の看板が視界に入る。
その先へさらに進んでいくと、コンビニの灯りの向こうに赤い看板が見えてくる。
そこが、今宵の闖入ターゲット、「ほんま」だ。
看板には、活魚・串焼きとあるけど、店先の「定番メニュー」には、まるで焼肉専門店のような"牛"メニュー
があれこれ。
そして、ご存じ築地王さんからのお誘いは、「すき焼き喰いませんか」。
真夏にすき焼きとは、これ如何に。
果たしてどんな世界が待っているのでしょう。
部屋の隅にある冷蔵庫からビール瓶を取り出して、まずは乾杯。
冷蔵庫から自由にセルフで呑っちゃってくださいというシステムは、なはは、五反田「日南」の二階と同じだね。
まずやってきたのは、「牛レバ刺し」。
新鮮な鶏レバに初めて出会った時の感激をふと思い出し、あそこまで繊細な食べ口ではないけれど、でもでも遜色のない澄んだ甘みが量感と一緒にやってくる牛レバだ。
例によって、岩塩を振った胡麻油でいただき、さらにはコッチの方がより味が引き立つねーと大蒜醤油にちょんとつけて。
続いて素っ気ない角皿にのって運ばれてきたのが、ここでの定番「牛ハラミ串焼き」。
この厚みがいいのだよなぁと齧りつけば、期待通りの脂の甘さと溢れる旨味。
何気なくぺろんと食べちゃいそうになるけど、しっかり味わんなきゃ勿体ないぞ、っと(笑)。
ホッピーに切り替えて、あれこれつまんでいるところへ、どーーんと登場したのが本日のメイン皿。
えー?おいおいおい(笑)。
大皿にどこどこと重ね盛られた肉のボリュームが、迫る。
それはなにより、すき焼きにするには大胆にも厚切り過ぎないかなぁと心配になる。
既に、茄子、白菜、人参、隠元といった野菜たちや豆腐なんかを浮かべていた電熱鍋の温度を上げて、玉子を溶いてから徐ら、その肉たちを投入する。
ちゃちゃーっと軽く火が入ったところで引き上げて、玉子を絡めて、はむっと咥える。
すると、厚みへの危惧を嘲笑うように、すいんと蕩けるではないの。
ほほー、なるほど、量感を厚みで愉しめるすき焼きもあっていいじゃん、ってことなんだね。
なんだかすき焼きの概念が簡単に壊れた感じもする。
はむ、はむっ、ずる、はむ。
は~、それにしてもちょっとやっぱり、肉の量が多いよね~?
はむ、ずる、はむっ。
ほらほら、火が入り過ぎないうちに、食べて食べて。
はむ、はむ。
ほら、だから、喰えつーの(笑)。
はむ、はむむむ。
うー、苦しい、もう、入りましぇん。
なんだかもう、すき焼きなんだか鍋なんだかわかんなくなってるしー。
残すのは信義に悖ると意を決して頬張った肉に咽るようになって目を白黒するご存知築地王(笑)。
いやー、苦しい苦しい。
ところが、「実は、カレーもお願いしてあるンだけど......」と予約を仕切ってくれていた氏(霞町)。
ええええー!
そしてそれは、まさか肉の量と同じくチョー大盛りだったりしないだろうな、という心配をせせら笑うが如く紛れもない現実として目の前にやってきた。
およそカレーを盛ることを想定していないであろう皿は深く、そこへなみなみとたっぷりのカレーが満たされている。
いやー、だからもう、喰えなってばぁ(泣)。
ああ、ここに人間ディスポーザー(誰?)がいてくれたらなぁ。
こうなりゃ意地だと、取り皿によそって、スプーンをそこへ挿す。
ああ、この期に及んで肉エキス満載の、そしてかなり脂っこいカレーなのであります。
うう、ううう。
空腹時にこれ単品だったら、うおー旨いとガッツリ喰いできそうな気は確かにするのだけど、今はそんな状態じゃないのが残念至極。
この「和牛ハラミカレー」は、ランチに格安で提供してくれているらしいので、また昼に来なくっちゃだ。
牛のあれこれ、食肉市場直送ですよと謳う、大井町「ほんま」。
大将にご馳走さまをしてふたたび潜る縄暖簾。
お腹を擦りながら歩く線路沿いの帰り道。
口々に呟くは、嗚呼お肉はしばらくいいかも、と(笑)。
口関連記事:肉料理居酒屋「日南」で 無菌豚生ベーコン牛タン串焼ハンバーグ(08年08月)
「ほんま」 品川区南品川6-8-26 [Map] 03-3471-8288
恋に落ちるかもしれない、そんな予感。
そう、のむのむさんをときめかせていた店が新富にあるということで、お邪魔する機会を目論んでいました。
まだ8月だというのに、妙に涼しくそよぐ風に誘われるように足を運んでみる。
目的地は、新富の裏通りの「Coulis クーリ」。
鉄骨造のつくりが外観からもそのまま判るファサードで、黒い外装のフレームのその中に硝子越しの白い意匠が覗けます。
一階には花屋さんが入っているようで、店の所在を示すフラッグが同じデザインなのは、なにか関連があるのかな。
メニューは卓上にはなくて、ビストロによくみる、ひとつの黒板によるご案内。
お魚な気分ゆえ、Pasta、Fish、Meatの中から、Fishをチョイスしました。
オーダーは、「フレッシュハーブでマリネした本日の鮮魚のポワレ」。
で、本日のお魚は、メダイ。
忙しなく小刻みに動く厨房の様子からは、淀みのないフレッシュな覇気が伝わってくるようです。
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まずやってきたのが、「自家製パン」と「15種類の野菜と本日の前菜」。
ころんとして小振りのパンをひと齧りすると、もっちりして澄んだ粉の香りが和ませる。
そして、これで前菜かよ!とツッコミを発したくなる白いお皿。
臆することなく沢山の種類の野菜たちを盛りつけてくれています。
それは一部は素揚げしたり、切り方を変えたりして、食感や歯触り、色合いが華やか。
そして、その底の方から炙って香ばしくした秋刀魚とサラダライスが顔を出すという仕掛けにしばし驚き、ほくそ笑む。
オンナノコがやられちゃいそうな瞬間に、オジサンもやられました(笑)。
秋刀魚にかかっていたタレの如きソースも絡めるようにしながら食べ進むと、気がつけば野菜を沢山採れている、ということになるのだね。
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さて、メインがやってきました。
白皿に描いているのは、皮目をカリリと揚げ焼き的にしたメダイの身を真ん中に据え、手前に杏色のソース、左上にまた別のソース、そして廻りを囲む野菜とハーブたちがつくる構図。
メダイの下には、甘く焼いた玉葱と紫米を交えたようなライスが敷かれています。
なんだか妙に嬉しくなっちゃう、細やかなお皿の仕立てをじっと観る。
身を解さないように皮目を下にひっくり返してからナイフを入れ、ぱくっと。
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皮の香ばしさと白身の甘さ、ローズマリーの香り、そしてソースの酸味や野菜たちの香気などなどがすんなりと一体となって、唸らせる。
いいなぁ、世のオジサンたちもこふいふランチを臆することなくいただくようでなければいけません!(笑)。
するとやっぱり、こっちも気になるじゃんと連日の新富町。
今日の目当ては、Pasta、「大山鶏とキノコのフェデリーニ」であります。
秋刀魚潜めた野菜たち活きいきの前菜に改めて感心して、待ってたお皿。
きのこあれこれに、寄り添う藤色の身は長茄子かフェアリーテイルか。
水っぽいばかりで出汁の感じられないパスタも少なくない中で、乳化したソースに大山鶏の旨味とキノコの風味がしっかりと含まれていて、ほ~、と唸る。
いいなぁ、とふたたびアルデンテをチュルチュル。
やっぱり、こういうランチをオンナノコだけのものにしておいちゃいけないぞ、っと(笑)。
この4月に新富の裏通りにスタートした「クーリ」の拘りは、産地直送の野菜たちをふんだんに。
Webサイトには、"春は山菜、夏は野生のクレソン、秋は山きのこをスタッフ一同で長野まで採りにいく"、とある。
そして、「Coulisクーリ」とはフランス料理用語で、「野菜や果物のピュレ」を云うらしい。
"野菜が持つ素材本来の魅力を充分に引き出した料理を"と謳う想いが、きっとそこにも表現されているのだね。
「Coulis」 中央区新富2-10-10 2F [Map] 03-6228-3288 http://www.coulis23.com/
四条通りから縄手通りの筋を下って、
一本目を左に折れる。
クランクしながらそのまま行けば、
花見小路へと至る裏道。
その裏道にひっそりと佇むのが、祇をん「萬屋」です。
休日は不定休で、早仕舞いすることもあるのか、この店に何度フラレたことか。
呑んだ仕上げにいいに違いないと踏んで、そんな時刻に足を運ぶと既に灯りが落ちていたり、お昼に啜ろうと思って勇んで行ったら休日だったり。
さてさて、「萬屋」といえば「ねぎうどん」。
「ねぎうどん」には幾つか種類があって、油揚げ入りのものを「えびな」と呼び
、おぼろ昆布入りが「よしおか」、とり肉入りが「つのだ」だ。
お願いしていた「ねぎうどん えびな」のどんぶりがやってきました。
ハキハキと小気味いい応対をしてくれるオバチャンが「生姜のってますから」と言葉を添えてくれる。
おろし生姜を解いて召し上がれ、ってことなのでしょう。
まずは蓮華で甘汁をひと啜り。
うむうむ。
箸の先で払うようにおろし生姜を鏤めて、ドンブリの底の方からうどんを引き揚げて啜ります。
細面のうどんは、噛み応えも柔らか。
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シャクっとしながら、独得の甘みをもつ九条ねぎの青々と一緒にまたひと啜り。
うどんよりも葱のボリュームの方が多いのでは?なくらいのたっぷりとした九条ねぎが嬉しい限り。
女性陣にもバッチリとウケそうな、そんなうどんでありますね。
祇園町南側の裏道で、はんなりしたひとときを九条ねぎのうどんと過ごせる「萬屋」。
食べてみてやっぱり、呑んだ仕上げの一杯にもまた相応しい。
21時半がラストオーダーのようですよ。
「萬屋」 京都市東山区花見小路四条下ル二筋目西入ル小松町555-1 [Map] 075-551-3409
定期的に次々とテナントが入れ替わる場所というのもあるもので。
確かその前は、「うり坊」だったところが変わってしまっているなぁと眺めたのも随分前のことになりました。
今のお店は、みやざき地頭鶏「豆竜」。
ランチでも美味しい鶏をいただけるのかな。
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メニュー筆頭で、なぜだか「一番人気?!」と疑問形が添えられた「チキンタルタル南蛮定食」をお願いしました。
衣サクサクとした唐揚げに、たっぷりのタルタルソースがかけられていて、タルタル好きには、それはちょっとズルいじゃん、の仕立て。
ジューシーな鶏の身とタルタルの玉子風味がいい具合に共鳴して、ソソるご飯のおかずに昇華する。
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トンカツをタルタルソースでと思うとちょっと違う気もしてくるけど、チキンカツにはなんら違和感がないのは何故でしょうね。
日を改めて、暑い昼。
暑いのに選んだのは、「じとっこ炭火焼鉄板定食」。
カウンターから硝子で仕切られた厨房を眺めて、へー、炭火の上で転がすように焼くのだなぁと思った瞬間、天井にまで達する火柱が上がった。
俗に云う、ファイヤー!ですね(笑)。
そうして焼き上がった「じとっこ」が、焼けてアチチな鉄鍋に載せられてやってくるという寸法です。
炭火で炙ったせいか、鶏の表面が黒く染まっています。
一応フーフーしてから齧りついたものの、さすが地鶏の身の締まり。
噛み切ろうとハグハグした瞬間に、案の定見事に上顎を火傷することに(泣)。
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柚子胡椒かなんかのっけつつ、齧り噛み切るじとっこは、噛むほどに滋味が滲んでくるのだけれど、いかんせん硬いなぁ。
そのあたりは、裏腹なものなのでしょうね。
みやざき地頭鶏、地鶏・地酒の専門店を謳う「豆竜」。
ただ、みやざき料理の店という訳でもなくって、
例えば岩手県産「岩中豚」のメニューもある。
提灯にあるように、「炭火焼居酒屋」と呼ぶのが正答なのかもしれません。
「豆竜」八丁堀店 中央区八丁堀1-5-2 はごろもビル1F [Map] 03-5541-9944
代々木駅西口から西参道へ向けて下る道。
にぼしラーメンの名が廃る、そんな印象が残る「たけにぼ」を過ぎて、その先の小田急のガードを潜れば、そうそう、ローマピッツァが旨い店「IL PENTITO」だ。
でも今夜の目的地はそこじゃない。
そのちょっと手前にあるカレーハウス「ライオン・シェア」を今宵の止まり木に。
おつまみにと添えてもらった「酢たまご」は、ラーメン店の必需品"煮玉子"ではなくて、"酢"玉子。
ま、そうは云っても、姿は半切した半熟煮玉子なのだけど、その名の通り酸味が利いていて、あっさりとさせつつも玉子のコクの旨さを浮き彫りにするようで、なんとも不思議な美味しさ。
お代わりしようかと思っちゃったもん(笑)。
謂わば、「ライオン・シェア」のスペシャリテの「ドライキーマカリー」を、「ドライキーマカリーのレタス包み」でいただいてみちゃおうという気分になりました。
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大きなお皿に、キーマを収めたボウルと刻んだトマトやアチャール(ピクルスの一種)が載り、サニーレタスがこんもりと盛られてきました。
針生姜とキーマ、トマトにアチャールを纏めるようにレタスの真ん中にのっけて、あとは極力零れ落ちないように包んで、そのままぱくり。
まさにパラパラとしたキーマは、パラパラしつつもしっとりと旨味をそこへ凝縮させたような食べ口で、レタスのシャッキリともいいコンビ。
いいね、いいね。
他にも、「きゅうりのナンプラー漬け」とか「カリフラワーのスパイス炒め」とか「キーマチーズサモサ」とか、何気にセンスを窺わせるサイドメニューが揃っています。
と、そこへ、辛口とあるのでダイジョブカナ?と自問しながら(笑)お願いしていた「ほうれんそうとチキンのカリー」がやってきた。
スープカレーよろしく、カリーの入った鉄鍋的黒い器とライスを盛った白いお皿。
ライスは、三分つきの玄米だという。
カリーの中のチキンを解し、骨を外し、ライスをスプーンで掬ってカリーの海に浸す。
ん?お?おお!やっぱりなかなかにホット~であります(笑)。
玄米のパラパラ加減がいい具合にその辛さを軽くしてくれている。
ああ、でも、旨いねー。
流れる汗や洟水に襲われるのはいつものこと(笑)なので、汗を拭い、鼻を抑えつつ、一心不乱に食べ進む。
チキンの身が甘いほどに感じられ、ハフハフ。
くたっとたっぷりカリーを含んだ菠薐草がまた、しどけなく。
おー、いいーねー(笑)。
ちょっとハヒハヒになっちゃった口の中を宥めようと「自家製チャイアイス」を貰ったら、これがまた泣かせる美味しさ。
チャイのあの、カルダモンかシナモンかの香りが舐めるほどに深~く広がって、はぁ♪ってな感じなんだ(笑)。
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西参道近くで、円いサインにライオンのイラストが見つかったら、
それが「LION SHARE」。
松本のシュプラ(山猫軒)というカレー屋の虜になったことがことの起こり、とWebサイトにある。
店名の「LION SHARE」は、イソップ物語に由来するLion's Share(最大の分け前、旨い汁)からきているのかな、それとも別の意味があるのかな。
時季になったら、「牡蠣カレー」で「カキタベ!」しなくっちゃ、だ。
口関連記事:PIZZERIA ROMANA「IL PENTITO」で自慢薪窯唸るピッツア(05年04月)
「LION SHARE」 渋谷区代々木3-1-7 [Map] 03-3320-9020 http://www.lionshare.jp/
定番的に、都内各所に見つかるようになっている沖縄料理のお店たち。
そんな中の一軒が、三軒茶屋にもあると知ってやってきました。
茶沢通りを北上してしばらく行ったビル地階。
階段の手前に臙脂の暖簾を掲げているのが、琉球料理「古都首里」です。
漆の朱色とともに守礼門から正殿への首里城の景色が一瞬浮かび、宮廷料理もいただけちゃったらいいのにな、なんて期待交じりに階段を辿ります。
まずはやっぱり、オリオンで乾杯を。
早いところで、基本形塩味の「島らっきょ」。
あ、らっきょが苦手でもコレは大丈夫だったりするンだ、よかったよかった。
そう云いいながらシャクっと齧っては、ふたたびオリオンをくぴくぴ。
お品書きのページを捲ったら、お、「宮廷料理」と括った八品があるじゃありませんか。
少量ずつを盛り付けた「おためし五品盛り」から、昆布の炒め物「クーブイリチー」、豚肉を猪に見立てた汁物「イナムドゥチ」、そして炊き込みご飯の「ジューシーセット」まで。
ありそでなさそな「田芋の唐揚げ」は、琉球版大学芋のような表情もみせるけど、ホッコリ具合と甘さが歯切れの良い軽さ。
そして、琉球料理店「山本彩香」で強く印象に残って以来、これを見つけたら注文まずにはいられない、「ドゥルワカシー」。
めくるめく琉球料理の本懐を教えてくれた「山本彩香」は、この8月一杯で閉めてしまうと聞く。
ああ、なんとも寂しいけれど、残念だけれど。
「ドゥルワカシー」は、唐揚げと同じ、田芋(ターンム)の練り物というか和え物というか。
カステラかまぼこ(ここでは玉子かまぼこ)、や豚肉や椎茸を潰した田芋で練り上げた素朴なお品。
石垣で出会った、八重山膳符「こっかーら」のそれも、郷土料理「華穂」のそれも、「辺銀食堂」の「ターンムワカシー」もそれぞれに違っていたことに思い至ります。
泡盛は、今帰仁酒造の「美しき古都」からヘリオス酒造の「琉球美人」へと呑み進みます。
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定番「ラフテー」と一緒に届いたのが、そう、同じ豚さん料理「ミヌダル」。
豚ロースに黒胡麻のペーストで衣に捲いた粋なヤツ。
パサつき感があって、仕上げの精度は「山本彩香」の「ミヌダル」にやや劣る気もするし、形状も違うけど、頑張ってる感じもして、いいな。
ここでグラスを宮古・宮の華酒造の「華翁 古酒」に代えて、ひと味違う定番系「味噌味ゴーヤーチャンプルー」。
うん、こふいふ仕立ても悪くないゾ。
こうなりゃ、最初から気になっていたこれで仕上げてしまおうと、「イカ墨ジューシー」。
あおり烏賊のイカ墨で炊いた軽くもコクのある雑炊だ。
結構満ちていたお腹に意外や、するんと入ってしまうのです。
宮廷料理さえも気軽に手軽に供してくれる、琉球料理「古都首里」。
沖縄中部出身だというホールスタッフの、朗らかさと毛深さに和んだりもして。
お土産にころんと丸いサーターアンダギー用意してくれている、そんな心意気もぷち嬉しいのです。
口関連記事:
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NUCHIGUSHI CUISINE「辺銀食堂」でテツメシコースと島餃子(09年07月)
「古都首里」 世田谷区太子堂2-24-6 ドミー三軒茶屋B1F [Map] 03-5431-3275 http://kotoshuri.com/
これまたお久し振りに、八丁堀古参喫茶店のひとつ「アンバー」でランチ。
スタンド看板にもファサードのテントにも、カラオケパブと謳ってあって、夜にはそんな雰囲気の店へと変貌する模様。
オバチャンとオッチャンが迎えるやや暗がりの店内には、その残滓とも思える空気が漂っています。
煙草販売コーナーのすぐ裏手のテーブルに落ち着いて、なんだっけと、かつての定番メニュー
を探します。
知らないヒトは届いたお皿を見て、え?なに?とちょっとヒクかもしれませんが、
これが「AMBER」の「ピカタ風」。
どろどろとしたトマト系のソースがたっぷりと全面にかけられていて、およそ麺すら見えない。
そして、何故にナイフが添えられているのかというと、このパスタ。
ナイフで切っては食べ、切っては喰らうという、不思議タイプのパスタなのだ。
久々にどれどれとナイフを入れると、思い出に違わぬ断面をみせる。
お好み焼き風と謳うのは、玉子主体の生地で麺を和え、包んで、それをそのまま焼いてしまうから。
そうは云っても、麺を生地にのっける広島焼き風お好み焼きとは随分と違う訳でして、云い得て妙のピカタ風、なんだけどね(笑)。
その、お好み焼き風な生地にぎっしり麺のつまった香ばしき塊に、かかったソースがまた面白い。
トマトの酸味もやや遠くに感じさせるものの、基調はどろっとクリーミー。
その、生地に負けない量感がジャンクな嗜好を喜ばすのですねー。
うー、喰った喰った(笑)。
「アンバー」のメニューには、赤文字リコメンドの品が他にもあって、
店の名を冠しているのが「アンバー風スパゲティ」。
なんだっけ?と説明を読むと、「お醤油としょうが風味」とある。
そうか、Gingerなスパゲティかとニヤつきながらお願いすると、これがなんともシンプルなお皿。
所々に玉葱、ピーマン、ベーコンの欠片が覗くものの、あとは一本調子で生姜風味醤油味で黙々と啜る感じのパスタであります。
この具材がありなら、そのままケチャップ仕立てにする方向でと考えるに、当然「ナポリタン」もあるよねとメニューの上に目線を行き来させるものの、見つからない。
「あら?できるわよ」なんて応えを期待しつつ、オバチャンに「ナポリタン、できません?」と訊くと、
ちょっと意外そうな困った顔をして、
「ナポリタンはやってないのよねー、アラビアータならあるのよー」と仰る。
いや、そーじゃないんだけどなぁー。
このメニュー構成には、ナポリタンがないと画竜点睛を欠くってなもん(笑)だけど、どうしてなんだろうなどと考えながら、「アラビアータ」を啜るのでありました。
10年一日の如く変わらない、そんな気にさせる八丁堀「アンバー」。
これからもきっと、思い出したように「ピカタスパ」をいただきに寄ると思います。
今度は、"琥珀"と店の名をつけたその意味合いを訊いてみようかな。
口関連記事:COFFEE SHOP「AMBER」で スパゲッティーピカタ風他知らぬお皿(03年03月)
「AMBER」 中央区八丁堀2-19-10 [Map] 03-3553-3930
武蔵小山を南北に貫く26号線通り。
駅から北へ進む道沿いにも、ぽつぽつと飲食店が並んでいます。
その中の一軒が、遊食好房「がぶ」。
暗がりの外観に匂わす雰囲気は、どことなく常連が犇めき集うような、そんな敷居の高さをふと思わせます。
エイっとドアを押し開けると、カウンターにはスキンヘッドのお兄ぃさん。
むむむ?っと一瞬思います(笑)が、ご安心ください、大将はそんなに怖いヒトではなさそうです。
「お待ちどーさまですー」。
どんぶりを受け取ってやっぱり、やってくれてるなぁーとしばしそのどんぶりを眺める。
なははははー。
褐色の縁取りで囲んだレアな赤みが艶かしく、その肉片がどんぶりを埋め尽くし、溢れているンだ。
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ホテルの立食かなんかで出されるローストビーフに飛びついて、パサパサに辟易し、噛むに噛めず飲み込むに飲み込めない思いをすることがあるけれど、「がぶ丼」の肉片はそんなヤツとは違って、香り高くも加減よくしっとりとしたレアで、食べ口の歯切れいい。
あっさりめのタレが軽めに利いていて、テンポよく、わしわしと喰らうのが叶う、そんなどんぶりだ。
微かに抱いていた、後半飽きがくるのではという危惧は、ただの杞憂でありました。
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あ、どんぶりの横っ面には、あはは、「なか卯」の刻印があるね(笑)。
そして、「がぶ」の品書き
には、「がぶ丼」以外にも気になるところ、あれこれ。
ということで、改めて武蔵小山に寄り道します。
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「自家製アンチョビ」でワインを舐めながら、眺めるメニュー。
すると、牛肉の「がぶ」ではなく、鶏肉の「がぶ」もある。
早速オーダーしたのが、「ひな鶏のがぶ1/2」です。
奥の厨房から聞こえる囁くような揚げ音を耳にしながら待っていると、「骨まで食べちゃってくださーい」と当のお皿が届きました。
おおお、半切した雛鶏をじっくりと唐揚げしてくれたものに檸檬と塩が添えてある。
慌てて齧り付くと、なはは、上顎をちょっと火傷する。
改めて、ふーふーしてから塩を振り、ふたたびガブっと齧りつく。
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鶏の滋味を真っ向から味わう醍醐味があって、いい。
多少は気になるだろうと思われた骨は、まったくといっていいほどにぱりぽりとそのまま食べれてしまって、それは面白いほどに。
それでいて油っこくないというあたりも、感心どころであります。
仕上げにといただいた「ツブ貝のガールックピラフ」は、コリコリしたツブ貝の食感がアクセント。
でもこれはちょっと油が多かった。
やっぱり仕上げは、黒板メニュー、「がぶ鶏飯」だったかなぁ(笑)。
きっと旨いもんの勘所を本能的に心得ている、そんな気もする食いしん坊な大将の店、「がぶ」。
今度は、「たこのカルパッチョ」でワインを舐めて「ポーク生姜焼」から「がぶ鶏飯」へと至る、そんな流れで愉しみたいな。
「がぶ」 目黒区目黒本町3-7-9 [Map] 03-5722-1766
久し振りに、新川の「大勝軒」に行ってみる。
近くにあったクライアントが移転してから、すっかりご無沙汰しちゃったな。
建物を見上げながら、そう云えば、ここの二階へは上がったことがないなぁと思いつつも、一階のテーブル席に滑り込む。
周囲は酒モードのテーブルと夕餉中のテーブルとが並んだ感じになっていて、二階からは宴会ノリのガハハ笑いが漏れてきます。
レバーをピリ辛いタレで炒めて、どんぶりご飯にのっけて、刻んだ葱をたっぷり鏤めただけのことなンだけど、レバ好きを自認する舌は素直に、イケるじゃん信号を送ってきます。
別の夜には、エビ×エビにしちゃおうと、「海老玉丼」と「海老団子」を一緒にお願いしてみたりする。
そして、「大勝軒」でこれまた人気上位らしいのが、「酸辣麺(すーらーめん)」。
そうそう、築地場内「ふぢの」でも見つかる、酸っぱ辛いスープのラーメンの、そのお仲間。
辛さも酸っぱさもほどよく、掻いた玉子が甘く感じる。
築地「ふぢの」の「酸辣麺」は、かたくりの強いトロミを含め、さすが市場場内の男気を感じさせる仕立てだけど、対してこちらの「酸辣麺」は、あっさりと大人しい。
鶏ガラ系らしきスープそのものに、もっとグッとくるコクがあると歓喜のどんぶりになるのだけどと思うものの、そんなしつこくしない仕立てが「大勝軒」の味わいなのかもしれないな。
大正3年の創業だという、新川「大勝軒」。
厨房を覗き込んで、細面のオヤジさんに訊き確かめる。
以前は、八丁堀(今の「四川食洞」の場所)にあったンですよね。
口関連記事:
柳麺・餃子「あづま」で ほろ酔いで啜るDXラーメンDXの謎純の謎(06年05月)
中華「ふぢの」 で炎天下の酸辣麺とろみはふはふ(05年08月)
中国料理「大勝軒」で 移転後しばらく鳥そばスープの優しさ甘さ(04年06月)
「大勝軒」 中央区新川1-3-4 [Map] 03-3553-1058
八雲の住宅地の中に、
なかなか気の利いた中華レストランがあると聞いた。
岐阜で名のある「開化亭」というレストランの大将、古田さんの下で研鑽を積んだのち、その店を開けた料理人の店だという、「わさ」。
暑い最中、歩いていくのはややシンドイ立地ゆえ、都立大学駅に集合してタクシーに乗る。
タクシーは、目黒通りからするりと自由通りへ折れて、車に乗ってしまえばすぐの距離だ。
自由通りってことは、自由が丘の亀屋万年堂総本店の前をずーーと来れば、ここへ到着するってことになるよね。
自由通りから眺めるお店の外観は、和にも洋にも、そしてバーにもなりそうな、店名や装飾のないシンプルな表情。
「OPEN」と札で示しながら、左手のシャッターをちょっと降ろしているのは、予約で満席ですと示そうとしているのかな。
今夜を取り仕切っていただいたのは、ご存知、大崎さん。
二度目訪問の大崎さんの頭の中には、前回を踏まえた注文戦略が既に練られているので、そこはもうすっかりオマカセしちゃって、ビールをぐいっと(笑)。
ひと品目は、「トマトとビーフンの冷製」。
柔らかい酸味と水っぽくしない濃度のタレにトマトの甘さとビーフンの食感が涼しくて。
今日は出来ますか?とお願いして、早速登場したのが「ピータン豆腐」。
冷奴の上に四つに切ったピータン載せて終りなんて仕立てではありません。
陣取ったカウンターは謂わば、シェフズテーブルで、ペースト状の豆腐で細かく刻んだピータンを挟むようにタルト型に詰める手際が眼前で見て取れる。
結局、豆腐は豆腐、ピータンはピータンになってしまっていた今までのピータン豆腐はなんだったンだ、って感じ(笑)。
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火傷しないかな?とフーフーしながら齧った「帆立とウニの揚げ餃子」を「おほー、そうなるかぁ」と愉しみながらも、目線は中華包丁でこそげるようにされている肉塊から離れない(笑)。
タレにたっぷり浸った「三元豚の自家製叉焼」は、ラーメンに載った煮豚に慣れ過ぎていることにハッとさせられる味わい。
滋味深く、薫り高く、柔過ぎず硬過ぎず。
きっと大崎さんも感じ入るところがあるがゆえの、リクエストなんだろな。
紹興酒をお代わりしたところで迎えたお皿には、「カタクチイワシの山椒風味」。
辛そうでいてそうでもなく、その代わりにバリバリと齧る時の香ばしさ炸裂といったら。
紹興酒が進んで困る、って。
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「ふんわり玉子のチリソース」をぺろぺろ舐めていると(笑)、視界の隅にずらっと並んだ蓮の葉をあしらったお皿たちが映った。
お、いよいよ噂の品のお出ましらしい。
その蓮の葉の上に載っているのは、誰が見ても春巻きに違いない。
ただそれは、蓮の葉の上を泳いでいるようにも見える、そんなフォルム。
そう、これが「開化亭」仕込み、「天然鮎の春捲」だ。
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岐阜・和良川の天然鮎を春巻きの皮で丁寧に閉じ込めた逸品。
揚げ立てをあちちあちちと云いながら蓮の葉で包んでいただきます。
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薄手の春巻きの皮と鮎の身とが離れることなく一体となって、これまた薫り高き大人のお味。
こんな鮎のいただき方があったのですね。
負けずにズルいお皿が「まめフグのソテー 九条ねぎとともに」。
トロトロンとしつつすっきりとしたコク味を周囲を香ばしく焼き包んでいて、そこへ九条葱や生姜の香気が色を添える食べ口。
うーん、ズルい(笑)。
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そこへ、カップのスープ。
思わず遠い目をしてしまう、清んで深~い清湯だ。
メニューに載ってるチャーハンは「葱焼飯」「金華ハム焼飯」「咸魚焼飯」の三種類。
ハムユイのチャーハンも気になるものの、シンプルなヤツがいいよと「葱焼飯」。
これがもう、素直なる絶品。
ネギ好きには堪らない葱の甘さと香りが満載で、かつパラパラ具合に疑いなく。
いいなーと空中を見詰めては、がつがつ喰らってしまうのです。
再びのビーフン料理は、一転海鮮もの。
生の烏賊とボイルした烏賊を使って食感と味わいに変化をつけて、カラスミのフレークが軽快さを加えています。
ここであらかじめ注文いしていた麺がふた品、「担々麺」「汁なし担々麺」。
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飛騨牛の牛脂を生姜などなどと炒めて纏めたそぼろの旨味が威力を利かせていている。
うんうん、お腹が空いているところでもう一度啜りに来たいなー。
トイレから戻るとなぜだか蓮華がふたつ置かれてる。
訊けば、鮎の内臓やひこ鰯の内臓を岐阜・郡上の郡上味噌、醤油・酒などで味を整えたお手製調味ダレだという。
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そのタレでキャベツだけをちゃーっと炒めれば、なはは、粋な一品の出来上がり。
まだ食べれる?と顔を見回して、皆で渡れば怖くない(笑)と「五香粉入り焼き餃子」に「水餃子」。
モチっとした水餃子に挽肉とトマトを黒酢と葱と香草の風味で纏めたたっぷりのタレがよく似合う。
ふへ~、よー食べたなぁとお腹を擦っていると、「デザートはどうします?」。
もう入らないような気はするものの(汗)、ひと口ずつならなんとかということで、端から全部お願いしてしまう。
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「杏仁豆腐」に「マンゴープリン」、そして「五香粉のアイスクリーム」「ライチシャーベット」。
このあたりも、今度また改めて味わいたいなと思います(笑)。
八雲の住宅街にカウンターで魅せる中華レストランは、輪の中に「さ」と書いて「わさ」。
「開化亭」古田大将に心酔し、師事した経緯にも、主人・山下さんのどこか朴訥した人柄が滲んでる。
「季節のおすすめメニュー」も狙って、季節を変えて訪れたい。
秋の上海蟹、冬場の「カキの四川風炒め」も気になります。
大崎さん、ご一緒の皆さん、ありがとーございました。
「わさ」 目黒区八雲3-6-22 [Map] 03-3718-2232 http://wasa.main.jp/
宝町寄りの八丁堀裏通りを歩いていて、
いつもの調子でふと気になる路地へ入ってみる。
すると、その前まで来ないとその存在が判らないお店に出会して、「ほー」と眺めます。
石を層に積んだ化粧の壁にも道端のポストにも、
「Petit Bois」とある。
なんのお店かいなとスタンドサインに近づくと、なるほどステーキハウスのようなメニュー構成。
どなたかのお家の玄関のように閉じた木戸がやや重た気ですが、覗いてみたくなりますね。
まずは、数量限定とある「和牛ハンバーグセット」をお願いしました。
15分くらいお時間掛かりますがよろしいですか、と訊かれ頷いて、後はブルーベリーの塩をちょんとつける野菜スティックを齧りながら、ご主人の所作を眺めます。
パッドからあらかじめ用意していた肉塊を丁寧に取り出し、一旦戻しては思案してまた取り出し、機嫌を尋ねるように鉄板に置き、やや位置をずらしたりする。
覆いを被せ、様子を訊いてはまた閉じる。
「どうかな?」「今だよ~」。
そんなやり取りを鉄板の肉と終えたのか、そのハンバーグと付け合せの野菜を温めた鍋の上に揃えるように載せてくれた。
なんともコロンとして愛らしいフォルムのハンバーグ。
ふたつに割ってみれば、やや粗挽きの肉たちの断面からじるじると汁の零れ落ちてきて、その加減やよろし。
赤いワインを合わせたいような、いやいや断然ご飯がいいような。
もう既に牛スジのスープと一緒にご飯が手元にあるのだもの、
素直に貪り喰えば、えへへ、であります(笑)。
ご主人の所作を眺めてからいただけば、ますます、これで1,000円とはおトクなんじゃないかと思えてくるね。
やっぱりステーキもいただかなくちゃと、再び掘り炬燵カウンター。
ロース、フィレ、そしてサーロインまでの用意がある
ようですが、今日のところは「牛ロースステーキセット」を可愛く100gのレアで。
再びご主人の手際を眺めていると、ぽわっとフランベ。
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そして、さささとナイフをいれてくれます。
うんうん、過ぎない柔らかさと赤身と脂のバランスいい旨味。
ちょっと贅沢なお昼に癒されるひと時、そんな感じ。
ただ、わしわし、ご飯とお肉を交互に食べているだけなのだけど(笑)。
夜ともなれば、鉄板ビストロの顔もみせてくれるという、「プティ・ボワ」。
以前は入船で、ステーキとワインの「一光」という店を営んでいたらしい。
「Petit Bois」は、そのまま訳せば「小さな木」か。
今度お邪魔したら、そこに含んだ意味合いを訊ねてみましょう。
「Petit Bois」 中央区八丁堀2-3-8 [Map] 03-3553-9050
八丁堀から新川へと渡る橋、高橋の近く。
何気なくインド料理「友人」の路地を覗くと、飲食店のものらしきバナーがその先に見えた。
へーなんだろ、と近づくと、古民家に手を入れた的テイストのお食事処。
炉端美酒食堂「炉とマタギ」。
古民家の雰囲気を残しつつという店舗デザインは最近ありがちではあるけれど、ここでもかぁーと思いつつ、
でも、ま、嫌いじゃない(笑)。
ちょっとお邪魔してみましょうね。
炉端食堂と謳うだけに、
カウンターの向こう、キッチンの中央が夏場にはちょっと厳しそうなまさに炉端。
キッチンとカウンターの間にはタイルを貼り込んだエリアが帯状にあって、そこには笊に盛られた野菜たちや幾つものココット、生ハムの原木なんかが置かれていて、臨場感を演出しています。
「マタギの昼めし」
は、和牛ハンバーグから「今週の魚」「本日の丼」までの6種類。
マタギ=ジビエの勝手な連想から、「鹿肉の爆弾刺丼」を選びました。
すると、「今日は鹿でなくて馬なのですが、よろしいですか」と兄さん。
ジビエ感がちょと減退するのでちょっと残念だけど、うー、仕方ありません。
届いたドンブリの中央には温泉玉子。
ぐにぐにっと潰して広げる廻りには、ぶつ切りの馬肉刺と刻んだ胡瓜と沢庵と。
ぐわぐわっと混ぜまぜして、ぐわぐわっと掻き込むようにいただきます。
挽き割りの納豆をタレに合わせてあって、ネバっとしたりシャキシャキとしたり、そこへ馬肉の食べ口が重なったり。
タレが塩辛過ぎたのが難点なんだけど、アイデアはアリだと思うので、工夫次第でスグレどんぶりになっちゃうかもね。
鹿肉だったらまた違うのかな。
八丁堀「如月」の「五色納豆ごはん」や白金「福わうち」の「社長納豆」のジビエ版どんぶりだったりしたら嬉しいかも。
鹿腿肉等々とある「炉とマタギの炉端膳」とか「牛腿肉の燻し肉刺し丼」も気になるだけれど、今度は品書き冒頭の「炉端焼 粗挽き和牛ハンバーグ」。
基本180gで90gずつ追加ができる、という注釈がある。
さらに、照り焼き、ガーリックオニオン、おとしポン酢、味噌マヨネーズ、トマトと5種類ソースの中から好みを選んで欲しいという。
デフォルト180gで味噌マヨネーズをとお願いして待っていると、焼き網の上に棒に巻くつくねのような形状の肉塊が置かれるのが見えた。
様子を見ながらトングでひっくり返し、また様子をみる。
そしてそれを焼けた石を隅に置いた熱々フライパンに載せて、湯掻いた野菜を添える。
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そこへ自らソースをかけるとジュワーッと撥ねる、ということであらかじめ紙ナプキンが配られていたのだけれど、味噌マヨネーズだとあまり撥ねずに肩透かし(笑)。

あ、でも、粗く挽いた肉の旨味を追い掛けるようにその間から肉汁滴って、なかなかいい。
味噌の風味がグイっと味わいを強くしてくれているけど、やや強過ぎる感じもする。
味噌マヨネーズじゃなくて、別のソースを選ぶのがより醍醐味かもしれないな。
冊子になっている品書きの最初のページを読むと、こうある。
「炉」の中で燻る炭。はじめちろちろ、あと豪々。
「狩猟鳥獣」自然の恵みの肉本来の旨味を、
炭と会話する焼き手が芸術のように炭を操り焼き上げます。
八丁堀の路地裏の古民家で、
操る「炉」の炭で「狩猟鳥獣」をさまざまに仕立てるという「炉とマタギ」。
なるほど、お店のロゴマークは、山野と焚き木とマタギの蓑がモチーフか。
新川の「灯ノ番hinoban」の姉妹店と聞けば、なんだか納得です。
口関連記事:
蕎麦「如月」 で五色納豆ごはんと薄緑のせいろ(07年10月)
和食「福わうち」 でうんめぇ酒肴にとろかつ肉じゃがカレー(07年06月)
鉄板焼と酒「灯ノ番 hinoban」で ペントハウスの和牛鉄板ハンバーグ(07年02月)
インド料理 「友人」八丁堀店 でどろ旨のサグプラウンカレー(07年12月)
「炉とマタギ」 中央区八丁堀4-13-7 [Map] 03-3553-3005
浅草線中延駅のA3出口前。
大井町線中延駅への動線にあって、ふらっと何度かお世話になっていた中華「天心」。
どういう訳か、女将さんらしきオバチャンが醸す雰囲気や妙に創作チックが入ったお皿との相性が微妙な感じでありました。
その「天心」の店先に、移転したとの貼紙が貼られたのはいつのことだったかな。
移転先を試しにお邪魔してみても、印象があまり変わらないのが面白かった。
ところが、閉めたままだった旧店舗が、何故か何事もなかったかのようにそのまま営業を始めているのを何度も横目で見ていました。
改めて、どういうことなのだろうと立ち止まると、どうやら店構えはそのままに「担々麺」の専門店として、営業を再開したということらしい。
例のオバチャンは新しい店の方にいるので、店名ごと居抜き、みたいな可能性もあるかも。
以前はあったか、なかったか、右手の券売機でポチと購入したのは、「担々麺」(チケットの表記は坦々麺)と「煮玉子」。
うん、決して不味いということではないのだけれど、なんというかグッとくるものがないまま淡々と啜っちゃう感じ。
もっと胡麻ペーストたっぷりにしたらどうかなぁとか、もっと花山椒利かせたバージョンにしちゃう手はどうかなぁとか、麺は加水の少ないタイプがいいのになぁとか、食べ終えて腕組みしたりして(笑)。
夏季限定の冷たい担々麺もあるということで、再び別の夜。
今夜も客は他になく、ちょと寂しい。
「冷し坦々麺」は、意図的にか、ほぼ円錐形の盛り付け。
トップのそぼろな感じの肉味噌や刻み葱たちを崩し、モヤシともども底を上へと麺をひっくり返して、底に溜まった香辣油で和えるようにする。
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四川花椒がふんと香って、でも辛さはほどほど。
うーん、今回も悪くはないのに、どうしたら「おー!」と思わせる冷やし担々麺になるか考えてしまう。
まずは、麺からかなぁ。
中国家常酒家「天心」の跡地で営む、姉妹店・麺「天心」。
麺専門店として、看板くらい架け替えればいいのにと思うのは、余計なお世話でしょうか。
口関連記事:
中国家常酒家「天心」で ten-shin風汁無し坦々麺の摩訶不思議(06年09月)
中国家常酒家「天心」で 広島県産大牡蠣のピリカラ炒め四川風(07年03月)
「天心」 品川区中延4-6-2 [Map] 03-5498-1630
'12/01/31(火)by:まさぴ。さん
Re:匿名さま
口パスタ「AMBER」で ナイフ手に喰らうお好み焼き的ピカタ風スパシャッター閉まったままになちゃいましたね…。
「かんかん」のオヤジさんとおよそ同世代の。
そっか、明太子スパの味、憶えてなくって、でも食べれないのですね。
'12/01/27(金)by:匿名さん
私は明太子スパが大好きでした・・・
もう食べることができないのがとても残念です。
合掌
口 COFFEE「びーんず」で 鉄板と玉子とウインナ名古屋式ナポリタン'12/01/25(水)by:まさぴ。さん
Re:TONさま
口 COFFEE「びーんず」で 鉄板と玉子とウインナ名古屋式ナポリタンどもです~♪
この伏見のふるーい地下街、名古屋でも知らないヒト結構いるよな気がします。
おお、名古屋式かと思っていたイタリアンは、三重式だったのですね。
そこから名古屋や岐阜に伝播していったと。なるほど。
また、岐阜ならではのモノ、いただきにあがりたいですー。
'12/01/25(水)by:TONさん
ご無沙汰しております。
口 おでん「松田」で 扉の中の屋台のおでん燗酒ふき牛すじちくわぶ俄か名古屋人の私なのでこの地下街には行ったことないですね~^^;鉄板、玉子のイタリアンの発祥は以外にも三重県と聞いた事あります(地元テレビで昔追跡してました)。私は岐阜っ子なので岐阜だとずっと思っていましたが。。。
'12/01/23(月)by:まさぴ。さん
Re:おまつさま
口 COFFEE「びーんず」で 鉄板と玉子とウインナ名古屋式ナポリタン路上で営業できなくなって、扉の中に入れられちゃった屋台って、全国規模で考えたら相当数あるのかもしれないね。
路上が本来のステージなのにと思ったり、屋内でもいいじゃんと想ったり…。
浅草で屋台見付けたら知らせてね(笑)。
'12/01/23(月)by:まさぴ。さん
Re:ぽんちゃんさま
口 おでん「松田」で 扉の中の屋台のおでん燗酒ふき牛すじちくわぶどうやらこの地下街、さすがに手を入れたらしく。以前はもっと暗ったい感じがしてた気がしますもの。
あはは、床屋にチケショにも。御用達だったのですね。
'12/01/23(月)by:おまつさん
屋内にある屋台って、
ドラマのセットみたいけど、非日常感がいいね。
昔、三軒茶屋や根津か千駄木でそんな
スタイルの店につれていってもらいサプライズ
でした。
茅場町の貝を食べさせてくれる店もそんな感じ
だったな~。
浅草辺りにあってもいいよな。
口 COFFEE「びーんず」で 鉄板と玉子とウインナ名古屋式ナポリタン'12/01/21(土)by:ぽんちゃんさん
コーヒーショップ “ び~んず ” 錦店
口 おでん「松田」で 扉の中の屋台のおでん燗酒ふき牛すじちくわぶ↑
なっ懐かしいですぅ・・・!
この 『 ナポリタン 』 も食べたような記憶が?
◇
※この地下街は~もっと汚たなかったイメージですが?
※近くの “ 1000円床屋さん ” にも通ってました。
※新幹線のディスカウントチケットも近所で買ってました。
'12/01/18(水)by:まさぴ。さん
Re:seppさま
口 おでん「松田」で 扉の中の屋台のおでん燗酒ふき牛すじちくわぶ博多の屋台は、親族にしか譲渡できないみたいです。
現地には現地の事情があるとは知ってても、切なくも勿体ないと思ってしまう。
溝ノ口駅前の激変振り、びっくりでしたね〜。
元同僚の食堂は再開発でなくなった、なんてこともありました。
おでん屋ならではの一杯は意外と大盛りで、おでん食べ過ぎた!となんだか逆さまなことにf^_^;) 。
'12/01/17(火)by:seppさん
路上での許可が難しい日本、我が母校のある溝の口周辺もすっかり様変わりしてしまい、屋台は難しい様ですね。
おでんの海もとってもうらやましいですが、〆のそうめんが何とも良い感じ。実にゆる~い美味しさを表してますね~(笑)。