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ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


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2005年7月アーカイブ

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口創作炭火厨房「十九家」所沢店 で鱧の天ぷら炙りサーモン刺身

tokuya.jpgチェーン店系居酒屋の出店目覚しいプロペ通り。
ビル地階にある「十九家」も、そのネーミング、掘り炬燵式の個室を配した造りなどから、如何にものチェーン店ぽさが匂います。
ビールを干しつつ、別刷りのお薦めメニューから「日向鶏とねぎのおろし煮」や「ごちゃまぜサラダ」「鱧の天ぷら」、定番メニューから「ノルウェー産 炙りサーモン刺身」「長芋わさび漬け」などなどをいただきます。

焼酎は、黒糖の「里の曙」で。
tokuya02.jpgtokuya03.jpgtokuya04.jpg
小料理屋のカウンターで出されたら、ふむふむと云いながら一品一品それなりにありがたくいただけそうなお皿たちも(笑)、大量仕入れによる食材をマニュアルに沿って作ったものかと思うと、そのありがたみが半減してしまうのは仕方のないことだよね。
「十九家」は、「一休」という居酒屋の別ブランドで、大塚、武蔵境、八王子、所沢、川越、朝霞の6店舗を展開しているそうです。


「十九家」所沢店 所沢市日吉町9-20 04-2921-1981 http://www.193.co.jp/

column/01587

口BAR「SORRENTO」 でエーテルビールから仙台余市白洲へと

sorrento.jpg
木製の厚手なドアを押し開く。
落ちた照度中に浮かぶ骨太な天板と壁面を飾る煉瓦が印象的です。
新参者たちは、右手のカウンター席へ。
席に着くなり、ひとりひとり伝票に名前を書かされる。
会計が混乱しないようにということらしいけど、名前を訊いて店のスタッフが書き込む方がスマートだね。

まずは目当てのYEBISU「エーテルピルス」をいただく。
すっきりとした呑み口のあとからホップの苦味と香りが滲みて楽しい。樽でしか流通していないそうなので、なかなか飲めない代物だ。

食事とのセットメニューを組んでもらっているようで、サラダやミートパイ、棒々鶏風のプレートなどがサービスされてくる。
ビールを終えて、さてとカウンターバックに目を右左させると「余市」の隣のNikka「仙台12Y」のボトルに目が留まる。
これ、意外に旨い。
お陰で「余市」「白州12Y」、さらに、ドライでスモーキーなシングルカスクの「THE CASK of HAKUSHU」をいただいてしまう。
スコットランドものばかりになりがちだけれど、たまには日本のシングルモルトも悪くないな。レアものの1杯を呑りに、また寄ってみよう。


「SORRENTO」 中央区銀座8-5-5コラムビルB1 03-3573-0577 http://www.f3.dion.ne.jp/~sorrento/

column/01586

口とんかつ「八千代」 で一直線に食べたいチャーシューエッグ

yachiyo2.jpg
じりじりとする酷暑の中、6号館の寿司店には相変わらずの空席待ちの列。
旅行者らしい白人のカップルも汗を流しながらじっと待っていた。
暑さと湿気と所々に漂う生臭さ、不可思議な行列、そして走り抜けるターレと、アジアンなマーケットを異国情緒を思い出のひとつに刻んでいるのかもしれないね。

お隣の「八千代」で「チャーシューエッグ」をいただきます。
あれ、エッジがきりりとして厚みの良く分かるチャーシューを脳裏に描いていたのに、どゆ訳か煮崩れ系がきてしまった。ま、いっか。yachiyo2_01.jpg目玉焼きの一片とともにチャーシューを食む。
ジュンとして、強めの味付けでガッツリとご飯が進みます。
切ないのは、裏側に盛られたサラダや別皿のお新香などを挟みつつとしているのに、最後には飽きてきてしまうこと。
うう~ん、一直線に食べ切れる若さが欲しい、かも(笑)。


「八千代」 中央区築地5-2-1 魚がし横丁6号館 03-3547-6762

column/01497再会

口肉料理「入きん」 で贅沢な滋味満ちる肉エキス味わうカレー皿

irikin.jpg
地階への階段が導く行燈、そして木彫りの表札には割烹のような店名「入きん」。
ところがドアを押し開いたその先には、高原ホテルのレストランを思わせる静謐なダイニングが佇んでいました。
ゆったりと配されたテーブルに畏まって、「お昼の、セットメニュー」から目当ての「カレー定食」をお願いしました。

深みのある色合いのさらさらとしたスープ状のカレーにライスを寄せて口に運ぶ。irikin01.jpgはぁ~、うまひ。
贅沢な滋味がそのさらさらの中に十二分に満たされているんだ。固めに炊かれたご飯もいい。
浮かんだお肉は、脂の少ない部位にもかかわずスプーンですっと切れてしまいます。
肩ロース、リブロースなどそれぞれ違う部位を使った3片だというから楽しいね。


残ったソースが勿体なくて、バゲットありませんか、と我が侭を云ってしまったら、意を得たりとオーブンで温めたバゲットを添えてくれる。
舐めたようにソースを掬ってしまったお皿がちょっぴり恥ずかしい。

そして、程よい辛さに「ココナッツのシャーベット」の甘さが優しいんだ。


ホスピタリティ溢れるサービスとともに味わう、松坂牛などの厳選されたステーキをメインにしたコース料理がこちらの本懐。夜にまたお邪魔したい。

 
「入きん」 中央区銀座3-12-19里垣建物B1F 03-5565-0252

column/01585

口Trattoria「Baffo」 でスパゲティ牛肉とキノコのオイル和え

baffo.jpg 
マガジンハウスの裏手路地にあるトラットリア「Baffo」。
毎朝オーナーシェフ自らが築地で仕入れる魚介類を使ったアラカルト、そして薪窯焼き料理が特筆されるという。
でもPRANZOの記された黒板には、その片鱗が余りみられないのが、ちと残念か。

素直に「スパゲティ 牛肉とキノコのオイル和え」をいただきました。
牛肉、キノコよりもグリーンピースが目立つ外観も、しっかり乳化したオイルソースが悪くない。baffo01.jpgガッツリ食べたい男子諸兄には物足りなくも、OLウケはいいかもしれないね。
店内を見渡せば、やはり女性客が大半を占める。髭が似合い、雰囲気をもったシェフのファンも多いのかな?


「Baffo」 中央区銀座3-12-5 アサショウビルB1F 03-5565-6139 
http://www.baffo-96.com/

column/01583

口Live House「BACK IN TOWN」 で懐かしの濱田金吾の曲たち

bit.jpg地震の影響で止まった地下鉄を迂回しつつ、
辿り着いた曙橋。
靖国通り沿いに少し新宿方向へ進んだところにあるのがライブハウス「Back In Town」です。
キャンセル待ちで滑り込んだ濱田金吾のライブ。
今はなき「新宿ルイード」以来、およそ20年振りになろうことに気づいて一瞬愕然となるも、懐かしさが募って楽しみだ。

久し振りに目にする金吾は、肩の力の抜けた洒脱具合がいい感じで、聴きたかった曲たちが次から次へと繰り出されて大満足。
バックにはかの松下誠、山田秀俊と聴かせるメンバーが力強い。
客筋の年齢層が相当に高いのには苦笑いだけれど、それだけコアなファンが集っているってことだね。
ロックグラスをぶら下げながら、声を出さないように口ずさむ。
今聴いても古くないのが、妬ましくもカッコいい。


「BACK IN TOWN」 新宿区住吉町3ー2第2山田ビルB1 03-3353-4655 http://homepage3.nifty.com/backintown/

column/01581

口中華そば「すずらん」 で鶏白湯出会えず味噌チャーシューメン

suzuran.jpg金曜日限定だという「鶏白湯の地養鶏チャーシュー麺」をやっつけようと、渋谷警察署の裏手へ。
そこそこ混み合うコの字カウンターの中央に陣取って、卓上の品書きに目当てのメニューを探すと、そこにはない。
挙動不審に周囲をきょろきょろして、背中越しの壁にそれを見つけて指差すと、店員が飛んできて、特別に別鍋で作るそのメニューは数量限定で昼には終わってしまうんだそう。

そ、そうでしたか~。
改めて品書きを見ると、どうやら味噌ラーメンがメインらしい。
ならばと「味噌チャーシューメン」を所望しました。
suzuran01.jpgう~ん、煮豚もスープもそして麺も極々普通の、懐かしくさえあるラーメンだ。
鶏白湯スープ、地養鶏チャーシューへのデッカイ期待をちょっぴり萎ませる、切ない夜となりました。


「すずらん」 渋谷区渋谷3-7-5 大石ビル1F 03-3499-0434

column/01579

口うなぎ「ひょうたん屋」一丁目店 で醍醐味な蒸さない鰻

hyotan.jpg今日は食べるぞと、いそいそと炎天下の並木通りを「ひょうたん屋」へ向かう。
まだ空席待ちがないのに安堵して、焼台の前の席へと滑り込みました。
お昼のみの「並」、そして「中」「上」「特上」とある中から、「中!」とおばちゃんに声を掛けます。
目の前のトレーには、焼きを待つ串に刺された鰻たち。煙を上げながら次々と焼き上げられていきます。

あれ?。そう云えば蒸してる様子がない。
江戸前の鰻といえば、焼きと蒸しを併用して仕上げるのが一般的とされているけれど、こちらではどうやらその"蒸す"工程は施さない仕様のようだ。

お隣のしっかり左右から蒲焼がはみ出した「特上」を横目にしつつ、「中」のお重を受け取りました。hyotan01.jpg山椒をちょっと振ってから、箸で千切った身を食む。
おっ。蒸し上げてふんわり柔らかいよりも、しっかりとした鰻の身の醍醐味を味わえるようで、また香ばしさが際立ち、美味しい。
東で捕れる鰻が西の鰻に比べて皮目が堅いために蒸すようになってるようだけど、こうしてみると蒸さない方が断然いい感じ。鰻そのものの選別もそのように配慮されているのでしょう。
甘くなくさらりとしつつ旨味を孕んだタレも、そしてご飯も、いいね。

お愛想を済ませて外にでると、やはり10人越えの空席待ちの列ができていました。


口関連記事:うなぎ「ひょうたん屋」6丁目店の「うな丼」


「ひょうたん屋」 中央区銀座1-5-13 03-3561-5615

column/01582

口旬の味「よしひろ」 でヘルシーランチはトマトのカレーにミニおでん

yoshihiro.jpg鰻の「ひょうたん屋」を目指すも、なんと10人近い列が鰻を焼く煙に巻かれている。
そろそろ土用丑の日、出遅れですね。
あっさり諦めて、「卯波」のある路地へ。
この蒸し暑い日に、おでん、はないよなぁと「よしひろ」の前を通り過ぎようとすると、店先に提げられたパネルに「ヘルシーランチ550円」とある。
見ればトマトのカレーにミニおでんがセットされているらしい。
銀座で550円ランチとはお値打ちかも。

賑やかに暖簾を潜っていくOLさんたちに連なって、カウンターの空席に収まってみました。

どう考えても、おでんとカレーを交互に食べる気にはなれず、とりあえず澄んだ出汁に浮かぶおでんを平らげます。
大根に滲みた鰹出汁は上品で悪くはないが、酒のアテとしては、どうかとも思う。yoshihiro01.jpg一方、話題に上るポトフ風の「とまとのおでん」からの連想も誘うトマトのカレーは、トマトの酸味が広がるスープ仕立て。ヘルシーと謳うその所以は、トマト、人参のみを使ったシンプルな構成からか。


一般的なおでんをセットするのを止めて、思い切って「とまとおでん」を添えてみたりすると、よりストイックなヘルシーランチとなって、OLウケするような気もするのですが、いかがでしょうか。


「よしひろ」 中央区銀座1-5-14 03-5250-0058

column/01578

口食堂「江戸川」 で甘さ広がる白いか炙った嘴河岸情緒

edogawa.jpgお隣の「大和寿司」の行列を尻目に「江戸川」の暖簾を払います。
入ってすぐの丸椅子に腰掛けて、やっぱり「まぐろブツ」かなと正面にある写真入りの品書きをみていたら、ちょうどのそのまぐろブツの写真の上に、「本日売切」と書かれた小さな札が貼られてしまった。
えっ。売り切れ?
しかもそんなタイミングで(泣笑)。

泣き顔のままお薦めを聞いてみると、今日は「白いか」があると云う。
すっかりお刺身モードなので、その「白いか」にご飯味噌汁、「おろし和え」を添えてもらいます。


最初に、小皿に炙った嘴がだされる。
続いてくる皿には透明感のある烏賊の身がたっぷりとボイルされたゲソ。edogawa01.jpg注文を受けてから一杯まるまるを、さばき、炙り、湯掻いて出してくれているということなのですね。
添えて食べていた粉わさびを止めてみると、より素直に烏賊の甘さが広がって、いい。

ふと見た隣のオッサンは、ビールを飲みつつ、ラーメンを啜りつつ、牛丼も食べている。
いやはや河岸の男はやっぱり豪快だね。


「江戸川」 中央区築地5-2-1 魚がし横丁6号館 03-3541-2167

column/01577

口牛料理「牛幸」本店 で牛みそしゃぶグラグラどぶどぶうまうま

ushiko.jpg初めて訪れた際には、出遅れて空席を待つ状況に驚いて遠慮した経緯がありました。
ちょっと足を早めたこの日は、すんなりと一階の絨毯の敷かれたテーブル席へ。
和洋折衷の落ち着いた佇まいです。
サービスランチ筆頭の「牛みそしゃぶ」を追加肉つきでお願いしました。


テーブル中央のガス台に土鍋が持ち込まれ、蓋を外すとそこには赤味噌をメインとした味噌仕立てのドロリとした汁が張られていました。
グラグラとしたところで、大将から「どうぞ」の合図。
ロースかと思われるサシの少ない大判の薄切り肉を、そのグラグラにしゃぶしゃぶして、いただく。
味噌煮込みうどんよりも濃度を感じる味噌味に続いて、柔らかい肉の滋味が伝わる。ushiko01.jpgんー、旨いじゃん。強い味にご飯が進むじゃん。
割下を注してくれるわけでもないので、汁がどんどん濃度を増して、後半はしゃぶしゃぶというよりは、どぷどぷ、という感じ(笑)。
ご飯をお代わりしてすっかり平らげてうまうまうに満足だけど、あとで喉が渇きそうだ。


脂身の少ない肉をしゃぶしゃぶにしようとした発想は楽しい。
蕩けるような霜降り肉よりも身のしっかりと滋味溢れる肉をよしとしているようにもお見受けします。


「牛幸」本店 
中央区新川1-9-8[Map] 03-3551-8980 http://www.ushikou-honten.co.jp/

column/01576

口炙焼きダイニング「京都 ゆるり」 でマーケがこそばゆい炭火炙り

yururi.jpg半ばシャレ雑じりに、そしてこの暑い日にチャンコのお店は混んでないだろうと「Chanko Dining 若」を訪ねると、あろうことか21時過ぎだというのに入口のホールに空席待ちがある。あれれ。話題性と意外に安いという噂が集客させているのでしょうか。
あっさりと諦めて、同じビル8階の「ゆるり」にお邪魔です。
和風モダンのインテリアに、落とし気味の照明、掘りごたつ形式の席、色々な食材の炙り焼き、そしておばんざい、とマーケティング結果の寄せ集めのようなお店の構造に、こそばゆくプチ苦笑い。

とりあえず「出し巻き玉子」「白魚と地鶏卵 玉子とじ」「とようけ屋 三彩寄せ豆腐」などをお供にビールを干す。
yururi03.jpgyururi06.jpg
みどり豆の豆腐がいいね。

芋焼酎 鉄幹(てっかん)黒に切り替えて、テーブル中央に持ち込まれた、真っ赤に加熱された炭で炙るのは、「自家製つくね 梅ちり酢添え」「白金豚ロースと引き立てヒマラヤ岩塩」に、
yururi02.jpgyururi04.jpg
「白金豚 舌味噌漬け」「大和芋の炙り 雲丹醤油」「万願寺唐辛子 」「ほたる烏賊の一夜干し」「穴子の一夜干し」などなど。一夜干しされて旨味の詰まった肉厚の穴子を焦げ目がつくまでジジと炙っていただくってのも、いい。
がんもどき「とようけ屋 ひろうす」もあり。


「ゆるり」とは、京都・美山町の方言で「いろり囲炉裏」を指すそう。
そして、寛ぐ様、ゆっくりした様を表す「緩り」にも掛けた店名のようです。


「京都 ゆるり」 中央区銀座5-9-5 チアーズ銀座7F・8F 03-5537-3450 http://www.oxc.co.jp/

column/01575

口中国四川料理「銀座 芝蘭」 で噴く汗清々しき汁なし坦々面

chiran.jpg
金春通り沿いのビル2階。
開店間もない四川のお店「銀座 芝蘭」に寄りました。
"芝蘭"と書いて"Chiran"と読むようです。
フロアの中央には裕に10名以上座れそうな大きなテーブルが鎮座。
左手に2室のコンパートメントがありますが、総じて遮るもののないオープンな印象の店内です。

早速、目当ての「汁なし坦々面」(お品書きで「坦々面」となってる)をお願いしました。

フロアの隅にサービスコーナーと称するテーブルがあって、ライスや杏仁豆腐、ウーロン茶などをサラダバー・ドリンクバーよろしく自由にいただけるようだ。
待つ間もなく、「汁なし坦々面」がやってきました。意外に小さなどんぶりだね。chiran01.jpg少し太めのビーフンのような白っぽい麺。
底の方からひっくり返すようにすると、赤黒いタレが絡んできます。やっぱり辛そうだ。
様子を窺うように、啜ってみます。
一瞬噎せそうになるも痛いほどに辛いということでもない。

でもね、その麺を啜りながらご飯をパクつくという、ちと妙な構図になってしまった。
食べ進むうちに汗が噴き出してきても何故か清々しく、テンションが上がってくる。
ご飯をお代わりして、そこにどんぶりの底の赤い残滓をぶっかけてかき込むという暴挙に出てしまう。ふう~。

ああ、杏仁豆腐の甘さが優しい(笑)。
けど、不思議と満足なのは、辛いものの醍醐味が少しは覗けてきたってことかな。

隣のオヤジが食べていた「四川麻婆豆腐」も旨そう&辛そうだ。

「看板メニュー」と題された品書きには、「土鍋入りフレッシュうさぎ肉」「大評判特製黒豚チャーシュー」「刺身用エビの揚げ炒め 山椒香草風味」などなど、堪らん感じのラインナップが並ぶ。
特級厨師が振る舞うというこちらの本懐は、夜に来ないと分からないのかもしれないね。


「銀座 芝蘭」 中央区銀座7-8-15 銀座新橋会館2F 03-3573-0301

column/01574

口うどん処「硯家」本店 で意表をつく冷やしカレーうどん

suzuriya.jpg
最近久々に戴いた茅場町「藪平」の「冷たいカレーそば」の余韻を脳裏に残したまま、炎天下の池袋東通りを進む。
左に折れた路地に佇むうどん処「硯家」にお邪魔です。
壁に貼られた手書きメニューから、季節限定という「冷やしカレーうどん」を大盛りで お願いしました。端から"つけざる"的なカレーうどんを勝手に想像していたもので、届いたお皿を見て意表を突かれた表情になってしまいました。

お皿に盛ったうどんに挽肉のカレーソースが回しかけられて、そこに浅葱が載せられているのです。suzuriya01.jpg箸で数本を引き揚げようとすると、他の沢山のうどんが纏わり付いてくる。無理に引っ張ろうとすると、カレーを服に飛ばしてしまいそうで怖い。食べ難いぞぃ。
もちっとしたうどんで悪くはないかと思っていた麺が、次第にねちゃねちゃとした印象になってきちゃった。
カレーはというと、ヒリっとした辛さはあるものの、そのうどんの質感に完全に負けてしまっているよね。う~ん。
翻って、"そば屋のカレー"の魅力を再認識してしまうこととなりました。


「硯家」本店 豊島区南池袋2-12-10 豊ビル1F 03-3980-1451

column/01573

口和食・定食「かとう」 で地金目鯛煮魚修行足らず目玉食べれず

katou.jpg
店先の、「本日のおすすめ定食」の品書きを見ながら棒立ちになってしまった。
迷うよな~。
甘鯛の西京焼きやカレイ煮も旨そうだし、舌平目のバター焼きなんてのもあるし、もう新さんまが出ていたりもする。
迷ったまま、暖簾を潜り丸椅子に腰掛けて目に留まったそれに決めました。

銚子産だという「地金目鯛煮魚」。白いお皿に橙から臙脂色のグラデーションを見せる頭側の半身が載せられてやってきました。katou01.jpg皮ごと白身を解して、醤油色の濃い煮汁にちょんとつけ、いただきます。
して、ご飯をかっこむの繰り返し。
いいね~。
ところが頭側なので当然のことながら、大半が頭なので、その白身はあっという間に綺麗になくなってしまった。
ふと鮪のカブト焼きの目の裏肉のことが脳裏を過ぎって、目玉を凝視する。レアレアだ。
目の玉ってこんなにも煮えないものなんだろうか。その目玉をやおら残酷に穿り返して裏側のゼラチン状あたりを食べてみる。
あ。
独特な生っぽさに、敢え無く降参。まだまだ修行が足りません(汗)。


「かとう」 中央区築地5-2-1 築地卸売市場魚がし横丁8号館 03-3547-6703

column/01571


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