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ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


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2005年4月アーカイブ

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口海の幸フランス料理「ヌキテパ」 で土のジュレと西瓜ショート

nequittezpas.jpg
ソニー通りから清泉女子大方向へ折れた住宅地の一角、ハンバーガーの「フランクリン・アベニュー」のお隣にあるのが、かの「ヌキテパ」です。
予約の時間丁度に到着、中央のテーブルへと案内されました。
まだ暮れきらない初夏の明るさがサンルームの設えの店内に注がれています。

まずは、球状に刳り貫いたスイカを浮かべたスパークリングワインを。nequittezpas02.jpg大のスイカ好きのシェフお薦めの食前酒。
ワインリストの表紙廻りや壁の絵には大きくスイカが描かれているし、中ほどに大振りなスイカが鎮座しているのです。

nequittezpas03.jpg続いてスプーンに何やら黒っぽいゼラチン状のものが載せられてきました。
なんと野菜の根なのどについていた"土"を使ったジュレだという。
恐る恐る口に運ぶと、やはりそれそのものには味がなく、時折ジャリっとする。
ん~、これは微妙だ。田辺ワールド奥深し。

添えるワインは、98年の「ブルゴーニュ ルージュ」。ピノの円やかな味わいと香りが楽しめます。

漁師風サラダnequittezpas04.jpgは、花を添えた大根と伊勢海老。千枚漬のようでもあり。
nequittezpas05.jpgそこへ真っ黒な蛤が届く。「地ハマグリの炭火焼き」だ。
蝶番の脇からナイフを差し込んで捻るとパカッと開くようにしてある。
熱々をハフハフといただくと、磯の香りとともに凝縮した旨味が広がります。

「イセエビの冷たいビスク」nequittezpas06.jpgは、焼いた伊勢海老の香ばしさと味噌の濃厚な味わいが楽しめる冷製スープだ。


三崎の海産物を重用している「ヌキテパ」のメインであるところの今日の魚は、鯛とイサキのポワレ。nequittezpas07.jpg微かに甘みを加える調味がされていました。


そしてデザートに「スイカのショートケーキ」。nequittezpas08.jpgなんと、スイカの厚切りがそのまま使われています。
そうくるか~、とその洒落っ気とも受け取れる着想に驚かされます。


「ヌキテパ」の田辺シェフは、元ランキングボクサーで、30歳を前にして料理の世界に身を投じた、らしい。骨太で朴訥とした風貌の印象とリンクするように、野趣に富んだ皿が多いように映ります。それにしても、スイカ、お好きなんですね。
印象的な響きの店名「ヌキテパ」は、「しばらくお待ちください」といった意味だそうです。



「ヌキテパ」 
品川区東五反田3-15-19[Map] 03-3442-2382

column/01479

口麺処「夢乃屋」で 白醤油の雅もうひと味欲しい黄金色スープ

yumenoya.jpg玉川高島屋の裏手に「柳小路」というフーズエリアが展開していました。
その東角に暖簾を掲げていたのが麺処「夢乃屋」。
甲府でラーメン店を営む店主が、一躍東京へ進出してきたということらしい。
白醤油を使っているという「雅」を大盛りでお願いしました。
一見澄んでいるようでその実、旨味を纏った脂を含んでいそうな黄金色のスープです。
レンゲでそのスープを啜ってみる。

う~ん、鶏ベースと思われるスープには繊細で重層的な工夫を感じるものの、
ただただもうひと味ほしいなあとも思う。yumenoya01.jpgトッピングされていた削り節と一緒に麺を啜ったら、薄い経木を口にしてしまったような食感でこれはよろしくない。
粉末のトッピングはありだと思うけど、削り節のトッピングは余計だと思う。
それで旨味を補おうということでもないだろうしね。
自家製と思しきストレート麺はシャッキリとしつつよくスープを絡めるので、○です。


「夢乃屋」 世田谷区玉川3-11-1 柳小路東角1F [Map] 03-5717-9211

column/01478

口洋食「ヤナギヤ」で 松阪牛のハンバーグ大事に包む肉の旨さ

yanagiya.jpg洋食「ヤナギヤ」は、武蔵小山駅の北側、補助26号線沿いにあります。
カウンターとテーブル席を合わせて20席ほど。
洋食屋さんらしい佇まいをみせていました。
カウンターの中央に収まって、メニューを斜め読み。
やはり、と端から目当ての「松阪牛のハンバーグ」2,000円也をお願いしました。
カウンターの奥には、初老の客人がひとり。
リタイアした後、ここに足繁く通う常連さんなんでしょうか。

厨房側からスーッと滑らすようにプレートが届きました。
肉厚かつ端正な形状のハンバーグにナイフを刺し込むと、切り口からジワジワと遠慮がちに肉汁が沁みてきます。yanagiya01.jpgソースを絡めて口に運ぶ。
溢れんばかりの肉汁とともに楽しむというよりは、肉そのものの旨さを大事に内包している印象だ。
100時間も煮込むという評判のドミグラスソースは特段主張してはきません。
それが、肉の味をストレートに味あわせんがための処置だとすれば、なかなかに心憎いところです。
できれば、味噌汁ではなくて、ちょっぴり気の利いたスープを添えてくれると嬉しいな。


「ヤナギヤ」 目黒区目黒本町3-5-15 [Map] 03-3712-4184 [閉店]

column/01476

口純廣東料理「慶楽」で 話題の上湯炒飯塩梅のよくなる頃

keiraku.jpg「日比谷映画」「みゆき座」も閉館し、閉鎖された飲食店が散見されて、黄昏を感じさせる日比谷のガード脇にある「慶楽」へ。
創業昭和25年というなかなかの老舗だそうですが、店全体から草臥れた印象を感じさせるのは、経年という理由からだけでしょうか。
マスコミでも話題の品だという、
「上湯炒飯」をいただきます。

まずはスープだけを掬って啜ってみる。
鶏がら中心のスープは、一定のコクも風味も感じさせない、浅い味わい。
熱々なのはいいけどね。keiraku01.jpg炒飯の塩分と混ぜ合わさると丁度いいように加減されているのかもと、
スープを動かしてからまたひと口。
確かに塩梅よくなって、奥行きが生まれてきた。
恐らくは、お酒と一緒に広東料理を楽しんだ後の〆に、サラサラといただくのが一番合うようにも思います。


「慶楽」 千代田区有楽町1-2-8 慶楽ビル [Map] 03-3580-1948

column/01476

口焼鳥「とり健」本店で たれ塩八本煮込にしやしとまととり雑炊

toriken.jpgホテルユニバースの裏手筋へ廻り込むも目指す店らしき景色が見つけられない。
もしやと両手を伸ばせば左右に届いてしまいそうな路地へとさらに入り込むとそこに、それはありました。
「とり健」と標した丸い灯り。
店の顔を見ただけで、これはいけそうだとこうもはっきり感じさせられることは稀なので、なんだかワクワク。
余席が心配でしたが、運良くカウンターの一番奥に席を得ることができました。

ひとまず「おまかせ八本コース」をお願いします。
ジョッキとともに出てきた「寄せ豆腐」は醤油などではなく、出汁の利いた煮凝りでいただくもの。
ほうほう。


焼鳥は、それぞれ部位の特性に応じて、たれか塩かがあらかじめ決まっています。
まずは、「れば」「つくね」「皮」とたれのラインナップ。toriken02.jpgtoriken04.jpg火の通し加減が絶妙の「れば」に唸ります。
かりりとろりの「皮」も、いい。


そして「ささみ」「砂肝」「はつ」に「首肉」、「やげん」は塩で。
toriken07.jpgtoriken08.jpgtoriken09.jpg
コリコリ食感とこびり付いた骨際の肉のコントラストを味わう「やげん」とは、軟骨のことだ。


「煮込」には、「ガーリックトースト」を添えてどうぞという提案に乗ってみる。
toriken05.jpgtoriken06.jpg
ほうほう。悪くない。

焼酎は、黒糖「朝日」、芋の「白露」「竹山源酔」「ほていさん」で。
ちゃきちゃきの江戸っ子だってねーと(?)間に「しやしとまと」なんかをはさみつつ、toriken03.jpgtoriken10.jpg
最後は「とり雑炊」で〆る頃にはもう、すっかり満足の酔っ払いです。


茅場町路地の焼鳥「とり健」本店。
toriken01.jpgそれにしても、身近にこんな店があるなんて、知らなかったなぁ。


「とり健」本店 中央区日本橋茅場町2-14-8 [Map] 03-3639-9671

column/01475

口伝統と文化の味・京都肉「モリタ屋」で ステーキ御膳素直な美味

moritaya.jpg久々に丸ビルへ。
昼から気分はお肉モードだったので、35Fの「モリタ屋」へお邪魔してみました。
自前の牧場から自慢の"京都肉"を供するという「モリタ屋」は、文明開化の華開かんとする明治2年に京都で初の牛肉屋として創業したそうです。
窓からの光景を一瞥してからテーブル席へ。

ヒレの「和牛ステーキ」や冷しゃぶ「湯霜牛肉」、すき焼き「和牛鍋」などを横目に、お品書き末席の「ステーキ御膳」をミディアムでお願いしました。
150gに相当するという5mm厚のロースを2種類のタレに浸けていただきます。moritaya01.jpg違和感のない美味しさとでも云いましょうか。
塩胡椒だけでも旨味がしっかり伝わってきて、素直にご飯が進みます。


大枚叩いて、もっと肉厚のステーキに齧り付きたい衝動に駆られるね。
京都四条猪熊通の本店や鴨川に床を持つ木屋町店では、より風雅なひと時が過ごせるようです。


「モリタ屋」東京丸の内店 千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング35F [Map] 
03-5220-0029  http://www.moritaya-net.com/

column/01474

口小料理「卯波」で 穴子の煮凝り筍の直煮銀座路地裏店幅一間半

unami.jpg銀座一丁目界隈をうろうろ。
今宵のダレヤメの場所を求めて徘徊する。
おでん「よしひろ」のある路地を通り抜けようとすると、なにやらいい雰囲気の小体なお店が目に留まりました。
店幅一間半。
暖簾越しに店内を覗くと、オヤジたちで満席の様子。
一応二本指で、ふたり、とサインを送ると、扉が開いて招き入れられました。


厠前の、店のほぼ中央の壁から蝶番で止まった40cm角のテーブルが用意してくれる。
肘をついたりして体重をかけたりすると、事故になりそうです(笑)。
手垢で磨かれたような床や柱を含む店内の風情たるや、なかなかに味わい深い。


ビール1本を干しつつ、カウンターの客がつついている「焼魚 カレイ」をこちらにもとお願いすると、隣の魚屋が7時までなのでもうできない、と云う。
時間は、7時10分。
食べられなくって残念だけど、魚屋が開いてる時間帯にしか頼めないメニューがあるって仕組みがなんか楽しい。


「合鴨のさっぱり煮」「和風しゅうまい」をとお願いすると、それは売り切れてしまったという。
大将がぽそっと「ない」って云うんだ(笑)。


然らばと「新じゃがの揚げ煮」「筍の直煮」、そして「穴子の煮凝り」「島らっきょう」なぞを。
しっとりうす味ながらだしの旨味が充分に煮含まれた筍が、いい。
ふるふると繊細な煮凝りも、またいい。unami04.jpgunami02.jpgunami03.jpg
新じゃがの脇に添えられていた牛の時雨れ煮がつまみにいいなと、リクエスト。
「二階堂」を丸い氷でロックにすると、するすると呑めてしまって困る。
仕上げに「茶そば」をずるずると。


「卯波」は、今の店主の祖母にあたる俳人鈴木真砂女が昭和32年に開いたお店で、代表句の「あるときは舟より高き卯浪かな」から由来しているそうです。


「卯波」 中央区銀座1-5-14 [Map] 03-3561-3408 http://www.h7.dion.ne.jp/~unami/ [閉店]

column/01473

口ラーメン「麺でる」で 二郎なチャーシュー麺3連5連の短冊麺

menderu.jpg駅から離れた人通りの少ない環八沿い。
「麺でる」の前には、数人の空席待ちの姿がありました。
旧札の使えない券売機で食券を買い求めてから、
奥の丸椅子へ。
隣の客に届いたどんぶりを見て、うわっ、と思う。
「二郎」だ。
どんぶりから下のお盆に汁が溢れ、野菜がてんこ盛りになっている。
麺の量も半端ない。

う~む。
そこへ「チャーシュー麺」のドンブリがやって来た。menderu01.jpg3連、5連などと、短冊状に麺の横に繋がった麺や真黒麺など、独創的な自家製麺が「麺でる」の真骨頂らしい。
途中で休んだら食べきれなくなると踏んで、一気に食べ進みます。
背脂の浮かんだ熱々のスープとモチっとしつつ意外とダレのない麺のマッチングは心憎くもある。
「二郎」では、後半になって脂と化学調味料のくどさに打ちのめされることが多いけれど、ここでは不思議とそれがない。
完食。ああ、でも苦しい。
一番奥にいた高校生は、初めて来たのにもかかわらず大盛りが食べれると注文して、食べ切らないと帰れない条件に苦悶の表情を浮かべている。
通常400gだという麺の量は指定ができるようだけど、兎に角腹ペコで行きましょう。


「麺でる」 大田区田園調布1-21-2 [Map] 03-3721-9499

column/01472

口旬味「森やま」で 真鯖お造り筍味噌漬焼きおでん宝山で酩酊

moriyama.jpg「鳥よし」を目指して足を運んだものの、
空席待ちが何人もいる状態。
ならばとすっと諦めて、界隈を散策する。
そして、例の裏通り沿いにある種の雰囲気を醸していたのが「森やま」です。
階下へ進み、右手のカウンター席に座ろうとして奥のテーブルに視線を回すとそこには、以前十番の蕎麦店でも目にしたことのある奥田瑛二がいた。
西麻布だねぇ(笑)。

まずは、グラスビールとともに色鮮やかな「天豆」を。

ビールから早速、黒糖の「天下一」に切り替えて、
「真鯖のお造り」、ザ・酒の肴「茎わかめの山葵和え」、「筍の味噌漬け焼き」をいただく。
moriyama02.jpgmoriyama03.jpgmoriyama04.jpg足の早いことで知られる鯖のお刺身って、意外と食べる機会が少ないものです。
筍は、滲みた味噌とともに香ばしさとシャクっとした食感が楽し旨し。


目の前の大鍋に浸ったおでんがやっぱり気になってお願いしたのが、
「森やま特製 野菜おでん盛り合わせ」。moriyama05.jpg煮崩れさせたり練り物で濁らせたりしない、上品な仕立てのおでんがしっとり旨い。
やっぱり大根が一番だね。


そして、パリっとした皮目と滋味深い身のコントラストを堪能できる、
「大山地鶏の炭火焼き」。moriyama06.jpgと、「宝山芋麹全量」が効いたのか、異様に眠たくなって不覚にも一時オチてしまった(笑)。

寝覚めに「稲庭ざる饂飩」で〆る。moriyama07.jpg佐藤養助謹製でしょうか。


「森やま」 港区西麻布4-10-1 B1 [Map] 03-5466-9555 
http://www.aji-moriyama.com/

column/01471

口そば処「鞍手茶屋」で ハフハフ汗かきけんちんそばハフハフ

kuratechaya.jpg大手センタービルの地階にあるそば処に寄ってみました。
店内に入ると同時に、客のほとんどがOL風女性たちであることに気が付いて少々気圧される。
凄い占有率だ。
奥のテーブルに案内されて、自慢メニューと謳われている「けんちんそば」をお願いしました。

大根、人参、葱、豚バラ肉に豆腐などのけんちん汁の具たちがゴロゴロとしっかり盛りで載せられていて、意外に食べ応えがありそうだ。kuratechaya01.jpgそばでなくてうどんだったかなぁ、いやいやそばの方が合うかも、などと思いをグルグルさせながら、ハフハフと食べ進む。
どっと汗が出てきた。
きっと、真冬に食べれば、より醍醐味が味じわえるに違いない一杯でありました。


小食な女性用にと盛りを減らして50円引きというサービスは微笑ましいね。


「鞍手茶屋」大手町店 千代田区大手町1-1-3 大手センタービルB1 [Map] 03-3213-2385

column/01470

口PIZZERIA ROMANA「IL PENTITO」で自慢薪窯唸るピッツア

ilpentito.jpgずっとずっと気になっていたローマ仕様のピッツェリアにお邪魔できました。
店先から昼光色の橙の仄かな灯りに照らされた店内を覗くと、既にほぼ満席の状態。
予約の名を告げ、通路とも思しき位置にドンと置かれたテーブルへ案内されました。
人気に対応するべく追加した席なんだろうね。
前菜におススメという「モルタデッラ・ルコラ・パルメザンチーズ」にイタリアンサラミを添えて。
モルタデッラもサラミもなかなかの大判です。

ilpentito02.jpg
定番のトマトとナスとオリーブのシチリア産煮込み「カポナータ」もお願いして、まずは白の「Traminer Aromatico」を。
幾重にも芳醇でフルーティな香りが抜けて、美味しい。
ドライなだけの白はよろしくないもんね。


そして、店名を冠したトマトソースのピッツア「ペンティート」。ilpentito03.jpg薄いくせにパリッとしっかりした生地そのものが香ばしさとともに旨い上にモッツアレラ&マスカルポーネが渾然となったソース、そして時折ピリリと香るグリーンペッパーとが一体感を持って襲ってくる。
旨い。いやぁ、唸るよね、ほんと。

ilpentito07.jpg
ワインをあの中田も愛飲するという赤の「San Giorgio」にして、ビアンカなピッツア「クアットロ・フォルマッジ」もいっとく。ilpentito05.jpgモッツアレラ&ゴルゴンゾーラ&スカモルツア&パルミジャーノというつまりはチーズ×4のピッツア。
これが、また、凄い。


たまたま店の外にいた店主の生田氏と話す機会が得られた。
ナポリのかまくらのような窯は、内部の容積が少ないので上手に焼けないと云う。
"Forno A Legna"。
生田氏自慢の煉瓦積みの薪窯なくしては、
「IL PENTITO」の絶品ピッツアが出来得ないことを知る。
もうひと回り店を大きくする構想があるそうだ。


帰り際、会計をお願いしたことがうまく伝わらずに業を煮やした店主の怒号がホールに響く状況に。
気の短くて誤解を招くこともありそうだけど、何事にも真摯なゆえととらえておきましょう。
いいですよ、ここ。要予約です。


「IL PENTITO」 渋谷区代々木3-1-3 AXIS1F [Map] 03-3320-5699 
http://www.meridionale.com/FRAME1.html

column/01469

口煎りだしうどん「すぎのこ」で 黒豚カレー南蛮うどんおウチな器

suginoko.jpgどういう訳かすっかりそば屋さんかと思い込んで入ったうどん屋さんは「すぎのこ」。
煎りだしうどんと謳っている関西風のうどんがお薦めらしい。
すっかりその気でいたのに、お品書きの中にカレーうどんを見つけてしまった。
どうも一度それに囚われると抗い難く、結局「黒豚カレー南蛮うどん」をお願いすることに。


「でらうち」の「ころうどん」とか、「古奈屋」のクリーミーなカレーうどんなどを念頭に対比すると、おウチでも作れそうな一杯のような気がしてくる器。suginoko01.jpg

出汁がガンとくることもない。
「煎りだしうどん」を食べていた同席者のコメントは、「お湯のよう!」。
それくらいだしが利いてないっつーことですな。


「すぎのこ」 千代田区丸の内1-9-1 東京駅1Fキッチンストリート [Map] 03-6212-6007
http://www.tokyoinfo.com/store/136-01.html

column/01468

口日本料理「玉乃葉みらくる」神楽坂店で 柔らか豚バラシチュー

mirakuru.jpg大久保通りの沿いの厚生年金病院と熊谷組の近くに立地する「玉乃葉みらくる」。
そこを神楽坂と呼んでいいのかどうか微妙ではある。
暖簾の先に進むと、左へとカウンターが伸び、さらに左手の大きなテーブルも掘り炬燵式だ。
畳を下地とする席の布団に腰を据えます。

「湯葉とろろ定食」にしようか、シチューにしようか迷う。
と、「銀之塔」で食べたシチューが脳裏に浮かんできたので、
「豚バラシチュー定食」をお願いする、そんな気分に。
見た目濃厚さを湛えたシチューからバラ肉を引き摺りだしてご飯とともに頬張る。mirakuru01.jpg当然のようにその肉は柔らかく、黒褐色のそれもくどさのないコクが味わえる。ガツンと旨い、ってことでもないけどね。

白いシャツにそのソースを飛ばしてしまい、紙タオルで叩いていると、おしぼりに炭酸を含ませるのがいいんですよ、と気を利かせてくれる。
カリスマ中島氏の日頃の教育のなせる技か、彼女の技量かは分からないものの、ちょっと嬉しがらせる応対に感謝。
際コーポレーションの展開です。


「玉乃葉みらくる」神楽坂店 新宿区津久戸町3-15 津久戸ビル [Map] 03-5206-8400 http://www.kiwa-group.co.jp/ [閉店]

column/01467

口割烹・鰻「ひら井」で うなとろ丼昼間のビールが妬ましい

hirai.jpg通り沿いのスタンド看板を目印にクランクする路地へと入り込んだ右手に「ひら井」はあります。
実に小体な店内は、カウンターに6席ほどと小さなテーブルが2卓のみのキャパシティ。
奥のテーブルでは、上品で裕福そうなオヤジがふたり、昼間っからビールを干してご機嫌状態です。
いいなぁ(笑)。

カウンターの端にちょんと座って、「うなとろ丼」をお願いしました。hirai01.jpg小さ目のどんぶりに盛られたご飯の上に鰻の蒲焼、その上にとろろと鶉の玉子がさらに載せられて
います。

箸で切った蒲焼とふんわりもっちりずるるとしたとろろとを一緒に掻き込む。
スタミナつきそうな気配はするべくもないけれど、悪くはない。
粉末状の青海苔がいいアクセントになってます(笑)。


「ひら井」 中央区銀座3-9-18 [Map] 03-3567-7001

column/01466

口濃厚つけ汁ソバ「FRIDAY」で 濃厚つけ汁ソバひと品夜の地雷源

jiraigen.jpg動物系と魚介系とのブレンドしたタイプの中でもかなり洗練されたラーメンがいただけそうな期待を抱きつつ、環七から泉南の信号を斜めに入る。
車を停め、辿り着いた店は、全身ほぼ黒尽くめのソウル・バーのような佇まい。
頭上の看板には確かに「JIRAIGEN」とあるが、店頭のメニューはつけ麺一辺倒だ。
どゆこと?

混乱のまま、唯一メニューの「濃厚つけ汁ソバ」をのり増し、地鶏の煮玉子つきでお願いしました。

ほほう、酸味や甘味・辛味が突出することなく、白湯スープの厚みに魚介系の香りが重ねられたつけ汁はなかなかの完成度だ。jiraigen01.jpg固めに茹でられた平打ちの麺にもっとモチモチ感があればさらにいいのになぁ。


つけ麺のお約束、スープ割りをして割と満足の面持ちで店を後にはしたものの、やっぱりメニューの豹変に合点がいかない。
どうやら、我流旨味ソバ「地雷源」は昼のみの営業で、夜は「FRIDAY」としてつけ汁ソバの専門店、さらに定休日には味噌味ラーメンの店と3つの顔を持つラーメン店であるらしい。

「せたが屋」の二毛作の上をいく、三毛作ってことだったんだ。


「FRIDAY」(地雷源) 杉並区和泉1-39-10 坂本ビル1F [Map] 03-3325-1287 http://www.jiraigen.com/

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2005年4月 アーカイブ

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