お食事「島正」で ランチのどてめしオムライスに味噌おでん定食

shimasho.jpg住所は栄なれど、名古屋・伏見は桑名町通り。 「どて」の有名店といえば、 やはりここ「島正」。 宵闇にお邪魔して、どての鍋を囲む奥の席あたりで、ガハハと酔っぱらうのが当然よく似合う。 そして訪ねる度に感心するのは、この手のお店でお昼も当たり前のように営業しているところ。 そうだ、「島正」のランチに行かなくちゃ。
錦通り、広小路通りと辿って、「島正」の暖簾前。 しっかりと夜と同じ暖簾が風に揺れています。 shimasho01.jpg 「島正」のランチメニューは、潔くも、定番の五本立て。 まずは、ちょっと酔った脳裡にも刻んでいた「オムライス」をいただきましょう。 「島正」の「オムライス」は勿論、ただのオムライスではありません。shimasho02.jpgメニューにも、”どてめしにオムレツをのせた味噌オムライス”と解説されていた通り、それは、牛スジやこんにゃくなどなどを八丁味噌のどてタレと一緒にどんぶり飯にトッピングした「どてめし」の上にオムレツを配置して、その上にもどてタレをぐるっと垂らしたヤツ。 疑う余地のない、半熟の玉子とどてタレの相性に頷きながら、匙を動かすと今度は、とっぷりと煮込まれつつも自分を見失っていない牛スジをはじめとする具材たちが主張する。shimasho03.jpg酒のアテにしながら思った、ご飯にも絶対合うよね!は、やはり正解だったとふたたび頷いたりして。

日を変えたお昼に、今度は「味噌おでん定食」。 一日15食限定のどて焼き(味噌おでん)の定食だ。 このお膳もまさに、夜の部の鍋前で拝む雄姿がそのままに。shimasho04.jpg昼の陽射しを浴びても照れることなく、堂々と湯気を上げている。 最初に箸の先を伸ばしたのは、例の大根。 ああ、大根のやや酸っぱいような甘さが昼なお乙で、ご飯を誘う。 shimasho05.jpgshimasho06.jpg どての滲みた豆腐、こんにゃくを経て、串かつでご飯、もまたいい。 「矢場とん」の「みそかつ」ではTOO MUCHだと思うヒトでも、この「串カツ」の定食だったらフィットするのではないかなぁ、なんて。


お酒の伴で活躍してくれる「どてやき」「牛スジ」「串かつ」が、お昼どきのご飯でも味わえる伏見「島正」。shimasho07.jpgお昼にも、おとうちゃんとおかあちゃんと兄ちゃんが迎えてくれます。 □関連記事:  お食事 「島正」 で卵コンニャク豆腐大根牛スジどて焼き(07年12月)


「島正」 名古屋市中区栄2-1-14[Map] 052-231-5977 http://www.shimasho.biz/
column/02961