八重山そば「明石食堂」で 八重山そば白濁塩系スープの旨さ

akaishi.jpg八重山そばの老舗有名店として、ずっと気になりながらも、石垣島北端に近い立地がゆえに今までお邪魔することが叶いませんでした。 この日は、石垣で初めてレンタカーを借りて、川平湾を上から眺めてから北上。 二日間に亘りお世話になったダイビングショップ、 「YELLOW SUBMARINE」に寄ったり、さらに北へ進んで石垣最北端の平久保崎灯台から前日に潜ったポイント辺りを見下ろしたり。 そして、灯台から折り返してやってきたのが、「明石食堂」です。
旧来のお店から、その近くに新築移転して広くなったという建物の前には、 案の定席を待つ人影がある。 店前の駐車場は満杯で、ぐるっと裏手に回って車を置いて、暖簾の前へ。 記帳の順番で17番目。 ああ、そうか、先に名前を書いてから灯台を巡れば良かったのだと後悔しつつ、空席待ちに設えた軒下で汗を掻き掻き待つことなんと1時間。 間が悪かったこともあるものの、石垣の島の外れでこんなに待つとはね(笑)。akaishi01.jpg カウンターあり、テーブルあり、座敷ありと確かにコノ場所にあるお店としては、ゆったりキャパだ。 相席のテーブルで早速お願いしたのは、「八重山そば(中)」。 akaishi03.jpg「野菜そば」「ソーキそば」にもそれぞれ大中小akaishi02.jpgがあり、それぞれの器のサイズまで明示されています。 食堂としては「そば」だけではなんだろうという配慮か、「トンカツ定食」「カツ丼」もあるものの、それを注文んでる客は、ありそうもありません(笑)。 届いたドンブリのスープは、はっきりと白濁している。akaishi04.jpgひと口啜れば、ほ~ぉと顔を見合わせるような、しみじみとしたトンコツの旨味。 塩仕立てに近いのは、妙な臭みや淀みのないようエキスを抽出する自信があるからできることかもなぁなどと思いながら、麺を啜る。 akaishi05.jpgakaishi06.jpg こちらはなるほど、八重山そば系統のくにゅっとした歯触りが嬉しいタイプ。 トッピングは細切りにしたかまぼこと三枚肉。 旨いなぁ、人気は伊達じゃないなぁと感心します。 akaishi07.jpg 相棒の「ソーキそば」は、醤油ダレにつけたソーキから、そのタレ味がだんだん滲んできて、味が深くなっていくのが面白いという。 石垣北端寄り、伊原間・明石集落にある老舗そば店、「明石(あかいし)食堂」。akaishi08.jpg素朴な一杯ではあるけど、足を運んでみる価値はあると存じます。 併設の「民宿 明石」に宿をとれば、昼に夜に食べられるかも(笑)。 「明石食堂」 石垣市伊原間360 [Map] 0980-89-2447
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