column/02102 reprise-01
ミルク鶏の店「CHICKEN’S」で かけおちライスにまかないライス
時に空席待ちの列をつくる、
ちゃんぽん&皿うどんの「長崎菜館」。
その並びにあるガレージ風で仮設な装いなお店が、
「CHICKEN’S」です。
冬場は冷気を凌ごうと、蛇腹なフードを前面に引いて店を被っていました。
春になり暖かくなれば、それを開け放って、足場パイプで組んだテーブルたちを見せるようになります。
久々に寄ってみました。店前に置いたA看板には、タイムサービス「かけおちライス」とある。
何気なくじゃぁそれってお願いすると、大振りなドンブリがやってきた。
かっさりよそったライスの上に、刻んだお肉、そして自然卵の温泉玉子がのっている。この店の看板であるミルク鶏や白金豚、NZ牛の端切れ、切り落としをまかない的にドンブリにしたものなんだね。
タレを垂らして掻き混ぜれば、一種上等な玉子かけご飯の出来上がり。
肉たちの、味わいや食感の違いもいつしか渾然となって、スプーンで一気に食べ上げる感じになる。
お会計で気がつけば、これでワンコイン。
ちょっと得した気分です。
そして、その名にそのまま”まかない”と謳っているのが、「まかないライス」。
ご自由にどうぞと大きな器に盛られたザク切りのコールスローを齧っているとやってくるのが、「かけおちライス」と同じ白いドンブリ。中を覗くと、トロっとしたとことフワっとしたとこがそれぞれの表情をみせる玉子が全体を蓋ってる。
玉子の切れ目から顔を出しているのが茶色い焼き目。
その辺りに狙いを定めてスプーンで掬って、大口開けて。
自然な甘さの玉子の後ろから甘めのタレで焼いたミルク鶏のぶつ切りが「どう?」って気の利いたアクセントを挿し入れる。
うん、いい、いい。
どっちかと云うと、「かけおちライス」の方が”まかないライス”っぽいけどね(笑)。
単管パイプで組んだカウンターをレディたちも囲んじゃう、ミルク鶏の店「CHICKEN’S」。お昼の定番は、ミルク鶏、白金豚、NZ牛のレアなローストを組み合わせた4種類の「ローストライス」。
「デミカツライス」や「特製ビーフシチュー」も気になるね。
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「CHICKEN’S」 中央区八丁堀3-11-11 [Map] 03-3553-5500 [閉店]