とんかつ「かつ新」で ランチのランチに肉汁滾るロース生姜焼き

katusshin2.jpgここにも再開発の影がひたひたと迫っているのか。 大将のキャラが特異だった寿司「鮨の市」も、 有名てんぷら処「みかわ」の支店も、 とうになくなっている八丁堀の一角。 そして、とんかつ「かつ新」に移転のお知らせkatusshin2_01.jpgが貼られたのが11月のことでした。 長年に亘り親しんできた「かつ新」がどこか遠くへ行ってしまうのかと、切なさを一瞬込み上げつつ良く読むと、移転先はお隣のブロック。 「すしふじ」の跡に手を入れて、12月半ばに新装開店を果たしました。 開店数日後に寄ってみる。 マスターはじめ、見知った顔が真新しい内装の景色の中にいるのが、ちょっとこそばゆいような心持ちにさせます。 katusshin2_02.jpg 「かつ新」でランチと云えばやっぱり、 「ランチ」という名のランチ(笑)。katusshin2_03.jpgつまりはロースかつの定食なのだけど、気取らず騒がず頃合いよく、これがなかなか秀逸な定番になっている。 席に着く前に、「ランチ!」と叫ぶお客さんも少なくないのだ。 再び訪れたカウンターでお品書きkatusshin2_04.jpgを改めたら、こんな一行を見つけた。 それは、「ロース生姜焼き定食」。 移転前からあったのだろうねぇと思いながら、少々値の張るその定食をお願いしました。 ああ、なんとも艶やかな、厚切りロース肉の並びを見よ!katusshin2_05.jpg焼きの加減も香ばしくしたエッジもニクい肉たちが、ややとろみを伴ったソースにくるまっている。 もうちょっと生姜を利かせちゃってもいい気もするけど、 噛んですっと歯の先に応えて旨味汁を滾らせる。 katusshin2_06.jpgkatusshin2_07.jpg ぬははは~と大満足の贅沢盛り生姜焼き。 知らなかったなぁ。 「ヒレ生姜焼き定食」もあるよって、Gingerちゃんにお知らせしなくっちゃ(笑)。 ご近所移転に安堵のお馴染み、とんかつ「かつ新」。katusshin2_08.jpg店頭のスタンド看板を良く見たら、ビールがモチーフになっているのに気がついてニヤリ。 そうそう、「エビフライ」はあるのに「カキフライ」は何故品書きにないのか、訊いてみなくっちゃ。 口関連記事:   伊豆地魚にぎり「鮨の市」で静岡の地酒メバル煮魚大将の駄洒落(07年01月) 「かつ新」 中央区八丁堀2-18-3 [Map] 03-3552-7348
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