小雨降る中、
淡路町の駅から多町大通りへと曲がり込む。
このまま行くと看板建築の「栄屋ミルクホール」が、
さらに神田駅寄りへと進めば以前お邪魔したバー「DEUCE」のある通りだね。
目的地は、とんかつ「やまいち」。
界隈の有名とんかつ店「勝漫」の店主が、雇われ店主から独立を果したのが「やまいち」なのだそうだ。
店主独立前の「勝漫」では、名物どころの「大かつ丼」もデフォルトなとんかつも食べ損なっていました。さて「勝漫」を有名店に仕立てたその揚げ口や如何に。
思わず「かきフライ!」と云いそうになりつつも(笑)、初志貫徹、定食「特ロース」をお願いしました。
しっかり目の揚げ色をしたとんかつがやってきました。 断面の表情を愛でながら、例によって檸檬を絞ってまずひと口。
歯触りサクサクっとして、その先すぐにロース肉の香りと脂の風味が解けてくる。
塩でいただけばやっぱり、脂の甘さが際立って、いいね。
最近のカツの食べ方は、半分ほど絞ったあとの檸檬に塩を振って、そこにカツの衣のところをトントンとして、いただくって要領。そうするとパラパラとした塩が加減よく含ませられて、かといって衣の風合いを損なわないでカツが喰えるンだ。
ホールの女性が薦めてくれた柚子胡椒も試してみようかな。
とんかつの角に柚子胡椒をちょんとのせて、ひと口にいただく。暖簾の緋色を山形に一文字と白抜いて標す「やまいち」。カタチや、よし。
店主の姓と名のあたまをとった、と考えるのが順当なところでしょうね。
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名代・とんかつ「勝漫」 で貝柱のコロッケさっくりとろりんこ(05年01月)
Bar「DEUCE」 でArdbeg&Ardbegスコッチの500年に浸かる(07年12月)「やまいち」 千代田区神田須田町1-8-4玉井ビル[Map] 03-3253-3335
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