今夜は、村田和人のライブ会場
早速スープを啜ると、おおお、気の利いた魚介出汁味とボディのバランスが絶妙だ。手鍋で炊いていたのは、鰹節主体のスープだったんだね。
と、壁際にあった「地域別の”かつお”の呼び名」というシートを読むと、メキシコ語圏の国々のところに店の綴りと同じ「Bonito」がある。なるほど、店名は、「鰹×鰹」なのですね。
そうとなればますます、鰹節、鯖節、煮干と豚骨で仕立てるスープへの志向にも納得であります。なぜにスペイン語かは謎ですが(笑)。
「ボニート・ボニート」のスープは所謂無化調。
化学調味料を決して否定しないけど、無化調で、そして魚粉バンバンでもなく、こんな魚介ベースのスープができるなら、云うことないもんね。
化学調味料の後味は微塵もなくって、すっきりだ。ふと、券売機の貼紙を見たらそこには、” 高知時代の正油味「復刻あっさり麺」”とある。 ということは、高知から東京へ移ってきたってことになるね。なんか、魚介に対する拘りの背景を知ったような気になりました。
「ボニート・ボニート」 品川区小山4-1-8いつみハイツ101 03-3792-7713
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