ロレンスさんをお誘いして、
大井町のディープゾーン東小路に再び潜入してみました。
今宵の探索先は、先日立ち呑みした「まえかわ」のお隣さん「鳥文」です。
例によって路地に居並ぶ魅惑の看板たちをかき分けるように進んで、暖簾の前に到着。
誰の手になるか、スタンド看板や暖簾に浮かぶ、印象的な象形の”鳥”がいい。オヤジさんが焼き台越しに顔を出して、何人だい?と声をかけてくれました。忍び込むは、硝子ケース前のカウンター。
で、まず麦酒。お約束のお通し、大根おろし
串はというと、「砂肝」「ねぎ鳥」「鳥レバ」に「たたき団子」。
つくねとはまた違うであろう、「たたき団子」のほろっと崩れる粒子の歯触りと香ばしさがいい。
目の前の硝子ケースの串を指差して、「おばちゃん、これ、なに?」と訊くと、「いや、あ、あたしに訊かないで~、よく判んないのよ~」と云う。「ははは、いいよいいよ」。それで不思議に和んじゃう空気が店のなかに漂っているのです。
専ら焼酎の水割りを啜りながら、
「ピーマン肉詰」、そして「ぼん」「きつね巻き」「うずら玉子」と食べ進む。
さてどうしようと考えながら再び、
東小路の妖しい回廊に戻るふたりでありました。
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