いろり焼「門次郎」

monjiro.jpg久し振りの六本木は、第8回の日本フードジャーナリスト会議からの足で。後藤晴彦さんというアートディレクター&出版プロデューサーがパネリストで、日本のレストラン評論の黎明期から「お手伝いハルコ」さんでの活躍までを興味深く聴いた。さて、ところはアイビス向かいのビル2階にあるいろり焼「門次郎」さん。7名様ご一行は、囲炉裏を切ったテーブルをぐるっと囲むかたちで上がり込みました。ビールを干しつついただいたのは、大豆の香りにおう濃い味「冷し豆腐」に薫香そそる定番「いぶりがっこ」、そして清冽な甘さ豊かな小宇宙「冷しトマト」。店名に同じ岩手の麦「門次郎」に切り替えて、肝の苦味と磯の風味が身上の「姫さざえ」、上品に脂がのってコリャタマランの〆鯖に北海水蛸、かんぱち刺しの盛り合わせ。「自家製明太子」がまた出色で、透明感があり綺麗に揃ったツブに柚胡椒が案配よく利いている。「太古屋久の島」から「かっぽ酒」に切り替えて、骨まで食べれる「岩魚塩焼」に「ハマグリ」「アオヤギぬた」。全品食べ尽くす勢いかぁ?と思ったところで米沢牛に舌鼓。さらには、贅沢な肉使いの裏メニュー「豚のしょうが焼き」に「野菜鍋」で大団円。オイラは阿たりしないゼぃという仏頂面が、反面に自信に裏づいた人懐っこい愛想を現す大将のキャラも信頼に篤い。ご馳走さまです。そうそう、「角煮コロッケ」「名物 鰯西京漬」も食べたかったな(ってもう食べれなかったけど、笑)。 ご同席は、食ブログ界のおやびんヒロキエさん、ジャポ二郎で食べある記なくにさん、胃袋偉大コスモな華麗叫子さん、姫オーラ研究委員会のよーこりん会長さん、じぶん日記な55aiaiさん、ビール浴びちゃったB級グルメ王柳生九兵衛さん、のみなさんでした。お疲れさまデシタ~。 港区六本木4-11-9ミカドビル2F 03-3475-1555
column/02246