8号館の隅にある「玉川」。魚がし横丁の中にあって、より雑然とした様子の店内が硝子越しに認められます。奥のカウンター席は、大声でがなり合う河岸の男衆らしきオヤジたちで夜半過ぎの居酒屋のような雰囲気になっていました。市場時間ではそういうことなのでしょうね。とはいえ、そこには交じれないので、入ってすぐの隔離席の丸椅子に腰を下ろしました。刺身・煮物・焼物と揃う品書きが読み難く、ん~と解読していると、「お刺身なら盛り合わせがいいわよ、ね、ね。」とオバサマのオススメ。「で、ではそれで」。奥ではさらにボルテージが上がってきています。まず小皿がふたつ届く。おろし生姜はそれとして、どろ~ンとゆるい粘土のようになった粉山葵がちと悲しいな。盛り合わせは2品column/01768