
由あって、湯島の夜。
湯島でラーメン店と云えばまず一番に思いつく「大喜」、にご無沙汰の訪問です。
大ブレイクの頃の、整理券まで発行していた事態にびっくりしたことが懐かしく思い出されます。
昼間の状況は判りませんが、夜は”ちょうど満席”ぐらいに落ち着いているようです。
店頭のスタンドの「秋冬メニュー」

で見つけたのが、夜の部15食限定の「みそらーめん」。
「大喜」の味噌ラーメンってどんなだろう?って気になるもんね。
やや赤みを帯びたたっぷりのスープに浮かぶ白髪葱。
その上におろし生姜の黄色いアクセント。

円いながら風味のくっきりした味噌の味わいと調和しながら、スープそのものの魅力がぐいぐいっと顔を出す。
挽き肉由来と思われる脂と旨味が心地いいコク味を生んでいる。


麺はと云えば、手打ち麺のような手揉みをガシガシしたような平打ち麺で、ビロビロっとした口触りが新しい。
やっぱり一筋縄ではいかないのンね(笑)。
同じ夜の部15食限定の「柚子とりそば」を別の夜に。

「大喜」真骨頂の塩味鶏スープに魚出汁を利かせて、柚子の風味を添えたニクイやつ。



太目の麺を敢えて柔らかめをデフォルトにしていて、しみじみスープによく馴染む。
強いインパクトに走るのではなく、創作に留まらない、味の再構築にも似た工夫が窺えて腕組み感心してしまう。
どこか厳然とした実力派の風格も漂い始めた天神下「大喜」。
定番メニュー「カレーもりそば」も気になります。

あぁっ!銀座「東東居」をも彷彿とするようなお面が入口頭上に……(笑)。
口関連記事:
らーめん天神下「大喜」で ワンタンメンと煮玉子と30人の行列と(03年02月)
中華そば「東東居」で迎えるお多福面ニンニクゴロっヴェトナム麺(07年02月)
「大喜」 文京区湯島3-47-2 白木ビル1F
[Map] 03-3834-0348
http://www.daiki1999.com/
column/00418 reprise02 @900-
大喜の味噌は経験ありませんが、美味しそうですねー。
平打ちというのがまたすずらんのようで、余計に興味を
惹かれますね。
ここの限定ハードル高いけど、挑戦したくなります。
Re;超神田っ子さま
うん、お店の前で、「おー、大喜の味噌かぁ」って呟いたのを聞かれて、恥ずかしかった(笑)。
新らし面白い、刀削麺のはじっこのような麺だったよ~。