bar「Fingal」で 白州のbota cortaとsherry buttと

fingal.jpg神楽坂と軽子坂の間の路地に見つけたバーを覗くも、 残念ながら満席。 さてとその場を離れようとすると、わざわざ追い掛けるようにカウンターを出てきてくれて、姉妹店を紹介してくれた。 ならばと本多横丁へと再びと路地を辿って抜けて、その店への暗がりを進んでみるとそこはスタンディングバー。 「SAMBOA」を筆頭にスタンディングバーは嫌いじゃないけど、それはイメージしていなかったシチュエーション。 今日のところはと失礼して、道すがらの横丁で横目に見ていた一軒に寄ってみることにしました。外壁の文字には、「Fingal」、とあります。
落ち着いた、オーセンティックな装いのカウンター。 振り返る背中には、ワインセラー1台が据え置かれていて、そちら方向のニーズにも抜かりはないようです。 何気なく眺めたバックバーに「白州」のボトルを見つけて、よく見ると、ちょっとスタンダードなラベルとは違っていそう。 早速そちらをお願いすると、 ラベルの赤い文字には「1993 SPANISH OAK BOTA CORTA」とある。fingal01.jpg手元にして見ると、wood typeにspanish oak、cask typeにbota cortaとも記されている。 ボタコルタというのは、480Lのずんぐりした樽のことで、その樽材にスパニッシュオークを使ったもので貯蔵した琥珀ということらしい。 どこかトロンとした果実味に似た甘さを含んでいて、あと口の余韻にほの苦味がふっと残る。 あのさらっとしたスタンダードな「白州」とは随分趣が変わっているのが面白い。 もう一杯だけと、同じ「白州」の「1984 WHITE OAK CASK」。fingal02.jpgCask typeにsherry buttとあるように、こちらはバットと呼ぶシェリー樽で熟成させたもの。 長期熟成の柔らかさが愉しめて、いい。 ここ「Figal」でなるほどと思ったのは、グラスにモルトを注ぐ都度、ボトルの口に施したテープを剥がすこと。つまりは、その度に密封する手間をかけているってことになるよね。 他のお店でもやっていることなのかもしれないけど、それを目の当たりにしたのは初めてだもの。 神楽坂、本多横丁のバー「フィンガル」。 店名の「Fingal」は、スコットランド西ハイランドのオーバン一帯を統治していたケルト民族の領主の名に因んでいるそう。 飛び込みしたバーで思いがけず、心意気ある所作にも出会えました。 「Figal」 新宿区神楽坂3-1美元ビル1F 03-3235-2378
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