台湾小菜料理「慶香居酒家」で 酸味ほどよいカキの黒酢炒め

keiko.jpg中原街道と環7が交差する南千束交差点近くに紅いファサードが気になる台湾料理のお店ができていました。その名を「慶香居酒家」。気取りのない町場の台湾料理屋さんです。街道沿いながら、ひと通りの決して多くない立地ということもあって、ガランとした店内の様子を想像しながら扉を押すと、さにあらん、テーブルが埋まっています。壁には「新入荷!旬の野菜」とタイトルして、生搾菜、へちま、苦瓜、芥蘭菜、金針菜、豆苗、韮黄など使った一品料理がラインナップ。カイランサイとは、中国ブロッコリーとも呼ばれる野菜らしい。台湾当地の匂いも何気に醸してくれそうで、期待度が上がってきました。言葉に彼の地のニュアンスの残る姐さんにお願いしたのは、「カキの黒酢炒め」。定食にして貰います。とろみをつけた黒酢のソースに包まれているのが、片栗を塗して軽く揚げた牡蠣。活性した牡蠣の身の旨味がギュッと閉じこめられていて、黒酢のほんのりした酸味とほどよいコク味が力強さを添えてくれている。これまたご飯によくあるお皿だぞい。記念セール、とあるのは、ちょうど開店から半年経つからだそう。一品料理のいくつかをアテに、店の真ん中に置いてある壺から汲み出す紹興酒を舐めるのもまた良さそうだ。 「慶香居酒家」 大田区南千束1-1-2 03-3788-2549
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