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ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


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2006年7月アーカイブ

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口中華 「三原」

mihara.jpgふと思い付いて、嘗て(と云ってもかなり昔)通った札幌ラーメン「時計台」の小路のその手前にある「三原」に寄ってみました。数人の客がいる程度だろうとぼんやり考えながらアクリルの赤いサインの下を過ぎると、然に非ず。右手のカウンターも左手のテーブルも満席だ。どうなっているのかと一瞬戸惑ってしまったりする。ちょうど食べ終えた先客と入れ替わってカウンターの真ん中に収まりました。「タンメン」をと厨房の大将に声をかけ、改めて品書きを見る。安いね~。銀座ど真ん中の三原橋で「タンメン」が630円。「ラーメン」なんか430円だぞ。で、その「タンメン」が届く。幾分醤油も使った様子の茶濁のスープ。へー。ジャンクな感じではあるけれど、野菜の甘さも手伝ってなかなかどうして悪くない。ここで無化調かどうかを気にするのもナンセンスだもんね。少々野卑な客に急かされたって、丁寧にそしてゆったりと愛想よく接客するオバチャンの存在もこの店の魅力のひとつ。カウンターのメラミンも削れ、店全体を包む積年の風合いがいい味になっている。「三原」ファンは想像以上に多いのかもしれません。

「三原」 中央区銀座5-9-5 03-3571-4359

column/01923

口レストラン 「ラグー」 ragout

ragout.jpg築地場内の「センリ軒」が開いたお店だという洋食「ラグー」でランチです。ごく普通の喫茶店的装いの店内が、OL・サラリーマンでどんどんと埋まっていきます。「ハンバーグ」「エビフライ」「ドライカレー」などのスタンダード洋食から「ステーキ重」「ヒレカツ弁当」までが並ぶ黒板のランチメニューから、定番「オムライス」を選んでみました。とろ玉子のっけ系ではなく、正調くるっと巻きのオムライスです。玉子は赤身が透けて見えそうな、極薄仕立て。ちょっと破けちゃってるのもご愛嬌ですね。中のチキンライスと合わせ食べるバランスを考えると、もちっと厚めの方がいいよーな気もしますけど。意外と肝心なトッピングの赤は、およそ普通のケチャップのよう。ラグーのお店らしいトマトソース、デミソースであったらもっと嬉しいなぁ。そう云えば、名物だという「ビーフシチュー」の記載が黒板メニューにはないのですね。外壁に貼られたプレートには、営業時間が記されていて、OPEN A.M.7:30(ちなみに土日祝は9時から)とある。さすが「センリ軒」の姉妹店だぁと思わすところだけど、市場関係者のオッチャンたちがわざわざ挙ってここまで来るとは考え難く、果たしてどんなヒトタチが客筋なのか、早朝の「ラグー」の様子がちょっぴり気になります。

「ラグー」 中央区日本橋蛎殻町2-16-9 03-3663-6740

column/01922

口BAR 「SORRENTO」

sorrento2.jpg一年振りに並木通り8丁目の「SORRENTO」へ。去年と同じ、入って右手のカウンターへ横並びになりました。ビールの試飲というフックではあったものの、特段銘柄の紹介もないまま淡々とグラスが配される。お代わりのグラスは違うものかと比べてみても違いが判らない。判らない筈で、訊けば同じビールだという。あれれ。ロースとビーフやサラダ、鶏の唐揚げにサンドイッチとグラスビール3杯で5,250円という趣向になっている。セットものにしては高くね?、シンちゃん(笑)。ちょっと違和感を感じたのは、中身の分からないセットものが好きじゃないからかもしれないな。所定のビールを飲み終えて早速、バックバーで見止めたボトルの「GLENMORANGIE」をストレートで。"MADEIRA WOOD FINISH"。マデラ・ワインの空き樽で最終熟成させたモルトだ。妙にピリピリせず尖がったクセもない一方で、円くて豊潤な風味と香気が華やかで、お気に入りの銘柄になりそうだ。続いて「Kingsbury’s」のグレンタレット11年、シングル・カスク。17年のボウモアと違って、こちらもすっきりした甘さにしみじみする呑み易いボトラーズものだ。唐突に、名前を思い出せなかったラムベースのカクテル「キューバ・リブレ」をお願いしてみる。あはは。コーラのカクテルは、サントリーレッドのコークハイをがぶ飲みして初めて酷い二日酔いになった高校時代を思い出してしまって、ダメだ(笑)。

「SORRENTO」 中央区銀座8丁目5-5  03-3573-0577
http://www.f3.dion.ne.jp/%7Esorrento/

column/01586再会

口焼肉「凛」で 超厚切り上タン塩焼きとんとろ巻ロースに満腹至極

rin.jpgなかなかお邪魔できずにいた焼肉の有名店のひとつ月島「凛」に初見参です。
予約の連絡を入れると、6時か6時半もしくは2回転目の8時過ぎだとスタート時刻を制限されました。
電話口のはっきりしたもの言いは、噂の女性主人かと想像されます。
頭数が揃わないと入れてくれない、ということで早めに集合し、「粗相のなきよう」ブリーフィングを行った上で(笑)、ドアを開きます。


rin01.jpg
それでも予約状況とテーブルが混乱しているのか、なかなか注文をとりにきてくれず、声をかけても「まだでしたね~」の繰り返し。
あれれ。お肉の発注は入店から15分後となりました。
注文は、え~っとぉ、と云っているうちに、女将さんの方から主導的警告的示唆的な采配によって、息つく暇もなく決まってゆきます(笑)。


ビールを呑み乍ら、まず「鴨つくね塩焼」。rin02.jpg「裏表こまめにひっくり返して焦げないようにね」のお達しを守っていると、頃合を見た女将がしその葉(エゴマ?)を手際よく巻いて、カボスを載せてくれます。


続いて「上タン塩焼」。うわー、見て見てこの肉の厚み。rin03.jpgぷくっと膨らんだらひっくり返せとの仰せだぞ。
こんな厚さのタンてそうそう見ないよね~、
とか云いながらレモン汁に浸して口に運ぶ。
ぬごもごはぐはぐ...。
噛み切れず、正直いって苦しい。
嚥下するのにひと苦労。なにか上手な食べ方があるのだろうか。
適度の厚さのものをささっと炙っていただくほうが美味しいのでないかなぁ、と皆の共通意見。
でもね。
rin04.jpgrin06.jpg
rin07.jpgrin09.jpg
王道を実感させる「上ハラミ焼」、蕩ける「とんとろ」、
長さも圧倒の「巻ロース」、コキュッという歯触りの「ハツ」と、
同様の厚みで圧倒するのが「凛」の魅力であるのもまた確か。
とろんとして滋味あふるる「コブチャン焼」(シマ腸)もウマイ。


rin08.jpgrin10.jpgこれまた肉厚な「牛レバ刺し」を挟んで、〆の「冷麺」に。


はぁ~、満腹至極。やっちゃったー、もう許してって感じ。
それでも、テーブルの横を通り過ぎた特別メニューのサーロインの肉塊に目を奪われる一同でありました。
雰囲気は判ったので、次回からはもちっと肩の力を抜いて挑めるぞっと。


「凛」 
中央区月島1-27-1[Map] 03-3531-2985

column/01921

口フレンチからのワンプレート 「ラ・ソース古賀」

lasaucekoga2_00.jpgふらふらと三原通りを歩いていてふと、「『ラ・ソース古賀』、改装したんだっけ」と思いついて急に方針決定、足を向けました。ぱっと見は変わりませんが、ローカウンターがハイなカウンターになり、奥のテーブル構成も変わっているよう(に見える)です。僅かながら期待していた夜メニューのハヤシライス「ソース・アッシュ」やベシャメルソースの「ソース・ブランシュ」は、やっぱり夜メニュー。ランチではいただけないようです。以前口にした「ソース・キュリー」以外に残された選択肢は、「ソース・ブイヤー」。やっぱりの「ラタトゥイユ」前菜でいただきます。オープン早々、ある意味期待に肩に力の入った状態で出掛けて、難しい顔をしてしまった前回に比べて、今日はすっかり”素”の状態だ。そんなこともあってか(?)、橙色のソースを啜ると、海老の香ばしさに似た旨味やら浅利なんかの貝類の風味やらそれを下支えする魚のエキスやらが調和よく襲ってきてウマイじゃん、となる。全体を被う抑えたカレー風味。硬く炊いたご飯もいい。食後のドリンクを省いて、1000円ランチの仲間入りすれば、もっと集客できそうな気もしてきた。今度、夜の限定メニューもいただいてみ~よぉっと。

「ラ・ソース古賀」 中央区銀座6-13-7 03-6226-0671
http://www.lasaucekoga.jp/

column/01608再会

口レストラン 「タワシタ」 tower shita

towershita.jpg「東京カレンダー」の誌面から企画が派生したカタチで生まれたNTV「東京ワンダーホテル」。そしてその続編にあたる「東京ワンダーツアーズ」の舞台のひとつになったのが、「タワシタ」です。「野田岩」近くの歩道橋下でタクシーを降り、脇道からふと見上げれば、笑っちゃうぐらいに眼前に迫る東京タワー。心光院という寺院の前であてずっぽうにビルの2Fを見上げると、硝子越しに飲食店らしき様子が覗ける。看板のない店「タワシタ」が見つかりました。案内されたテーブルは、さっきのタワーを再度見上げる窓際の席。「タワシタ」の特等席ということになるね。この借景をダイナミックなものにするために、窓面はオープンにしている。事務所仕様のフロアをレストランに仕立てた隠れ家も、それゆえ閉ざされ感も怪しさもないスペースになっているんだ。シャンパンで口開き。がっしりとした木の装丁に水彩画で表現されたメニューも「タワシタ」のエッセンス。ところが、メニューの変更に水彩画のページの準備が追い付いていないところがある。描き手に依存するところがあるので、そういうこともあるかもね。おまかせもできるそうだけど、特にコースの設定はなく、プリフィクスなスタイル。まず前菜として「馬を味わいつくすカルパッチョ」。コラーゲンの塊りのようなタテガミやロースなどの部位が茗荷や浅葱と一緒に鏤められている。塗したタレがいい。ピノ・ノワールの「Marsannay Rouge 1999 Louis Jadot」をグラスに、「ホルモンのトマト炒め」「色々野菜のラタトゥイユグラタン」を。火を入れ過ぎないトリッパの食感がトマトソースに馴染んで、悪くない。メインになったのが「豚すね肉の半日煮込み、ラビゴットソース」。蕩けてグズグズになる寸前のすね肉の、圧倒するようなボリューム感をバルサミコ系統の酸味の利いたソースが随分と軽くしている。部分的に塗られていたマスタードは余計かもね…。ふう。早くも満腹になってしまった。それでも好物のマンゴーのシャーベットをあしらったデザートは食べれてしまうというのは、これが所謂”別腹”か?(笑)。ふと振り返ればワイワイガヤガヤとした満席の店内。しかも90%UPの女性率に気がついて急に肩身が狭くなったりする。小山薫堂氏や企画の関係者、そして芸能人が隠れ家利用で一巡する過程は過ぎて、なんだかもうメジャー女性誌各誌に載ってしまったかのような情況にも映る。ううむ。帰り際、マネージャーらしき人物(「AZABUハウス」出身だという佐藤氏?)が「いつもはこんなじゃないのですが、すいません」と詫びてくれた。客筋を選べない。そんな飲食店の宿命の端緒が早くも訪れているのかもしれません 。

「タワシタ」 港区東麻布1-9-3 2F

column/01920

口台菜小館 「一福」

ichifuku.jpgどこかにちょろっと寄って夕食を済ませてしまおうと考えていながら、単行本を読み更けているうちに最寄り駅まで帰ってきてしまった。そこで思案して思いついたのが、環七沿いの路上に店へと導く小さな看板を出している「一福」。幾度となく店の前を通っていながら、半地下の店のカウンターに並ぶ丸いスツールに客の姿もなく、遠目からでも窺わせる店内の油のベタツキに敬遠していたのです。意を決して(?)、階段を降りてみると、やはり先客はなし。「い、いいです?」。もう営業時間が終わっているのかも、という心配が脳裏を掠める。「あ、いらっしゃい」。アジアの人が話す日本語のイントネーションだ。カウンターの手前側に座り、キリンラガー中瓶に「鮮肉鍋貼」「台湾炒麺」「担仔麺」をお願いしました。「鮮肉鍋貼」とは、焼きギョーザのこと。ほうほう、餡がしっかり詰まっていてジューシーで、意外に旨いんでないの。焼きソバはといえば、やや平打ちの麺が野菜の甘さと小海老の風味の塩味で調味されている。”台湾屋台”に似合う一品だね。そして、”屋台メン”と謳ってある「担仔麺」は、なにより1/3サイズで200円というのが嬉しい。ちょこっと汁ものが欲しいっていう気持ちを汲んでくれちゃっています。その頃には、常連らしい客がやって来て、矢継ぎ早に注文して紹興酒を呑み始めた。そして台湾出身、王監督の手術の話なんかをしている。もしかしたらそんな常連さん達でそこそこ混み合う夜もあるのかもしれないな。

「一福」 品川区旗の台5-27-12 03-3786-6817

column/01919

口蒲焼と御料理 「竹葉亭」 木挽町本店

chikuyoutei.jpgTVを眺めれば夏のスタミナ云々を連呼。近くの商店街を歩けば店頭で競うように炭火焼く魚屋。そんな週末を過ごしてしまい、遅ればせながら鰻をいただきに木挽町「竹葉亭」へ。右手入口が椅子席。左手の入口からは座敷個室となっているようです。予想に反してそう混み合うこともないのが、少々拍子抜け。仲居のおばちゃんが話す内容を横から聞いていると、「土用丑の日ということで、定休日の日曜も特別に開けていたのに、大して混雑しなかった」らしい。5丁目のお店もそうだったのかなぁ。「たい茶漬け」なんかには脇目も振らず、お吸い物つきの「鰻お丼(B)」(「B丼」と呼ばれている)をお願いする。鰻はゆったり待たなくちゃね、なんて雑誌を捲っていると、やってきましたやってきました。丼の蓋をパカリ。なかなか素敵な寝姿だ。身の中の方がふんわり柔らかで、周囲ひと廻りにパリッとした外皮がある感じで悪くない焼き上げだ。ところが、残念ながらタレが塩辛い。きりっと甘くない、ではなくて、こなれていない醤油のしょっぱさを感じさせて、鰻の身の味わいを覆い隠すようになってしまっているんだ。焼き具合はいい感じなのに秘伝のタレがNGだなんて切ないな~、とか思いながらきれいに完食しちゃうのです(笑)。

「竹葉亭」 中央区銀座8-14-7 03-3542-0789
http://www.unagi-chikuyoutei.co.jp/

column/01918

口季節料理「魚竹」 で絶妙塩梅めだい照焼

uotake2.jpg体調が気なるお年頃を迎え、お魚食の頻度を上げていこう!ってことで一番に脳裏に浮かぶのがやっぱり「魚竹」。
席空いてますよ~に~と暖簾を分けながら店内を覗き込むと、運よく1脚空いている。
そそくさと座り込み、
「めだい照焼」をご飯普通盛りでお願いしました。
男性客は「ややおも」が多いかな。
「刺身三点盛り」「青柳あぶり焼き」「煮穴子あぶり焼き」「白いか刺身」「厚焼玉子」。
ガラスケースの横っぱらに貼られた「魚竹 先週のベスト5」を眺めているうちに、お膳が届く。
この、へいおまちッ的気風が相変わらずいいね~。

いままでほとんど視野になかった「めだい」というお魚。
鯛とも金目鯛とも違う科目の魚のようだけど、どうなんでしょうね。例によって厚く切られた身に皮目から箸を入れると、すっと切れて、いい感じの脂が零れてきます。uotake2_01.jpgあああ~。
絶妙なる塩梅と焼き具合がめだいの旨さを存分に引き出してる。うんまーい(´ー,`)/。
お味噌汁もお替りできるつーのもやっぱり嬉しいね。


空席待ちのひと達がいよいよ増えてきた。今度こそ夜の部にお邪魔したいなー。


「魚竹」 中央区築地1-9-1 03-3541-0168

column/01563再会

口西洋料理 「ぐるとん」

guruton.jpg甘酒横丁を販売開始前のたい焼き「柳屋」を横目で見ながらその先へ進んだところに「ぐるとん」はあります。正午だというのに、先客は女性おひとりのみ。メニューはなく、ランチタイムは店頭に表示した3品のみだという。ううむ、やはりそうか。より洋食屋さんチックなものをいただきたかったのですが…。止む無く、目星をつけていた「ハンバーグステーキ」をいただくことにしました。じっくりと煮込まれ仕込まれしたデミソース、ではなくて、なんだか妙にあっさりとしてケチャップ調味を想起させるソースだ。ハンバーグはといえば、肉汁溢れるでも肉の香り高くでもなく、”家庭的”を思わせる。付け合せのポテトサラダは合格だけれど、カップのスープにも旨味がなくて、その素っ気なさにちょっと呆然としてしまいました。そこへ3人目のお客さんが入ってきた。ところが相席を求められ、そのまま踵を返して出て行ってしまう。さもありなん。他に空席が沢山あるのですから…。創業30周年を迎えようという「ぐるとん」の厨房は、「たいめいけん」で修行した方が守られているらしい。う~ん。

「ぐるとん」 中央区日本橋人形町2-20-5 03-3668-6732

column/01917

口吉田のうどん「樂家」神田店で 肉うどん細長いすいとんと馬肉

rakuya.jpg富士吉田市近郊には40~50軒のうどん店があって、
地域に根ざした特有の"吉田うどん"が人気だという。
武蔵野うどんをアイデンティティのひとつにしている身とあっては、比較堪能しなくてはならぬ(笑)、ってことで神田駅前へ。
立ち喰いうどん店になりそうな立地と店構えですが、
簡易な椅子を配してあります。

やっぱり「肉うどん」だね。
お肉を右にあげのザク切りを左に、そして中央には茹でたキャベツが載っています。rakuya01.jpgかけ放題の天かすを追加して載せ、徐にその下のうどんを引っ張り上げ啜ってみる。
讃岐のコシとは違う、そして武蔵野うどんの野性味ともまた違う。
うどん粉を捏ねて沸いた汁に落として火が通ったところをいただく「すいとん」の細長いバージョンをたべているような歯触りだ。


富士山天然水仕込みと謳っていて、当地で打ったものを神田まで運んでいるらしい。
玉の状態で持ち込んでいるのかもしれないな。


脂身の少ない部位の豚肉だなぁと思っていたら、どうやら馬肉を使っているらしい。
でも、うどんには、脂そこそこしっかりのバラ肉が合うと思うんだ。
茹でキャベツの登用にも膝を打つところが見つけられない。
「樂家」さんを窺う限り、吉田うどんがブレークに至る日は近くはなさそうだ。


「樂家」神田店 千代田区内神田3-7 [Map] 03-5256-0339 [閉店]

column/01917

口イタリアン 「Caffe Classica」

caffeclassica.jpg何度も品川駅を利用していながら、一度も足を踏み入れる機会のなかった「Shinagawa ecute」に初めて寄ってみました。1Fは、和洋菓子やお惣菜のお店が並んでいるようです。エスカレーターを辿って2Fへ。2Fは書籍・服飾雑貨、そして3軒のレストランのフロアになっていました。その角の一軒が「Caffe Classica」です。彼のアロマフレスカの系列店で、エキナカというカジュアルな立地の性格と洗練されたイタリアンとの融合を図ったかのようで、カフェ風リストランテとでもジャンルされそうな雰囲気が伝わります。ランチメニューのAを「白金豚パンチェッタとブロッコリーのスパゲッティ」とエスプレッソでお願いしました。前菜のプレートには、「ワラサのカルパッチョ」「揚げトリッパのサルサヴェルデ」「野菜のミネストローネ」。揚げたトリッパがなかなかいい。白ワインが欲しくなるね。削り落としたチーズを添えた「シンプルサラダ」に続いてパスタの皿がやってきました。もみ海苔を塗すようにトッピングされたチーズを纏わすようにしてフォークから口へ。しっかり乳化したソースは、白金豚のベーコンの塩加減と半ば溶けて一体となったブロッコリーの風味が渾然となっていて、悪くない。エスプレッソを啜りながらふと周囲を見回すと、自分以外の客全員が女性であることに気がついた。そうだよね。こういう仕立てって女性の嗜好により適っているもんね。そういう意味では、オッサン、ウキ気味かも?(笑)。

「Caffe Classica」 港区高輪3-26-27 JR東日本品川駅構内 ecute 03-3449-6788

column/01917

口割烹 「霞町 すゑとみ」

suetomi.jpg「分とく山」野崎氏の元で修行したという末富氏が、日赤病院下へと移転したその元の店を引き継ぐようにして開いたという「霞町 すゑとみ」。弟子が他所で独立するのではなくて、師匠が出て行ってしまうという珍しいスタイルで自らの店を持ったことになるね。予約の18時ちょい過ぎにビル3階へ。残念ながら旧「分とく山」を知らないので推測でしかないけれど、ほとんど手を加えることなく営業しているのではないかと思われます。促されるまま、L字を描くカウンターのコーナー部へと収まりました。「いらっしゃいませ」。小僧さんのような印象に少し戸惑いつつ、その小柄で華奢な人物に会釈で応じましたが、どうやらその方が当のご主人末富氏のようです。いきなり日本酒というのも、ということでエビスの小瓶をいただいたところへ、オクラの載った鱧が届きました。ただの湯引きではなくて、葛の膜を纏わせているのがニクイ。「じゃこと鷹峯とうがらしご飯」の鷹峯とうがらしは、京野菜で辛味のない唐辛子だそうだ。鮮やかな緑の葉で隠すように蓋をされてやってきたのは、「じゅんさいと雲丹の小茶碗」。「鱸のお吸い物」を挟んで、墨烏賊、真子鰈、定置網の本鮪に海ぶどうを添えたお造りを新潟の吟醸辛口「麒麟山」で。大きな断面をみせる賀茂茄子は、じっくり煮含めるように炊けていてしみじみ旨い。焼き物は、鮎、のどぐろ、太刀魚の中から太刀魚を選んでみました。焼き色のついた皮目から口に運ぶと、どんな仕掛けがあるのか、信じられないくらいにふんわりと柔らかい、そして蕩けるように美味しいぞ。ううむ。お酒を山形の純米吟醸「冽」に。鮑の天ぷら、無花果の小鉢と続き、「新生姜の炊き込みご飯」へと至ります。清冽な生姜の香りが鼻腔を擽って食欲を掻き立てるのに、お替りできないお腹が恨めしい(オミヤにしてくれないかしらん)。デザートには、清々しい酸味の「日向夏のシャーベット」に優しい甘さの「蓮根餅」。満足満腹であります 。末富氏の名刺を頂戴して小さなエレベーターに乗り込み、見送っていただいた。もうちょっと貫禄がついてくるといいのにねなんて戯言を云いながら小路に出たところで、再度末富氏の会釈に出会う。あ。そうだった。聞かれちゃったかなぁ、失礼しました。

「霞町 すゑとみ」 港区西麻布4-2-13 八幡ビル3F 03-5466-1270

column/01917

口中国家庭料理 「楊」 yan 2号店

yan.jpg突然降り出した雷雨の中、早足で路地の角にある「楊」に飛び込みました。ここの「坦々麺」を喰ってやろうという魂胆なのです。奥の、バーコーナーのようなカウンター席に案内されました。「楊」の「坦々麺」は、汁なしタイプ。「よく掻き混ぜてからお召し上がりください」とのお達しに従って、グニグニとお皿の底の方に仕込まれた赤いタレを纏わすように混ぜると、あっという間に白かった麺が真っ赤になりました。辛そうだけど大丈夫か、オレ? 恐る恐る麺を啜ると、辛さより先にまったりとした胡麻ペーストのコクと香りが訴えてきます。そして、見た目ほど辛くは、ない。あれあれ、後から後から尾を引いて口惜しいぐらいにイケてしまう。辛いのがいまひとつ得意でないくせに、最後に残った挽肉の味噌まで綺麗に完食です。食べ終わってみると、独特の香りとともに口の中が痺れている。”麻”ってやつだな、とお冷を2杯。

「楊」 豊島区西池袋3-25-5 03-5391-6803

column/01916

口カリーライス専門店 「エチオピア」 本店

ethiopia.jpg駿河台下にある「エチオピア」。学生時代に来たことがあるような、違う店だったような。1Fのカウンターは丁度満席で、自販機の前でしばし佇みます。ふと見た壁のポスターには、「カリーの辛さをお選びください」とある。0倍から最高70倍まで。0倍したら辛さゼロってことなのかなぁと思っていると、0倍で一般的な中辛口位になります、とさらに解説されていました。空いた席で「チキンカリー」のチケットを渡し乍ら「0倍で」と告げると早速、バター片を添えた蒸かしたジャガイモが届きます。周囲の様子を窺うと、どうやら駅のスタンドカレー店のようにワケにはいかず、出来上がりまでそれなりの時間がかかる(当たり前か)ようで、所在無げにジャガイモを齧っている客もいる。お、きたきた。ライスとカリーソースの境目あたりにゴロゴロっと鶏肉が載っている。0倍は、中辛口ではなくて、その名の通りほぼ辛さ”0”。でもね、ウマイのね。こういう旨味のカレーって好きなんだ。辛くはないけれど、スパイスの香りは充分に楽しめる。いいね~。そして、デザートのシャーベットで口腔すっきり。次回は3倍あたりで、辛味との調和を試してみたいな。「エチオピア」は、ここで昭和63年の創業。ってことは、学生時代にはまだなかったっつーことじゃん。

「エチオピア」 千代田区神田小川町3-10-6 03-3295-4310
http://www.ethiopia-curry.com/

column/01915


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