そう思いつつ、引き戸を少し開けて覗き込む。
すると幸運なことにカウンターには空席がある模様。
早速オヤジたちでざわめく店内へ突入しました。
めっきり寒いというのに、
ひとまず瓶ビールで喉を湿らせてから、
お品書き筆頭の「とりさし」。
ジューシーな「手羽先」をアテに、
焼酎の「お湯割り」をくいくいと。
コリコリとした歯応えと独特の滋味が嬉しい「砂肝唐揚げ」。
そして「つくね」に「合鴨」と進みます。
以前の印象とは多少違うものの、
大ぶりサイズでふくよかな味わいの「手造りしゅうまい」。
こいつは必ず注文んでしまう逸品だ。
辛子醤油がよく合うね。
そんな飾り気なく実直な酒肴で、
今宵の晩酌を満喫するオヤジたち。
そんなオヤジタチの巣窟でありながら、
全体に小奇麗で小気味いい雰囲気で、
居心地のいいのも人気の一面だよね。
「宮川」
中央区日本橋茅場町3-5-1 [Map]
03-3668-7080
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