ロータリーの整備もすっかり済んだ武蔵小山駅前。
そこから「palm」の中をずーーーと歩いていくと、
中原街道にぶつかる手前で漸く、その長いアーケードが終わります。
そしてそのままちょっと足を進めると見つかるのが、「WARAUKADO」というアルファベットの並び。
一瞬、ロシア辺りの地名かなにかかなぁと思うも、
「ワ・ラ・ウ・カ・ド」と読める。
近づいて帯状のサインの隅を見上げると、
なるほど「レストラン ワラウカド」。
ハンバーグが自慢のお店のようです。
ニッコリ笑顔に迎えられて、木目と白い壁で構成する落ち着いた雰囲気のテーブルにつく。
やっぱりその、仙台牛を100%使用という「自家製ハンバーグステーキ」をいただきましょう。
ハンバーグはソースが3種類から選べる。
目玉焼きのっけにしてもらいます。
ひょいと載っけたカンカン帽のような目玉焼きの下には、選んだアンチョビオニオンソースのたっぷりみじん切りの玉葱。
早速口に含むと、わわわと流れてた肉汁が脇役に回って、粗く挽いた肉の旨みが量感を伴ってやってくる。
醤油仕立てのソースがいい具合にさらっと、味わいの輪郭を引き立てる。
うはは、これが苦手なヒトってそうそういないのじゃないかなぁ。
武蔵小山のアーケード「palm」の終着地にある、レストラン「WARAUKADO」は、
仙台のハンバーグ・ステーキの老舗「ほそや」「ビッグマウス」に続く三代目。
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