column/00659-reprise01 @750-
居酒屋「かんかん」で ナポリタン誘う膨満感とピーマンほの苦味
ランチ時の男性率98%のお店が新川の八重洲通り沿いにあります。
壁の看板には「居酒屋」と記されていますが、佇まいはまさに旧来の喫茶店。
昼のお食事メニューはというと、「ボンゴレ」に始まるスパゲティ4種類と「ドライカレー」以下ご飯モノ4種類。
ボリュームたっぷしのお皿たちを求めてやってくる野郎共の中には、いつ行っても座っているおデブくんの姿もある。
痩せる気はさらさらないのだろうなぁ(笑)。
そんなことを思いながら、「ナポリタン」をお願いしました。
やっぱり、盛りしっかりの「ナポリタン」。経験上、いきなりわさわさ粉チーズを振ったりすると後半がしんどくなるので、そのままフォークの先クルクルに勤しみます。
量感のある麺が、胃の腑にずんずんと溜まっていくのが分かる。
やや焦げたピーマンのほの苦味が妙なリズムを生んでくれる。
塩っ気がやや強いかなぁと咀嚼しながら、遮二無二一気に平らげるような勢いで食べ進む。
でも一気喰いはムリ(笑)。
ふう、とひと息ついて、パルメザンをちょいと振って、お冷のグラスを傾けてから、また遮二無二。
ああ、喰っちゃった。
正直、「うまいっ!」ってのとはちょと違うのだけれど、こんな炭水化物の膨満感は、どういう訳か定期的に欲しくなる。「ジャポネ」や「ハングリータイガー」、「エトナ」に足が向くのもそんなことが根っこにあるかなのじゃないかな。
日によってお皿の見映えが随分違うのが面白いね。
ご飯系メニューも勿論大盛りな「かんかん」。ホールの旦那は仏頂面だけど、怖くはない(笑)。以前は「洋風居酒屋」としていた看板が、今はただ「居酒屋」となっている。
ま、居酒屋使いしたことは今のところないのですけどね。
口関連記事:
洋風居酒屋「かんかん」で 太目の麺とほどよい辛さカレースパ(03年05月)
スパゲッティ「ジャポネ」 で久々のジャリコ大盛り(06年05月)
レストラン「ハングリータイガー」 でダニエルわしわし、なはは~(07年10月)
パスタハウス「エトナ」で コク味スパイシーな特選ミートソース(07年03月)
「かんかん」 中央区新川2-6-9 03-1234-4567