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とんかつ「八千代」で 車海老フライ定食頭からバリバリ尻尾まで
場内6号館の角を曲がると案の定、空席待ちの人だかりが道を塞ぐようにしていました。
手前の「寿司大」はまだしも、超人気店「大和寿司」の前には店幅の狭い空間にとぐろを巻くようにしている。
一体何時間待ちなんだろね。
その空席待ちの列の谷間に、
とんかつ「八千代」の暖簾がありました。引き戸のガラス越しに中を覗くと、空席あり。
丸椅子に腰掛けて、「車海老フライ定食」をお願いします。
お皿には、しっかりサイズの車海老のフライが3尾。箸で掴んでから、一瞬考える。
頭からイケルかな?
試しにと頭から齧りついてみると、バリバリという小気味のいい音とともにすんなりと砕けて、味噌のおまけまで付いてくる。
よく見ると、尻尾なんかは透明に揚がっていて、なんだか綺麗だ。
タルタルをつけ直して、身の部分も齧る。
当然臭みなんか微塵もない、プリリとした身から口一杯に甘さに似た旨味が広がって、いい。
結局、頭も尻尾も残さず完食です。
「八千代」には、さらに特大な海老フライや、火曜日限定で肉厚焼豚と目玉焼きのコンボ「チャーシュー・エッグ定食」という魅惑的メニューもあるらしい。
再訪せねば。
「八千代」 中央区築地5-2-1 築地卸売市場魚がし横丁6号館 [Map] 03-3547-6762