人形町通りからすっと脇へ反れた筋に下町らしい風情で佇んでいるのが「梅田」です。
暖簾を潜った途端に「煙草吸われます?」と訊かれる。
「いえ!」と応えるとそのまま1階のテーブルへ案内されました。
喫煙者は2階へどうぞ、という運営をしているようです。
できそうでできない配慮だよね。
早速お目当ての「しら焼き丼 松 いくらのせ」をお願いしました。
山葵を少々のせてから箸を横に通すと、そのまま素直に切れる。
たれの沁みたご飯とともに頬張ると、ふんわり柔らかい食感の後ろから、甘さにも思える鰻自身の旨みがさっぱりとした醤油だれに包まれるようにやってきました。
充分に蒸すからか、しつこさのない上品な仕上がりになっていて、でも決してあっさりし過ぎない。
ん~、コテコテとした蒲焼の立場危うし。
100円トッピングのいくら醤油の鮮度がよければもっと嬉しいな。
「人形町 梅田」
中央区日本橋人形町3-4-2
[Map] 03-3661-0160
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