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ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


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2005年5月アーカイブ

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口酒と魚の店「築地 活鮮市場」で 路上宴会刳り貫く鮪頭身塩焼き

kassen.jpg建設中の東京ビルヂング向かいのガード下にある店の前には、椅子やテーブルを持ち出して路上宴会を繰り広げる人影がありました。
店の奥に空席を見つけ、とりあえずジョッキを干す。
「海老団子」「真イカの丸焼き」「〆さば刺身」「厚焼き玉子」などといった居酒屋メニューで「さつま兵六」をペロペロ。

特筆したい「鮪頭身の塩焼き」は、マグロの頭の部分の輪切りを焼き上げたもので、直径が30センチ近くある豪快な逸品。
骨の間の充分な量の身を円く刳り貫いていただきます。kassen01.jpg残りの骨はお持ち帰りして犬にあげると、それはもう大喜びするそう(笑)。

そんな、オトウサンたちの味方「築地 活鮮市場」は、東京駅を中心としたエリアに7店舗を展開しているようです。


「築地 活鮮市場」丸の内南口店 千代田区丸の内1-10-12及び13 [Map] 03-5219-3966 http://www.kassenichiba.com/

column/01517

口みそかつ「矢場とん」東京銀座店で わらじとんかつ衣の表情

yabaton.jpg名古屋の代表的なみそかつの店「矢場とん」が東京に進出を果たしたと聞いてからしばらく。
やっとトライしてみようかという気になり、いざ三原橋へ。
「わらじとんかつ」を定食でお願いしました。
たしかに、デカイ…。
そして、赤味噌のタレにどっぷりと浸けてしまったかのようで、衣の衣らしい表情はみられません。


噛めば柔らかい肉ですが、肉の味よりもなによりもまずみそだれの味が纏わりつく。yabaton01.jpg
甘いたれの責め苦がじわじわと効いてくる中、半分を過ぎたところでお茶碗のご飯がなくなってしまった。
かつだけを食べるっていう訳にもいかんよなぁと「おかわりお願いします」と告げると「105円かかりますが…」との応え。
気持ちのなかで「あぁ」と脱力しつつも仕方なく了承。
そもそも安くないのに、お代わりご飯にお金を取るとは、どういう了見か知りたいところ。
キャベツ・味噌汁・ご飯のお代わりOKな「平田牧場」あたりのサービスを見習ってほしいところ。

芥子をつけたり、擂り胡麻を振り掛けたりしつつなんとか無理して食べ切る。
やっぱり揚げ物は醤油だな(笑)。


「矢場とん」東京銀座店 中央区銀座4-10-14 [Map] 03-3546-8810 http://www.yabaton.com/

column/01516

口大衆食堂「つるかめ」で ソイ丼ジャンクな表情と不思議な魅力

tsurukame.jpgジーンズの裾を直す待ち時間に昼食を済まそうと、新宿通りを駅の方へ漫ろに歩く。
ふと、あの辺りでキワモノの匂いのするもんでも喰ったろと思いつき辿り着いたのは、「思い出横丁」。
俗に「しょんべん横丁」と呼ばれた界隈で呑んだのも随分と昔のことになりました。
昼なお如何わしさの残る小道には、意外に小奇麗にしたジンギスカンのお店なんかもあったりして、再開発の波が迫る中、様変わりしているようです。

で、「つるかめ」で「ソイ丼」。
ソイ、とはつまり大豆(=soybeans)のことで、豚の挽肉と豆腐、そして大豆をカレー味に煮込んだものがどんぶりにのってくる。tsurukame01.jpg玉葱も入っていると思ったら、どうもそれはセロリのみじん切りらしい。
ハムが一切れ入って500円、昼には味噌汁付き。
ジャンクな表情だけど、半年に一度くらいに思い出して食べたくなりそうな不思議な魅力があるな。


真昼間からすっかりできあがってた酔っ払いは、座っていた丸椅子から道の真中まで転げ落ちたりして、あ、やっぱりしょんべん横丁だ、と思わせるのでした。


「つるかめ」 新宿区西新宿1-2-7 [Map] 03-3343-4078

column/01515

口カフェ「Pour cafe」で オープンエアの山形冷しらーめん

pourcafe.jpg麗らかな5月の陽射しの下、昭和通りに面して扉を開け放っているカフェの店先に「山形冷しらーめん」と縦書きされた木札が立て掛けられているのが目に留まりました。
「ロコモコ」などのカフェらしいメニューの中に「山形らーめん」そして「山形水らーめん」というメニューが並んでいるのです。
ここかぁ、と早速闖入。
通りに向かうテーブルでいただきます。


緩く冷えたスープを啜ると、鰹の香りがフンとして、すっきりした旨味が残る。pourcafe01.jpgホタテ、アタリメ、日高昆布、しいたけ、煮干、鰹で取ったダシにオリーブオイルで作った香味油を加えたというスープに冷たく絞めた喉越しのいい麺がマッチして、たしかに"冷やしたラーメン"的な風情がある。
pourcafe02.jpg中央にシャーベット状に凍らせたスープがトッピングされていて、次第に解けてはスープを冷やしつつ濃度を維持している模様。
二日酔いの残る体には、一興の一杯でありました。


「Pour cafe」 中央区銀座1-14-9 [Map] 03-3535-0516

column/01514

口築地の活貝焼専門屋台「和光」で 亀の手平貝蛤白貝大アサリ

wako.jpg通り掛かりの鈴らん通り。
古びた木造店舗の土間に屋台が突っ込まれている光景が目に留まって気になっていました。
まだ暮れ切らない時間帯にいそいそ訪ねる。
ところが、店の奥まで入り込んでみたものの、ひとの気配がない。
う~ん、どうしたものか。
暫く入口の前でワンワン吠える犬を眺めていると、スーツ姿の男が「あ、丹羽さん、いませんか」とやってきました。
「とりあえず、呑んでましょう」と云う。
いや、え、いいかな、いや、でも…。
そこへ、「いや~、ちょっと買い出し行ってまして~」と、店主が戻ってきた。


その店主の説明によると、この店ではメニューは貝のみ、飲み物はオール1杯500円で自らその都度箱に現金を入れて勝手に呑るシステムだという。
初めての客には、既に店に入っている客が先達として、どこにビアサーバーがあるかなどと指導する慣わしなのだという。へー、面白いじゃん。
2杯分!などと呟きながら、千円札を投げ入れて、エビス黒を注ぎグイと干す。
折角なのでと「からくち浦霞」を舐めつつ、屋台の入口側に座り込みます。


「はい、亀の手」。wako02.jpgおー、久々に見る珍味。
如何にも日本酒にぴったりな野趣ある酒肴だ。


wako03.jpgwako05.jpg
続いて「ハマグリ」「白貝」、そしてデッカイ「平貝」、学名ウチムラサキの「大アサリ」などなど。wako06.jpgwako07.jpg炙りたて熱々の、エキスの迸る活貝の醍醐味が堪能できて、
お酒が進むというものです。
「浦霞」に「大七純米 生酛」。
すっかり酔っ払いとなってしまいました。


この店のなによりの魅力は、瑣末な時流や客になんら阿らないあるがままが潔い店主のキャラ。
下田発のメロン売りから紆余曲折を経て茅場町に至るその遍歴を聞くのも楽しい。wako01.jpg店の奥には常連の巣窟もあり、夜な夜な"勝手しい"な連中による変幻自在なコミュニティが形作られているようです。


「和光」 中央区日本橋茅場町2-5-5 [Map] 03-3751-0141 http://yatai-wako.jp/ 
[移転]

column/01513

口天麩羅「なかがわ」で 天麩羅定食ネタの水分飛ばす意味

nakagawa.jpg「布恒更科」にお邪魔した帰り、京橋築地小学校の脇道で目に留まった「なかがわ」の文字。
此処だったんだ、と早速出掛けていきました。
柿色の暖簾の先は、静謐でどこか凛とした雰囲気の佇まいをみせています。
L字カウンターのコーナーに据えられた天麩羅鍋の前へ。
ランチを定食でお願いしました。

品のよい大きさの海老2尾を尾っぽまで食べてしまう。
齧れば正方形の断面から湯気をあげる烏賊。
続いて、鱚そして穴子。
ああ、ネタの水分を上手に飛ばす、というのはこういうことを云うのかと、齧ったところをじっと見つめてしまう。
旨味を凝縮するんだね。

一方で衣は、サクサク具合を特段主張する訳ではない。
こうしてみると、天麩羅の衣というのは、あくまでネタを美味しくための方策であって、衣の食感が前面にきてしまうような天麩羅はやっぱりよろしくないのがよく分かる。

こんな当然のことを新たに見出したかのよう感心させてくれた店主中川氏は、茅場町「みかわ」での研鑚の後、八丁堀、六本木での要職を経て一年ほど前に独立したのだという。

何気なく通っていた八丁堀店だけれど、カウンターに張り付いてじっくり揚げ立てを味わっておくんだったね。


「なかがわ」 中央区築地2-14-2 [Map] 03-3546-7335

column/01512

口KITCHEN「れん」で クリームソースの牛フィレカレー

ren.jpg六本木通り沿いを溜池方向に下ったところにあるキッチン「れん」へ。
カジュアルな洋食屋さんです。
左手では、テーブルをくっつけての宴会状態。
同じような注文を一度にせず何度も繰り返して、落ち着かない。
すっかり居酒屋ノリだ。

気を取り直して「牛フィレカレー」に「オニオンスープ」を添えてとお願いしました。
メニューにあれば注文みたくなる「オニオンスープ」や「オニオングラタンスープ」。
コンソメに丁寧に炒めた玉葱の甘さが纏うスープっていいよね。


「牛フィレカレー」は、まったくといっていいほど辛くなくて、ren01.jpg牛ヒレ肉のソテーをライスにのせてカレー風味のクリームソースをかけた料理、
と云ってしまえるほど。
これはこれで悪くないけどね。


「れん」 港区六本木3-9-12 源氏ビル1F [Map] 03-3475-5755

column/01511

口手打「築地 布恒更科」で 横長蒸篭生粉打ちもりと円筒形ごぼう天

nunotsunetsukiji.jpgあの、大井「布恒更科」が築地に出店したと聞きつつ、伺う機会を得られぬままおよそ一年。
本願寺の正面から平成通りへ。
真新しく映る群青の暖簾に「手打」、そして「布恒」の文字が揺れていました。
意外や意外、早過ぎる時間ではないにも拘らず店内に先客なし。
微妙に動揺しつつ、テーブルに着きます。

「成富」との比較が一瞬頭を過ぎって、「ごぼう天もり」を生粉打ちでお願しました。


横長の蒸篭に盛られたお蕎麦に、たまり醤油のような濃くて辛めのつゆ。
たしかに大井と同じ装いに思える。nunotsunetsukiji01.jpgごぼう天は、細く刻まれた牛蒡が下層に小海老が上層に円筒形に成形されたかき揚げ。皿の周りにソースを回したらフレンチのひと皿のよう?。
どうやって揚げるんだろうかと思いながら箸を入れると、絡まる牛蒡が軋んで分け難く、結局グズグズになってしまった。ゆっくり蕎麦湯を啜ってから会計を済ますまで、他に客はひとり。
大丈夫か、2代目。


「築地 布恒更科」 中央区築地2-15-20 [Map] 03-3545-8170

column/01510

口BRASSERIE「AUX AMIS」で D.Bacchantesでアローズ

auxamis2.jpg21時過ぎから空腹を抱えての丸の内仲通り。
少し思案して、ひと影疎らな雨の中を新東京ビルへ。
ガラス越しに奥寄りのテーブルが空いている様子に、安堵です。
「AUX AMAIS」は、銀座のフレンチ&ワインバー、「オザミ・デ・ヴァン」の姉妹店だ。
3種類のプリフィックスコースの品から、アラカルトで5皿をチョイスしました。

トロリシットリとしたベーコンがアクセントのサラダ「松木さん家の色々な野菜とイベリコ豚ベーコンのセザール皇帝風サラダ」。auxamis2_02.jpgどのあたりが"皇帝風"なのかは、うん、ちょっと分からない(笑)。


香草のソースが一興の「フランス産ビオロジックサーモンのマリネ」。
auxamis2_03.jpgauxamis2_06.jpg
熱々のプレートでやってきた「オホーツク産ホタテ貝のナント風グラタン」。


「アローズのオゼイユ風味」のアローズとは、ロワール河を遡上する幻のニシンと云われているもので、日本初上陸だそうだ。auxamis2_04.jpg確かに独特の匂いがニシンそのものです。


そして「鴨もも肉のコンフィとカルカッソンヌ風カッスーレ」。auxamis2_07.jpgナイフで大胆に削ぎ落とす鴨の肉も旨いが、その鴨肉のベースに仕込まれた白インゲンの煮込みもいい。


auxamis2_05.jpg1本目のコートデュローヌ「D.Bacchantes」は、リストに"バラの花束"と謳われている通り、香りも味わいも優美な華のようで美味しい。
この3日間フェアを展開しているというロワール地区のリストから「Anjou "Gamay"」を2本目に。
こちらは、どこに焦点を当てていいか分からないぼんやりとしたもので、ちょっと残念。
空腹紛れにグイグイ飲んでしまった(笑)けれど、バーカウンターでテリーヌやカナッペ、カッスーレでグラスワインを数杯いただく、という利用もいいかもしれないね。


「AUX AMIS」 千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル [Map] 03-6212-1566 http://www.auxamis.com/brasserie/

column/01026 reprise01

口鳥料理「有明」で 軍鶏水炊きらーめん洗い飯地玉子のゆで卵

ariake.jpg前回期待を膨らませて訪れたら、売切れ仕舞いの憂き目に遭って以来の再訪です。
暖簾を潜ると、席を得ている客全員が一様に黙々と昼限定の「軍鶏水炊きらーめん」を啜っていました。
らーめんに無料の「洗い飯」、そして「地玉子のゆで卵」をお願いします。
如何にも丁寧に煮出されたような黄色がかったトロミあるスープに黄色い細麺が潜んでいて、2片の鶏ともみじおろしらしき辛味がトッピングされています。

上品な味付けの滋味豊かなスープについているトロミは、煮詰めてのものではなくて、加えられたお米の粘度によるものだそう。ariake01.jpg
そのトロミが水っぽさを排除し、固茹での麺によく絡む。スルスルとその麺を平らげたら、小ぶりなお茶碗に盛られた「洗い飯」を投入、レンゲで均します。
ご飯を軽く洗うことによって今度は粘りをとって、サラサラの雑炊に仕立てようっていう算段なんだね。
微妙にひと味足りない気もしてきて、ゆで卵に添えられていた塩をひと掴みちょっとを加えてみると一層旨味が際立って、いい。ポン酢を垂らすっていう手もあるね。
結局最後のひと掬いまできれいに完食してしまいました。

冬場に「五鉄の軍鶏鍋」をいただきに行くっていうのも良さそうだ。


「有明」 江東区東陽3-14-10 [Map] 03-3641-4222 http://www.h4.dion.ne.jp/~horohoro/ [門前仲町に移転]

column/01509

口薩摩地鶏・鉄板焼「安兵衛」で 砂肝まく胸肉地鶏ももステーキ風

yasubei.jpg山手通りから東山界隈へと斜めに抜ける道のとば口に「安兵衛」はあります。
"やきとり"と書かれた赤提灯と黄色地に"炭火焼"と赤文字で記されたスタンド看板が目印。
飾り気のない店内に、十席ほどのカウンターが設えられていました。
一見さんは入ってすぐの席へ。
毎日ジムで鍛えているという店主の背面には、その名の通ったプレミアムな銘柄から比較的なレアなものまで鹿児島の芋を中心とした焼酎のラベルが居並んでいます。

お品書きが目に留まらず、所在無い顔をしていると「串は5種類のみで、もものステーキ風というのもあります」と店主。
おまかせでお願いすることにします。


独特の噛み応えの「もも皮」、コリコリサクっとした歯応えの「砂肝」、はつの一部だという「まく」、山葵でいただく「胸肉」。
しっかり利いた塩と燻されたその香ばしさが印象的。


続いて、ジュージューとした音を立てる鉄板が登場。
載せられたキッチンタオルを湯気とともに外します。
決して柔くない歯応えと野性的な滋味が楽しめる「地鶏のもも炭火焼きステーキ風」だ。


ひとまずあの村尾酒造が作ったという麦の「のんむら」から、「八幡ろかせず」「池の鶴」「不二才」「薩摩乃薫・純黒」などなどの芋を不思議なほどすいすい呑んでしまう。
大丈夫か、オレ(笑)。


熊本出身の店主が薩摩地鶏に惚れ直してタレントから転身、8年ほど前に開いたという「安兵衛」は、今でこそ乱立している地鶏と焼酎のお店とは、自ずから立ち位置が違う。
調子こいて呑み過ぎると御足が心配なのところは、例外ではないけどね。


「安兵衛」 目黒区東山1-6-7 フォーラム中目黒1F [Map] 03-3711-2617 http://yasubei.com/

column/01508

口寿司・銀座「鮨 からく」でづけ中落ち穴子丼づけ鯛ごま和え人気

karaku.jpg「づけ 鯛のごま和え丼」をいただこうと、
西五番街の「鮨 からく」へ。
地階への階段を降りると、入口手前のソファーに4人ほどの空席待ちがあって少し驚くも、そう待つこともなくカウンターに案内されました。
お品書きを見る間もなく注文しようとすると、「づけ鯛だけ終わってしまいました」と云う。
ぶえ~。"鯛のごま和え"を食べに来たのにぃ。

半べそになりながら(笑)、仕方なく「づけ・中落ち・穴子丼」をお願いしました。
ふんわり柔らかい煮穴子、肌理の細かい印象の中落ち、ゆるりぬるりと官能的なづけの3点盛り。karaku01.jpg酢飯に、酢の強いところと弱いところとムラがあるの気になるけど、そのお陰で酢がしっかり利いてる方が旨いのがよく分かる。


それにしても、「づけ 鯛のごま和え丼」。
限定20食が正午にして売切れとは、どうやら人気集中のようですね。


「鮨 からく」 中央区銀座5-6-16 西五番館B1F [Map] 03-3571-2250 http://www.ginza-karaku.com/

column/01507

口ラーメン「イレブンフーズ」で 大盛りラーメンざく切り玉葱の甘さ

elevenfoods.jpg土曜日の午前中しか訪ねるチャンスがないので、はるか昔から気になりつつも行けなかった「イレブンフーズ」にやっとお邪魔できました。新馬場駅から天王洲方面へ。
右手の路地を覗くとそこに赤のテント地に記された店名が見つかります。
通りがかりにたまたま寄るような機会は決してないと思われる、実にローカルな立地。
開けっ放しの店先から半ば様子を窺うように入ってすぐのカウンターに座りました。

目の前にお金の入ったザルがある。
あ、ここでセルフ精算するんだな。

注文を問う声がかかったので「チャーシューメンを」と告げると、「終わっちゃいました~」との由。
となると選択肢はなく、「では、大盛りで」とお願いしました。


どんぶりになみなみとスープが張られ、量感たっぷり。elevenfoods01.jpg麺を掬って啜ろうとした瞬間に小麦粉の香りがぷんと立つ。
かんすいの厭な匂いではなく、不思議な魅力のある香りだ。

スープもひと啜り。
ほう。
どこか懐かしさをかんじさせる、ボディのあるスープだ。
ベースににんにくがしっかりと潜んでいる気がする。
一見タイプが違うようでいて、「二郎」と異母兄弟のような印象が残る。
ざく切りの玉葱の甘さがいいアクセントになってるね。


どうも取材拒否の店らしく、近頃メディアでこの店名を目にすることはない。
好き嫌いがはっきり分かれるこのラーメンには、メディアで取り上げられなくたって、どっこい根付いたファンがいるらしい。
それにしても朝8時から営業しているというのはどうゆう訳なんだろう。


「イレブンフーズ」 品川区東品川1-34-23 [Map] 03-3472-1197

column/01506

口洋食「たけだ」で 鮪の頬肉バター焼きステーキソースふむふむ

takeda.jpg今日は、場内8号館の洋食「たけだ」へお邪魔です。
丈の短い藍の暖簾がいい具合に煤けていました。
10分ちょっとの空席待ちののち、右手前の丸椅子へ。
目星はついているものの、壁一面に貼られた品書きに目線が右往左往してしてしまいます。
う~ん、迷う。
迷わせるぅ(笑)。

で、やっぱり「鮪の頬肉バター焼き」をステーキソース味でお願いしました。


それは、知らされないまま出されたら、四つ足動物系お肉のソテーと思ってしまいそうなひと皿。takeda01.jpg柔らかな身をひと噛みすると、割りとさっぱりとしたソースとともに滋味がじゅわんと溢れ、ひと呼吸おいて血合いに似た独特の臭みがふっと香って、鮪を食していることを実感させます。
ふむふむ。

「たけだ」には、その頬肉のフライや尾肉のステーキ、そして端正なるトロ肉のステーキ、時期にはカキのバター焼きなど、垂涎メニューが目白押しです。
困るなぁ(笑)。


「たけだ」 中央区築地5-2-1 築地卸売市場魚河岸横丁8号館 [Map] 03-3450-1006

口SOUP CURRY「イエローカンパニー」で 豚角煮ポトフのカレー版

yellowcompany.jpg北海道発の「スープカレー」なるカテゴリーが話題になってしばらく。
恵比寿は明治通りの東3交差点近くにある「イエローカンパニー」にお邪魔しました。
なるほど黄色を基調としたカフェテイストの内外装です。
鶏肉はお昼に食べたしな、
と「スープカリー 豚角煮」をチョイス。
辛さの設定は、おすすめレベルの中辛でね。

さらさらとした辛そうなスープにジャガイモ、人参、ピーマン、煮玉子、そして豚角煮がゴロゴロっと浮かんでいるようなお皿とサフランライスが敷き詰められたプレートが届きました。yellowcompany01.jpgサフランライスを掬ったスプーンをスープに浸して口に運ぶと、ご飯がハラハラと、そしてスープの旨味とスパイスの辛味、香りが広がります。
それぞれの具材をスプーンで刻んではスープとともに口にしてはライス、を繰り返す。
うん、旨いじゃん。


トゲトゲしい辛さではないし、なによりベースになっているスープが意外に上等なんだ。
なるほど、"ポトフのカレー版"というと一番分かり易いかもしれないね。


噎せ返ったりする辛さではないけど、食べ終わる頃にはしっかり汗が吹き出ている。
ひと廻り、さらにもうひと廻りハンカチで汗を抑えてから店の外に出ると、外の空気がやけに清々しく感じるから不思議です。


メニュー裏に記されてあった、"途中で水を飲むのは我慢"という注釈は、高輪「SUNLINE」での口上に似て、これまた然り。
カレーをいただく時のお作法としよう。


「イエローカンパニー」 渋谷区東3-14-19 オークヒルズビル1F [Map] 03-5485-2723 http://www.yellowcompany.jp/

column/01502


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