Osteria「Lucca」で 増田和牛のカルパッチョと岩中豚のグリル

lucca.jpg明治通り沿いのレストランの一軒、「ルッカ」でお食事。ムーミンのニョロニョロも連想する、印象的な対の偶像が迎えてくれます。コンパクトで気取りのない、居心地のいい店内。ドライシェリー「ティオ・ぺぺ」からはじめてみます。底部がぷっくりとしたシェリーグラスがまた、印象的だ。先日のお皿からの連想含みでお願いした「群馬県増田和牛のカルパッチョ バルサミコ風味」は、ほどよい厚さにスライスされた牛肉の魅力をあっさりとしたバルサミコの風味がグイと引き出していて、美味い。添えられたルッコラは、セルバチコという野生のルッコラだそうだ。ふむふむ。お供のワインは、ピエモンテの「BARBERA D’ASTI」。抱いたイメージに近い、深みがありながらあと味がすっと華やぐ感じのバランスいい、赤であります。入荷がなく涙を呑んだホワイトアスパラガスに替えてアンティパストからもうひと皿と、定番「帆立貝の香草パン粉焼き」。しっとりと焼いた帆立と香ばしくしたパン粉の相性って、やっぱりいいのんね。中はもちふわ、岩塩の塩っけが美味しいパーネ。お代わりを届けてくれた初老の紳士は、シェフのオヤジさんなのだという。時たま手伝うのだそうだけど、還暦を過ぎて息子のレストランを(気ままに?)手伝うなんて、なんだか幸せなことのように思っちゃうな。プリモから「ルッカ名物 フレッシュトマトとゴルゴンゾーラ タリオリーニ」と「ポルチーニのリゾット」。お皿の縁に振られた粉末が香りを誘っている。茶濁のソースにふつふつと潜むライスの粒が程よくしっかりしていて、ポルチーニ風味のコクを纏って、いくらでも食べれてしまいそうな、イケナイお皿だ。セコンドにと選んだ「岩手県 岩中豚のグリル マスタード添え」は、思い出せば涎がすぐ出る、肉の魅力を直球で表現したお品。そのまんま齧々するのが一番イケル。ぎゅぎゅっと詰まったお肉エキスがじゅじゅん素敵に滴って、うま~い。ここでいう“岩中(いわちゅう)”とは、岩手中央畜産を縮めたモノだそうで、つまりは岩手県産の銘柄豚なんだという。へ~。ドルチェには、「ラッテパンナ」。そのまま読むとミルク&生クリームだけど、お皿には苦味が粋なカラメルを頂く固め濃いめのプリン、そしてバニラ系ジェラート。生チョコの濃いぃ風味が罪な「生チョコのブリュレ」もまたいい。気の置けないお店の佇まいと同様に、シンプルにイタ飯を愉しませてくれる「ルッカ」。ふらっとランチもいいかもしれないね。 「Lucca」 渋谷区広尾1-6-8第2三輪ビル1F 03-5789-3631 http://www.osteria-lucca.com/
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