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ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


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カレー店とカフェたちアーカイブ

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口おこめやカフェ「八丁堀 鈴木米店」で まぐろユッケご飯優し旨し

suzukikometen.jpgランチのアイデアが浮かばない時によくお世話になっているのが、八丁堀のお米屋さん。
週替わりの「ごはんセット」にするもよし、
「お魚セット」はなんだろな?と考えながら、
路地を入るものまたよろし。
米屋の一角をカフェにした感じのお店ゆえ席は多くないので、出遅れると満席のこともある。
さて、どれにしようかな。


suzukikometen01.jpg
黒板から選んだのは、
10食~15食限定の「まぐろユッケ定食」。suzukikometen02.jpg鮪の赤身にうずらの玉子を溶いて、ユッケちっくにしてご飯のお供にするという作戦だ。


軽くヅケにした鮪と玉子は想像通りによく似合う。suzukikometen03.jpg小鉢や香の物、味噌汁、そして勿論茶碗のご飯が何気に優し旨し、なのであります。


別のお昼には、こちらも定番「鶏唐丼中華風オーロラソースがけ」。suzukikometen04.jpgフリッターっぽいというか、竜田揚げ風の鶏唐揚げにとろみしっかりのオーロラソースが垂らしてある。
ドンブリものじゃなくて定食仕立てにした方が、唐揚げ、ご飯、唐揚げ、ご飯の行き来を愉しむにより相応しいのでは思いつつ、ソースの利いたあたりの唐揚げをまた齧ります。


新メニューと謳う「ハヤシライス」はというと、さらさらとしたデミソースが意外な完成度。suzukikometen05.jpg自家製のソースなのだろうなぁ。
優しい風合いの中に旨みがしっかり滲んでいます。


suzukikometen06.jpg二階への階段の壁には、「NO RICE, NO LIFE」と訴えるオリジナルTシャツ(米Tby亀吉)のサンプルが飾られている。
普段は殊更そう意識はしていないけど、日本人たるもの、お茶碗によそったご飯のない人生は考えたくないものでありますね。


八丁堀の路地裏で、お米屋さんが営む"おこめやカフェ"、「八丁堀 鈴木米店」。suzukikometen07.jpgsuzukikometen08.jpg店先に置かれたガラ袋には、米糠がたっぷり。
回収してもらうために置いてあると思しき米糠が、ここでは精米し立てのご飯を提供してますよと謳っているようでもあります。


□関連記事:
 おこめカフェ「鈴木米店」で 穴子ご飯とお惣菜ご飯の甘さと和み(06年05月)



「鈴木米店」
中央区八丁堀3-20-8[Map]03-3551-1011 
http://www.suzuki-kometen.com/

column/02948

口Coffee House「elle」で ナポリタンホットサンドサラダみそ汁

elle.jpg永いこと八丁堀を彷徨いていながら、
通りに面したこの店に入るのは、実は初めて。
スタンドサインには、本格派コーヒー&パスタ、とある「エル」。
いよいよ訪れなければと考えたのは、
店頭で示すランチメニューにずっと気になるフレーズがあったから。
そう、セットメニューのあちこちに「ナポリタン」の文字がみつかるンだ。


いらっしゃいー、とドアの前でオヤジさんが迎えてくれる店内は正に、
昔ながらの喫茶店。
ずっと奥へどうぞ、ということで、突き当たりのテーブルに腰を据えました。


改めて眺めるメニューから選んだのが、本日のサービスランチ「Fナポリタンスパゲティー・ホットサンド・サラダ・みそ汁盛り合わせ」。
本日のと謳いながら、毎日あるよな気がするのは、気にしない(笑)。
片言なオネエサンがカウンターのオトウサンにオーダーを通すと、はい分かりましたありがとうございまーすと快活に通る声で応じてくれる。
早速響いてくる、大きな炒め音。
大きく鍋を煽り、しっかり炒めてくれているのが、その音から伝わってくる。


湯気を上げてやってきた盛り合わせ皿のナポリタン。elle01.jpgすぐさまフォークに巻いたナプキンを剥がして、そのオレンジ色と挿し込みます。
うん、炒め加減に遜色なく、ケチャップ量の頃あいもいい。


そのお皿の裏側へと廻り込むとそこには、二種類のホットサンド。elle02.jpg齧ろうとして判ったのは、サンドといっても二枚のパンでサンドしているわけではなくて、半分に割った食パンの断面へスリットを入れて、そこへ玉子やツナのたっぷりした具を押し込めていること。
芸が細かいというか、なんというか(笑)。
いいなぁ。


elle03.jpg
玉子トーストサンドや玉子ピラフとの盛り合わせでなくて、
ナポさんも食べてるナポリタン単品を啜ってみようと数日後にまたお邪魔しました。


片言のオネエサンには、「ナポリタン単品で」と云ってみても、「ナポリタンだけ」「ナポリタンのみ」と云ってみても通じない(苦笑)。
仕方なく、カウンターのオトーサンにそう声を掛けると、「はい、できますよー」。


elle04.jpg
ふたたび湯気とともにやってきた、
プレートに載る「ナポリタン」。elle05.jpgしめじ多めな今日のナポは、ちょっとタバスコの青っぽい辛みが利いているよな気がするなぁと思いつつ、クルクルズズズ。
前回で在り処を知った粉チーズを振ってはまた、クルクル、ズズズ。
二回試してちょっと残念かなと思うのは、添えてくれるのがスープでなくて味噌汁であること。
付け合わせならまだしも、やっぱりナポリタンに味噌汁は微妙であるぞ、と。


どうやら30有余年に亘って八丁堀にあるという、Coffee House「エル」。elle06.jpg入口応対&レジ担当のオトウサンもまた朗らかに、「またお待ちしてまーす」。
そのフレーズが、なんとなく心地いい。
伝票裏の記載によると、四ツ谷にも同じ「エル」の麹町店があるようです。


「elle」 中央区八丁堀3-22-11[Map] 03-3553-2581

column/02941 @900-

口カフェ「iL PiNOLO CAFFE」で 青森りんごホットワインに和む

ilpinolocafe.jpg「とことん青森 2010」開催中の表参道を散策。
久し振りに歩いてみると、日頃表参道界隈に如何に近寄っていないかがよく分かる。
イッセー尾方を観に原宿クエストに通っていたっけなと考えながら漫ろ歩き。
よく晴れた冬空に「とことん青森」のフラッグが揺れています。
いよいよこの年末には、東北新幹線が新青森まで延伸するんだね。


ilpinolocafe01.jpg


ilpinolocafe02.jpg表参道ヒルズに闖入するのもまた久し振り。
エスカレータを3階まで上った正面で「やさい家 めい」がちょっとした行列をつくっているのに吊られるように並んで、青森名物具沢山と謳う「またぎせいろ飯」をいただく。


普段は連食しようなんて発想にはなかなかならないのだけど、不思議とまだいけそうな気がする。


ということで、気がつけばヒルズ開業来の4年振りになっちゃった、並びの「MIST」に行ってみる。
ilpinolocafe03.jpgこの期間、「MIST」の醤油と塩のラーメンは、限定と謳いつつ、青森食材を使ったものになっている。
湯切りの所作を眺め乍ら「塩ラーメン」を所望。
トロミを思うほどに食材のエキスを煮出した感じのスープは、
流石「CHABUYA」の一杯だ。
このところ普段から青森シャムロックを使っているようで、ってことは、野菜類なぞそれ以外のスープ食材にも青森モノを使っているってことなのかもしれないな。


そして、一息入れようと訪れたのは、表参道ヒルズ向かいの建物。
間口の妙に広い階段を上がると、そこがテラスになっていて、テーブルセットが並んでる。
そこには、イタリアン「iL PiNOLO」のカフェがあるンです。


まったりするに相応しいと選んだのが、「青森県産りんごジュースとハチミツのホットワイン」と「青森りんご サンふじ シナモン風味のワッフルバニラアイス添え」。ilpinolocafe04.jpgホットワインには、特殊な製法で絞ったりんごジュースにハチミツとサンジョベーゼワインを合わせた、と解説してくれている。
続けて、女性好みの冬に似合うホットワイン、ともある。
オッサンが飲んではいけませんか(笑)?


湯気のところへ口を運ぶと、柔らかな甘みと酸味が香り高くふわっと湧き立って、
ゆるゆると和ませる。ilpinolocafe05.jpgこれだけで、いい昼下がりを過ごしているような、そんな気になる。
ふと、青森物産館「アスパム」の「青森県地場セレクト」でいただいた「ホットアップルサイダー」を思い出す。


特殊な製法の絞ったりんご、というのがどんなことかというとそれは、りんごの一大産地・弘前で導入している密閉粉砕搾汁機による「密閉搾りねぶた」。
空気に触れないままそのまま皮ごと搾る、100%ストレート。
酸化防止剤に頼らずとも、褐色に変わらない製法らしい。
搾り立ての風味がそのまま愉しめるってことなんだね。


「サンふじ」は、りんご生産日本一を誇る青森が推す、太陽をいっぱい浴びたりんごの王様「ふじ」のこと。ilpinolocafe06.jpg気品のある甘さと酸味がまた、和ませる。
アイスとの相性も疑うところがないよね。


表参道で、通りから絶妙の距離感のオープンエアを提供しているカフェ「イル・ピノーロ」。ilpinolocafe07.jpg陽光の優しい時季にはきっと、さわさわと賑やかになるのでしょうね。


「iL PiNOLO CAFFE」
渋谷区神宮前5-8-2 日本看護協会ビル2F[Map] 03-5778-6449

column/02932 @1,200-

口Cafe「Saint honere」で スイス風ハンバーグは黒褐色のソース

sainthonore.jpg新川の越前堀公園近くの喫茶店然としたお店、
「サント ノーレ」。
入口廻りを僅かに被うテントの色褪せ具合に、
お店の年季を思いつつ、扉を開く。
外観からなんとなく、やや暗い、小じんまりしたイメージを抱いた店内は、広い開口の硝子窓からたっぷりと陽が射していて、その窓に沿ってテーブルセットが並んでる。
ひとり客は、カウンターの隅へと陣取りました。


「サント ノーレ」のランチメニューは、6種類。sainthonore01.jpgsainthonore02.jpg筆頭の「スイス風ハンバーグ」にだけ、当店のおすすめ、と書かれてあります。
ここは素直にそのお薦めに従っておくのがいいでしょう。


ちょっと塩辛いコンソメ風カップスープに続いて、意外と早くやってきたのが隠元を三本頂いた鉄鍋。sainthonore03.jpgスイス風とは、スライスチーズをのっけてちょっぴりとろんとさせている辺りを云うのだろうなぁと思いながら、そのハンバーグを縁取っているソースに目が留る。
その色合いはもう、真っ黒といってしまってもいいような黒褐色。


チーズ越しにハンバーグにナイフを入れ、その黒いソースを十分に塗すように纏わせて口へ運ぶ。
sainthonore04.jpgsainthonore05.jpg
ほうほう、たっぷりの玉葱をじっくり炒めている光景が浮かんでくる。
ちょっと焦げちゃったような色合いなのに、焦げ臭さは勿論なく、といって酸味に倒れることもなく、野菜エキスがもたらしてくれた飴のような艶がある。
もうひと味欲しいような、それではしつこくなるような、そんなバランスが面白い。


鉄鍋に残ったソースとお皿に残ったライス。sainthonore06.jpgそれを交互に眺めては、ここは素直にと、そのライスを鉄鍋に投入し、仕上げをハヤシライスにしてしまうのでありました(笑)。


ちゃんと「ハヤシライス」もいただかねばと再び訪れた、明正小学校の先。
「ハヤシライス」をお願いするつもりだったのに、
口をついて出たのは「半カレー&半ハヤシ」。


sainthonore07.jpg先に届いたライスをみて、思わず微笑む。
だって、右と左にかっちり半分に区切られているのだもの。
厨房の皆さん、几帳面な性格なのかもね(笑)。


そして、ハヤシとカレー、ふたつのソースパンを受け取ってさらに微笑む。sainthonore08.jpgハヤシのソースパンには、ラテアートのようにスマイルマークが描かれているンだ。


折角、ライスを左右に区切ってくれているのだものということで、それぞれが極力混ざらないように慎重に、そして大胆にソースパンからお皿に流し移します。sainthonore09.jpgカレーの方には確かに辛みがあるものの、粘度の加減がハヤシに似通っていて、さすがにちょっと重たくも思えてくるあたりが、なんだこれまた微笑ましい。


周囲のオーダーを何気に聞いていると、
その八割方が「スイス風ハンバーグ」かとも思うCafe「サント ノーレ」は、
何故だかランチ客の九割方がサラリーマン。sainthonore10.jpgパリのサントノーレ通りがその名の由来なのかな。


「Saint honere」 中央区新川1-13-6 [Map]03-3553-9983

column/02924 @950-

口喫茶「バロン」で ケチャップ官能ナポリタンとナポリタンなグラタン

baron.jpg新富町の「ほそ川」という居酒屋の脇を往くと、掠れた赤い文字で「営業中」と示す古びたスタンド看板が立っている。
その下の黒板的スペースには、「スパゲッティ」「グラタン」「ハンバーグ」「ビーフカレー」とあって、それはペンキ書き。
ずっと定番となっていることが窺えます。
そして一番下にある「バロン」というのが、
そのお店の名前。
狭い階段を上がったところが、喫茶「バロン」だ。

baron01.jpg

昭和な匂い漂うソファー席が奥へと並ぶ店内。
窓際の明るいテーブルに腰掛けて、眺めるメニューにスパゲッティが10種類。
その中でもやっぱり、「ナポリタン」が気になります。


baron03.jpg店内に早速響く炒め音。
テキパキ動き回るおかあさんが届けてくれたお皿は、
量感麗しいケチャップ色。baron02.jpg


どれどれと、まずは粉チーズもタバスコも振らずにフォークの先を回してみる。
たっぷりと纏ったケチャップの甘さと酸味とともに、ちゅにゅちゅにゅと口元を滑る中太麺。
うん、いいね。
もっと炒めた感じも好みだけど、こうして濃度をちょと増したケチャップの官能も悪くない。baron04.jpgパルミジャーノレッジャーノなんかじゃなくて、いつもの粉チーズがまた似合うのだ。


そして、のむのむさんも気になっていたのが、「グラタン」の「イタリアン」。
木目のプレートの上にはホタテ型の深い耐熱皿と浅いサラダのお皿。
そしてそのふたつのお皿を跨ぐように厚切りのトーストがどんと載る。baron05.jpgなんかこのトーストが妙に嬉しいのは何故でしょう(笑)。


baron06.jpg関西で「イタリアン」といえば、云わずと知れたアレのこと。
やっぱりそふいふことなのかなぁと少し探るような気分でふつふつと焼け溶けたチーズとベシャメルの幕を捲ると、中からでてきたのは、うん、やっぱり。baron07.jpgイタリアンな「グラタン」は、ナポリタンなグラタンなのですよー。
ぬはは、溶けたチーズとホワイトソースを絡めたナポリタンというのも、一興であります。
今度ウチで作ってみようかな(笑)。


気がつけばサラリーマンで一杯になる、スパゲッティ&コーヒー「バロン」の正午。baron08.jpg「ビーフカレー」も「ハンバーグ」も素朴にイケそうな、そんな予感がいたします。


「バロン」 中央区新富2-11-1 井口ビル2F [Map] 03-3297-3763

column/02906 @700-

口インドカレー「デリー」新川で コルマにインド辛さ加減と玉葱使いの妙

delihishinkawa.jpg久方振りに「デリー」のカレーが食べたくなって、
新川方面へ。
中央大橋へと至る、八重洲通り沿いのすぐ横辺りにあったと思い込んでいて見つからず、ああそうか、もっと新大橋寄りかと遠くから見える黄色いテントを改めて目指します。

圧倒的に男性の割合が高いものの、変わらぬ店内はなかなかの盛況で、唯一空いていたカウンターの奥へと横這いになります。
delihishinkawa01.jpg
辛さ5つ星の激辛「カシミールカレー」は、まず選択の対象から外しておいて腕組み悩み(笑)、辛さ星2つの「コルマカレー」から。


「デリー」という文字が掠れ始めた皿には、ただ白いご飯を平らに均し、添えられたステンレスの楕円も、器そのものは実に愛想がない。delihishinkawa02.jpgところが、スプーンをカチと鳴らして掬ったコルマの、なんと陽気なことよ。
たっぷりたっぷりの玉葱のなせる技か、
トロトロだけど、サラサラな、不思議なソースにグイっと魅せられてしまい、ニンマリだ。delihishinkawa03.jpgdelihishinkawa04.jpg卓上のアチャールやパンチングメタルに押し出したようなチーズでちょっと変化をつけるのもまた愉し。


ということで、「インドカレー」をいただきに、裏を返す。
辛さ☆3つの「インドカレー」は、湯島の本丸でも、コリドー街近くの銀座でも、痛いくらいに辛かった覚えがある。
それにここでも挑もうというのだ。


「コルマ」に比べると、やや赤っぽいような気がするも、そんな見るからに辛そうではない。delihishinkawa05.jpg
それはもう、完全にサラサラなスープカレー状態なので、五反田「うどん」で培った食べ方をここでも踏襲する。
ご飯をよそったスプーンをカレーに浸してから啜ったり、時にライスとカレーを交互に口にしてみたり。delihishinkawa06.jpg

そしてそれは、辛さが柔らかい。
鋭角な辛さでなくて、なんだかちょっと奥の方からでひりひりっひりひりっとひた迫るような。
ぬはは、いいなぁ、こんな加減の辛さだったら、厭な汗を掻くこともない。


湯島や銀座に比べて、丸い辛さのカレーに仕立てているような気がする。
ただただ刺激を求める激辛派な諸兄には物足りないかもしれないけど、こんな具合がとっても正しいものような気もしてくるんだ。
そして、しっかりと旨みを湛えているのが嬉しいぞ。


ちなみに、メニューの最後にひっそりと書いている「コンチネンタル」には、欧風スタイルの甘口カレー、と但し書きがある。delihishinkawa07.jpgそれはまさに、家庭のカレーを敢えて再現したようなカレーではある。


でも、目を閉じて味わってみると(笑)、「コルマ」や「インド」の中にあった鮮やかなのに押しつけがましくないスパイスと旨みが同じ基調で広がってくるのが判る。delihishinkawa08.jpgそれでいて、それぞれの風味の違いが明確なのだから、ふたたび腕組んで感心したりしてしまうんだ。
玉葱使いの妙、でもあるンだね、きっと。


鍛冶橋通り沿いにすっと佇む、新川「デリー」。delihishinkawa09.jpg上野・銀座より、ボクは断然ここが好き(うふ)。
未だ試してないけれど、新川「デリー」の「カシミール」だったら、愉しめるンじゃないかなぁ。


口関連記事:
 かれーの店「うどん」で 堪らん牡蠣の夜すーぷ味を反芻(06年12月)
 カレー料理専門店「デリー」上野店 でひーひーインドカレー★3(08年01月)
 インド・パキスタン料理「デリー」銀座店で コルマカレー辛さネッチャリ(06年01月)


「デリー」新川 中央区新川1-28-35 鳴門ビル1F [Map] 
http://www.shinkawa-delhi.co.jp/

column/02896 @900-

口LIVE HOUSE「STAR PINE'S CAFE」で 村田とパフェラッチ!

starpinescafe.jpg長い沈黙から覚醒するように、
ライブの本数を増やしている村田和人
昨年の「Now Recording」に引き続き、この夏には14年振りの書き下ろし新譜まで出しちゃった。
そのタイトルは、「ずーーっと、夏。」。
横浜の「MILlIONS of Tastes DELI-CARTE」でも数曲聴かせてくれていたけど、今夜は村田バンドによるレコ発記念ライブだ。

starpinescafe01.jpg
久し振りの吉祥寺。
近鉄百貨店が三越&大川家具になったと聞いたのいつのことだったっけ。
今はそこがヨドバシカメラになっている。
今夜のライブスポット「STAR PINE'S CAFE」は、そのすぐ横手にあるんだ。


B1フロアはその下のフロアからの吹き抜けを囲むようになっていて、そこから階段を降りたところがB2のメインフロア。
もう既に満席に近く、最後方の椅子を探して座り込みます。


バーでギネスをもらって、何気なく丸テーブルのメニューを眺めていたら、お、ありましたよ、なにがって、パフェが(笑)。
そうとなれば、今夜は急遽、吉祥寺で「パフェラッチ!」だ。


開演前に食べちゃわなきゃと、慌てて再びバーカウンターの前に立って、「パフェできます?」と訊く。
それがなんだかちょっと、気恥ずかしい(笑)。


その名もそのまま、「スターパインズ・パフェ」。
そしてそれは、案の定というかやっぱりというか。starpinescafe02.jpgスターパインズ手作りらしい、星型のクッキーがキーとなるアテンション。
バニラアイスにベタっと甘いチョコレートソースがかかり、その下にはフレークが嵩を稼ぐという、今やもうレトロとも呼べそうな仕立てであります。


そのむこうのは、開演を待ちわびるステージ。starpinescafe03.jpgん~、このシチュエーションで「パフェラッチ!」できるとは思わなかったな(笑)。


さあ、アルバムのオープニング曲「JUMP INTO THE SUMMER」で幕開けだ。starpinescafe04.jpg


「STAR PINE'S CAFE」は、入口頭上のサインに「MANADA-LA5」と添えてあるように、老舗ライブハウス「曼荼羅」のグループ店。starpinescafe05.jpgずっと昔、井の頭通り沿いの「曼荼羅」に出掛けたことを思い出します。


口関連記事:CAFE「MILlIONS DELI-CARTE」で村田の夏とアボカドバーガー(09年07月)


「STAR PINE'S CAFE」 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1 [Map] 0422-23-2251 http://www.mandala.gr.jp/spc.html

column/02870 @1,080-

口手作り創作「カレー堂」で 様変わりのディープオニオンチキン

currydo.jpg狭い通路を入って、さらに狭い螺旋階段を上がっていくのがちょっと不思議な空間だった、平成通りの「カレー堂」。
久し振りにその前を通ると、いつの間にかリフレクソロジーっぽいお店になっている。
ありゃ、なくなっちゃったのかと思いながらその隣をみると、「仮オープン カレー堂」と黄色い貼り紙がある。
隣に引っ越したって訳なんだね、と早速お邪魔しました。

以前に比べれば格段に広くなったフロアには、テーブル席にキッチンを囲むカウンター。
と、チケットを買ってください、とオヤジさん。
どこに券売機があるのと探せば、外壁のドアの横にこっそりと小さな券売機がある。
んー、店内に置けばいいのになぁと思いつつ、押すボタン。
ぴろぴろっと吐き出されたチケットは、「ディープオニオンチキン」だ。


カウンターに座ると、これ見よがしにずらっと並べられた容器にはいくつものスパイスがたっぷりと収められている。currydo01.jpgそれがスタンダードなものだとしても、いっそのこと、それぞれのスパイスの解説までしてくれるとありがたい、かも(笑)。



一人前に1個弱の玉葱を使っているというカレーがやってきました。
なぜに別盛りなのだろうかと思いながら、割と径の小さな両取っ手のカップからライスののったお皿にカレーを移す。
じゃが芋や角肉がごろごろとして、カレーソースはそんなに多くない。currydo03.jpg玉葱沢山使ったのだっ!という風にしたい気持ちは分かるけど、これだと食べ口がモサモサとして、あんまりよろしい感じではない。


以前いただいたときは、トロミの加減よく、深煎りの玉葱のコクが素直に愉しめるカレーであったのに、今日のお皿は玉葱の甘さや旨味が上手に活かされているかというと、それは案外そうでない。
うーん、どうにかならんもんだろか。
噛めば弾ける、コリアンダーシードの風味はいいンだけれど。currydo04.jpg


「特製海老フライカレー」はどうだろうと、別のお昼どき。
こちらは「ディープオニオン」と違って、端からライスにルーのかかったスタイル。
その向こうに寄り添うように、二尾の中型海老フライが鎮座ましましている。currydo05.jpgcurrydo06.jpgターメリックか、黄色いソースで化粧したカレーは、
ディープオニオンほどではないにせよ、これでもかのコクで迫る。
ちょっと焦がしたくらいのブラックな風味が特徴だ。
厨房にみる黄色いソースは、蜂蜜の容器に入っているのだけど、あれって、どこかで市販しているのものなのかな。


ぎりぎりまで炒めた玉葱がベースの手造り創作カレーの店、「カレー堂」。currydo07.jpg仮オープンの貼紙はとれたものの、店名を示すものは見つかりません。


口関連記事:手作り創作「カレー堂」で 辛口ディープオニオンチキン燻製たまご(07年10月)


「カレー堂」 中央区八丁堀3-8-4 [Map] 03-5541-5777 

column/02865 @850-

口KHEEMA CURRY「LION SHARE」で ドライキーマとチキンカリー

lionshare.jpg代々木駅西口から西参道へ向けて下る道。
にぼしラーメンの名が廃る、そんな印象が残る「たけにぼ」を過ぎて、その先の小田急のガードを潜れば、そうそう、ローマピッツァが旨い店「IL PENTITO」だ。
でも今夜の目的地はそこじゃない。
そのちょっと手前にあるカレーハウス「ライオン・シェア」を今宵の止まり木に。

夜のカフェ風に照度を落とした店内は、白い壁と木の温もりで構成したお洒落感。
奥のテーブルに案内いただいて、ギネスをお願いしてからMENUを眺めます。lionshare01.jpg


lionshare02.jpgおつまみにと添えてもらった「酢たまご」は、ラーメン店の必需品"煮玉子"ではなくて、"酢"玉子。
ま、そうは云っても、姿は半切した半熟煮玉子なのだけど、その名の通り酸味が利いていて、あっさりとさせつつも玉子のコクの旨さを浮き彫りにするようで、なんとも不思議な美味しさ。
お代わりしようかと思っちゃったもん(笑)。


謂わば、「ライオン・シェア」のスペシャリテの「ドライキーマカリー」を、「ドライキーマカリーのレタス包み」でいただいてみちゃおうという気分になりました。
lionshare03.jpglionshare04.jpg
大きなお皿に、キーマを収めたボウルと刻んだトマトやアチャール(ピクルスの一種)が載り、サニーレタスがこんもりと盛られてきました。


針生姜とキーマ、トマトにアチャールを纏めるようにレタスの真ん中にのっけて、あとは極力零れ落ちないように包んで、そのままぱくり。lionshare05.jpgまさにパラパラとしたキーマは、パラパラしつつもしっとりと旨味をそこへ凝縮させたような食べ口で、レタスのシャッキリともいいコンビ。
いいね、いいね。


他にも、「きゅうりのナンプラー漬け」とか「カリフラワーのスパイス炒め」とか「キーマチーズサモサ」とか、何気にセンスを窺わせるサイドメニューが揃っています。


と、そこへ、辛口とあるのでダイジョブカナ?と自問しながら(笑)お願いしていた「ほうれんそうとチキンのカリー」がやってきた。lionshare06.jpg
スープカレーよろしく、カリーの入った鉄鍋的黒い器とライスを盛った白いお皿。
ライスは、三分つきの玄米だという。
カリーの中のチキンを解し、骨を外し、ライスをスプーンで掬ってカリーの海に浸す。
ん?お?おお!やっぱりなかなかにホット~であります(笑)。


玄米のパラパラ加減がいい具合にその辛さを軽くしてくれている。
ああ、でも、旨いねー。
流れる汗や洟水に襲われるのはいつものこと(笑)なので、汗を拭い、鼻を抑えつつ、一心不乱に食べ進む。lionshare07.jpgチキンの身が甘いほどに感じられ、ハフハフ。
くたっとたっぷりカリーを含んだ菠薐草がまた、しどけなく。
おー、いいーねー(笑)。


ちょっとハヒハヒになっちゃった口の中を宥めようと「自家製チャイアイス」を貰ったら、これがまた泣かせる美味しさ。lionshare08.jpgチャイのあの、カルダモンかシナモンかの香りが舐めるほどに深~く広がって、はぁ♪ってな感じなんだ(笑)。


lionshare09.jpg
西参道近くで、円いサインにライオンのイラストが見つかったら、
それが「LION SHARE」。lionshare10.jpg松本のシュプラ(山猫軒)というカレー屋の虜になったことがことの起こり、とWebサイトにある。
店名の「LION SHARE」は、イソップ物語に由来するLion's Share(最大の分け前、旨い汁)からきているのかな、それとも別の意味があるのかな。
時季になったら、「牡蠣カレー」で「カキタベ!」しなくっちゃ、だ。


口関連記事:PIZZERIA ROMANA「IL PENTITO」で自慢薪窯唸るピッツア(05年04月)


「LION SHARE」 渋谷区代々木3-1-7 [Map] 03-3320-9020 http://www.lionshare.jp/

column/02855 @3,100-

口パスタ「AMBER」で ナイフ手に喰らうお好み焼き的ピカタ風スパ

amber.jpgこれまたお久し振りに、八丁堀古参喫茶店のひとつ「アンバー」でランチ。
スタンド看板にもファサードのテントにも、カラオケパブと謳ってあって、夜にはそんな雰囲気の店へと変貌する模様。
オバチャンとオッチャンが迎えるやや暗がりの店内には、その残滓とも思える空気が漂っています。
煙草販売コーナーのすぐ裏手のテーブルに落ち着いて、なんだっけと、かつての定番メニューamber01.jpgを探します。

そうそう、「ピカタ風スパゲティ」。
お好み焼き風、と補足されている創作スパを食べに、何度も足を運んだことを思い出します。


知らないヒトは届いたお皿を見て、え?なに?とちょっとヒクかもしれませんが、
これが「AMBER」の「ピカタ風」。amber02.jpgどろどろとしたトマト系のソースがたっぷりと全面にかけられていて、およそ麺すら見えない。

amber03.jpgそして、何故にナイフが添えられているのかというと、このパスタ。
ナイフで切っては食べ、切っては喰らうという、不思議タイプのパスタなのだ。


久々にどれどれとナイフを入れると、思い出に違わぬ断面をみせる。amber04.jpgお好み焼き風と謳うのは、玉子主体の生地で麺を和え、包んで、それをそのまま焼いてしまうから。
そうは云っても、麺を生地にのっける広島焼き風お好み焼きとは随分と違う訳でして、云い得て妙のピカタ風、なんだけどね(笑)。

その、お好み焼き風な生地にぎっしり麺のつまった香ばしき塊に、かかったソースがまた面白い。
トマトの酸味もやや遠くに感じさせるものの、基調はどろっとクリーミー。
その、生地に負けない量感がジャンクな嗜好を喜ばすのですねー。
うー、喰った喰った(笑)。


「アンバー」のメニューには、赤文字リコメンドの品が他にもあって、
店の名を冠しているのが「アンバー風スパゲティ」。
なんだっけ?と説明を読むと、「お醤油としょうが風味」とある。
そうか、Gingerなスパゲティかとニヤつきながらお願いすると、これがなんともシンプルなお皿。amber05.jpg所々に玉葱、ピーマン、ベーコンの欠片が覗くものの、あとは一本調子で生姜風味醤油味で黙々と啜る感じのパスタであります。


この具材がありなら、そのままケチャップ仕立てにする方向でと考えるに、当然「ナポリタン」もあるよねとメニューの上に目線を行き来させるものの、見つからない。
「あら?できるわよ」なんて応えを期待しつつ、オバチャンに「ナポリタン、できません?」と訊くと、
ちょっと意外そうな困った顔をして、
「ナポリタンはやってないのよねー、アラビアータならあるのよー」と仰る。
amber06.jpgいや、そーじゃないんだけどなぁー。
このメニュー構成には、ナポリタンがないと画竜点睛を欠くってなもん(笑)だけど、どうしてなんだろうなどと考えながら、「アラビアータ」を啜るのでありました。


10年一日の如く変わらない、そんな気にさせる八丁堀「アンバー」。amber07.jpgこれからもきっと、思い出したように「ピカタスパ」をいただきに寄ると思います。
今度は、"琥珀"と店の名をつけたその意味合いを訊いてみようかな。


口関連記事:COFFEE SHOP「AMBER」で スパゲッティーピカタ風他知らぬお皿(03年03月)


「AMBER」 中央区八丁堀2-19-10 [Map] 03-3553-3930

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口CAFE「MILlIONS DELI-CARTE」で村田の夏とアボカドバーガー

millions.jpg最寄り駅といえば、日本大通り。
待望の新譜「ずーーっと、夏。」をリリースしちゃった村田が、
横浜でライブを演るってことで出掛けたのは、横浜スタジアムを見上げる中区区役所前。
椰子の木が迎え、デッキのテーブル席で呑気にビールのグラスを傾けるのもロコな風情の「ミリオン・デリ」。
地階への階段のその先がステージだ。

millions01.jpg例によってフロアをうろうろ徘徊してくれている開演前のオッチャン、村田。
さすがに新譜CDにサインをもらうようなミーハーノリは性に合わないので、どもども早速聴きましたよ、とひと言。


演奏が始まる前に腹拵えをしなくっちゃと、
「ミリオン・デリ」のハンバーガーシリーズの中から選んだのが「アボカドチーズバーガー」。
どうしても一斉に注文が集中することになるので、キッチンは早くもてんてこ舞い。
そろそろ始まっちゃいそうな気配の中でやっとこ届いたハンバーガーは、
スリーブに包み切れない堆さだ。millions02.jpgmillions03.jpgなにかが飛び出さないように慎重にバンズとバンズをタテ方向に圧縮してみる。
これだけの量感の具が挟まっちゃー、そうそう潰れるもんでもないやね。
まさに、人目も気にせず、あらん限りの大口を開けて迎え撃つ。


粗く挽いたパテからは、香ばしさと脂の甘さと赤身の風味が渾然と主張して、そこへ熟したアボカドのねっとりが拮抗してきて、口腔を満たす。
こうなると、ちょっと口の廻りがソースで汚れようが関係ない勢いで貪る感じになっちゃうね(笑)。
添えてくれたデミソースで変化をつけてもいいンだぞ。


ちょっと変わりダネかも、とハワイアン・パイナップルワインの「Maui Blanc」を呑み干したところで、さぁ、ライブが始まった。millions04.jpg「台颱少年」はじめ新譜からの数曲に加え、夏らしい選曲がニクイ。
Only One Liveもいいけど、「三バカ」(村田・圭右、小板橋)もいいなぁ。


今夜のようなLIVEはもちろん、
さまざまなパーティの舞台として活躍してくれそうな山下町「ミリオン・デリ」。
millions06.jpgmillions07.jpgmillions08.jpgmillions05.jpg横浜西口・相鉄ムービルのLIVE&BAR「ThumbsUp」も兄弟店。
ずいっとウッドデッキが迎え、ネオンさんも呼んでます。


「MILlIONS of Tastes DELI-CARTE」 
横浜市中区山下町194-3 ニューポートビルB1F [Map] 045-681-6481 
http://www.stovesyokohama.com/millions/

column/02843 @5,800-

口喫茶「しまちゃや」で マリーンズパフェ人工的匂いのスカイブルー

shimachaya.jpg観光客も御用達のアーケード、あやぱにモール。
そのオヘソにあるのが、石垣の公設市場。
アーケードの路面にも溢れるように島の食材たちが並べられていて、それを横目に中に入れば、マグロ、カツオをはじめとする近海の魚介を収めた冷蔵ケースの並びに石垣牛の文字が躍り、島の野菜、そして島のくだものなんかが意外とコンパクトなスペースで扱われている。
市場の二階が特産品販売センターになっていて、その横に仮設っぽい佇まいの喫茶コーナーがある。
その、買い物に疲れたらちょっと寄ってね的雰囲気の「しまちゃや」に入り込んだのは、アーケードのパネルでパフェの写真を見つけたから。
そう、今日は一年振りの、石垣で「パフェラッチ!」です。shimachaya01.jpg


メニューでみるそのパフェの姿は、実物なのにオモチャのようなサンプルのような。
届いたグラスもやっぱり、どこか"食べ物感"に乏しい感じ。shimachaya02.jpgキューブのゼリーが蛍光チックでブリリアントなスカイブルーで、そこにクリームの白がコントラストをみせる、青白の二色のみ。
恐る恐るブルーのゼリーを口に含むと、甘さは控えめで、シークワァーサー由来らしき酸味がする。
トップのクリームにもシークワァーサーのソースがかけられているね。


shimachaya03.jpgこんな人工的な匂いのパフェはなかなか珍しいンじゃないかなぁと思うパフェは、
その名を「マリーンズパフェ」。
メニューには「千葉ロッテマリーンズ キャンプ記念」とあって、ブルースタジアムと石垣の空と海にちなんでブルーゼリーを使ったパフェにした、とある。shimachaya04.jpgなるほど、それで強引にも、こんな青色のパフェができちゃったってことなンだね。
着色料青色1号とかを使っているのかな。
ほろ苦のコーヒーゼリーとキャラメルソースの「大人のパフェ」の方が断然美味しそうなのは、正直な告白です(笑)。


「しまちゃや」 石垣市大川208 石垣市公設市場2F [Map] 0980-82-7707

column/02836 @380-

口Café「新香茶」で あたらかマンゴーパフェさとうきび畑に囲まれて

atarakacha.jpg南の島でカフェとなれば、テラスから海を眺めながら、
なんてロケーションが通り相場。
でもそんなありがちなイメージとは趣を異にする島カフェもあるもので。
宮古島の市街地から東平安名崎方面へと東へ向かい、
福里の先辺りで脇道へと入り込む。
さとうきび畑を抜けていくと広がるちょっとした丘。
そこで見上げるテラスが、
カフェ「新香茶(あたらかちゃ)」だ。


デッキから見渡す風景は、さとうきび畑の海。atarakacha01.jpg
収穫を終えているのか、土色の部分も多いけど、眼下にさとうきび畑が広がり、その先に発電用の風車が見える。
そんな畑の中のカフェまでやってきた目的は、パフェ。
そう、今日は宮古島で「パフェラッチ!」です。


ざわわな風に吹かれながらいただくは、「あたらかマンゴーパフェ」。atarakacha02.jpg宮古島産のマンゴーがたっぷりと使われているのが、グラスの側面からもよく判る。
トップを覗いてもまた然り。
atarakacha03.jpgatarakacha04.jpg
マンゴー×アイスという組み合わせとはちょっと違っていて、とろーんとクリーミーなソースとマンゴーの果肉ソースが交合に層をなす仕立て。
マンゴーそのものの華やぐような甘さと風味はもちろんのこと、それをヨーグルトの酸味も少々加わったコク味クリーミーなミルクソースが美味しさに拍車を掛ける。
こいつぁズルいやと呟きながら、一気喰いしてしまうのね(笑)。


atarakacha05.jpg
こだわりの珈琲を提供している「新香茶」には、
コーヒーのパフェ「あたらか珈琲パフェ」もある。
苦味と甘味が絶妙にバランスした大人のお味、らしい。


カフェ「新香茶」を囲むさとうきび畑は、風に一斉に揺れる葉のざわめきがたゆたふ波のよう。atarakacha06.jpg階下は、ドミトリーもあるリゾートハウスになっていて、その名も「ざわわ」だ(笑)。


「新香茶」 宮古島市城辺字福里1792-3 [Map] 0980-77-8878 http://www.atarakacha.com/

column/02828 @800-

口インド・ネパール創作料理「プラクリティ」でカレーセットのコク旨味

prakriti.jpgたん料理専門店「助六」の脇を入る路地。
お米屋さんが営むおこめカフェ「鈴木米店」の並び辺りでカレーの匂いを嗅いだのは、この4月半ばのことでした。
開店祝いの生花を飾る、
インド・ネパール料理の「PRAKRITI」。
スリットの間から店内を覗くと、あちらのヒトらしい人影がタンドールからナンを引き上げるところでした。
うー、カレーが呼んでます(笑)。

「カプリアティ」のランチメニューprakriti01.jpgは、「チキンカレーセット」から「プラクリティカレーセット」までの都合9本立て。
「マトンカレーセット」からいただいてみます。
辛さは、「中辛」くらいかな。

prakriti02.jpg
サラダのあとに届いたのは、ナン、サフランライスとの一緒盛り。
焼き立てにバターオイルを塗ったナンをあちちと引き千切り、赤茶色いカレーを皿から掬って、垂らし載せるようにしてそのまま口へ。
prakriti03.jpgprakriti04.jpg
うんうん、加減のいいコク味が素直に嬉しい感じ。
マトンの風味も柔らかで、そこへ針生姜が色を挿す。
相変わらず手がベタベタするのは、難儀なような、喰ったぞー感が増すような(笑)。


メニューの後段に「スペシャルカレーセット」というのがあって、それは選んだカレー2種類と「パパード」「チキンティッカ」も一緒盛りした豪華版。
チキンとポークとダブルに肉系カレーを選んで、迎えるお盆。prakriti05.jpg真ん中手前でナンの上に載っている丸いのが、インドのせんべい「パパード」。
そういや、長原の「MOON」では、パリパリとビールのあてにしたっけな。


赤く焼き上げた「チキンティッカ」を削ぎ取るように味わって、再びナンを引き千切る。
微妙に色合いの違うカレーをチキンから、そしてポークへ。prakriti06.jpg甘さに似たクリーミーさにとっぷりと含む旨味がいい。
やっぱり辛さは、中辛あたりがよろしいようで。
そんなに辛い訳じゃないけど、口腔のちょっとしたヒリつきはヨーグルトで鎮めてあげるンだ(笑)。


八丁堀の路地で営みはじめた、インド・ネパール料理の店「プラクリティ」。prakriti07.jpgおねえさん曰く、「PRAKRITI」とは「自然、という意味だそうです」という。
インド哲学的には、根本原理とか、母なる神とか、色々と深い意味合いがあるらしい。
インドで修行したネパール人料理長が厨房を取り仕切っているというのだけれど、インド料理とネパール料理に明確な違いはあるのかな。
今度また、訊いてみよ。


口関連記事:
  たん「助六」で たんは焼かずにしゃぶに佳し唐揚げつくねに角煮(09年05月)
  おこめカフェ「鈴木米店」で 穴子ご飯とお惣菜ご飯の甘さと和み(06年05月)
  カレー居酒屋「MOON」でなかなかにソソる風景カレーチャーハン(08年10月)


「プラクリティ」 中央区八丁堀3-20-7 [Map] 03-3551-7828

column/02826 @900-

口ほうじ茶「森乃園茶房」で 抹茶と違いほうじ茶パフェは熟々難しい

morinoen.jpg洋食「Grill TSUKASA」への道すがら。
人形町通りから甘酒横丁へと折れ入ったところでいつも感じる香ばしさ。
煎ったお茶の薫りをふふんとさせている犯人は、ほうじ茶の店「森乃園茶房」だ。
日本茶あれこれではなくて、ほうじ茶の専門店として謳っているあたりが興味を惹いて、看板を見上げれば、創業大正三年とある。
人形町の老舗のひとつなのですね。


morinoen01.jpg店左手の脇道には、「甘味処 営業中」の看板。
へーと思いながらショーケースを覗くとそこには、
背の高いグラスのサンプルが並んでる。
そうですか、そうきましたか(笑)。
さすれば早速、人形町で「パフェラッチ!」。


横手の入口を入り、再び香ばしさに包まれつつ二階への階段を上がる。
殺風景にも映るフロアの窓際テーブルに進んで、一応お品書きを横目にする。
ほうじ茶のお店ですもの、何にするかは決めていたけどね。


morinoen02.jpg
ほうじ茶を啜りながら、「ほうじ茶パフェ」の到着を待つ。
ひとりぽつねんとパフェを食べんとするオヤジがいる光景ってどうよ、
などと考えつつ(笑)。


トップのクリームは、如何にもほうじ茶色をしているけど、舐めてみると、モカのような、残り香に微かにほうじ茶の風味があるような。morinoen03.jpg最中の中身は滑らかな粒あんで、キューブ状のシフォンなヤツは、ん?なんだろう。
白玉に並んでいる褐色の玉にもほうじ茶が使われているような、そうでもないような...。morinoen04.jpgその下に潜んでいた薄茶色のアイスからは口の中で溶け終わる頃に、ほろ苦いようなほうじ茶の風味がする。
でもそれは、そう思って食べればこそのもの。
morinoen05.jpgmorinoen06.jpgmorinoen07.jpg
そしてグラスの底の寒天が茶色を帯びて見えるのは、ほうじ茶由来かそうでないのか。


うーん、熟々、ほうじ茶パフェは難しい(笑)。
抹茶だったら、その鮮烈な風味とあんこなどとの相性もあって、創り易いだろうことが反って際立ってくるンだ。


自家焙煎ほうじ茶の店「森乃園茶房」。morinoen08.jpgここはひとつ専門店のこだわりを発揮して、食べるほどに舐めるほどに「おー、ほうじ茶だぁ~」とニヤケてしまうくらいの「新・ほうじ茶パフェ」の開発を期待しまっす。


口関連記事:人形町「Grill TSUKASA」で ハヤシライスがっつり赤身麦豚ソテー(09年06月)


「森乃園茶房」 中央区日本橋人形町2-4-9 [Map] 03-3667-2666 http://www.morinoen.co.jp/

column/02823 @1,050-


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