麺酒蔵「竹井幸彦」で 鶏しおそばしょうゆラー細麺シンプルの妙

takei.jpg日テレ「ズームイン!! SUPER」の企画から、汐留タワーの地階に出店していた「汐留らーめん」。 当時随分と話題になったのが懐かしい。 そしてあれからもう9年の歳月が過ぎたのか、とも。 その「汐留らーめん」の店主の竹若幸之助氏が八丁堀界隈に出店すると知ったのが7月末のこと。 番組の終了を受けるようにして「汐留らーめん」を閉める、その後の展開なンだろね。
そう考えながら亀島橋を渡り、見えてきたのは、 以前「キッチンジロー」があったテナントが新装なっている様子。takei01.jpg店頭には、開店を祝う花が幾つも置かれ、その中には”日本テレビ”の文字もみつかります。

takei02.jpg9月にグランドオープン、としているのは、「汐留らーめん」が8月末までの営業であることと呼応しているのでしょう。 プレオープンのお昼メニューは、「鶏しおそば」か「和牛すじ煮込みそば」。

「汐留らーめん」の印象は余り芳しいものではなく、 あれこれ味をぶっこんじゃった挙句に結局塩辛さだけが舌に残る感じのものでした。 それがどのような昇華をみせているのかなぁとお願いしたのが、「鶏しおそば」です。

慣れないオペレーションにてんてこ舞いな厨房廻りの様子を眺めながら、 そこはまぁいろいろあるわなぁと思いつつじっと待つ。 厨房の寸胴には、たっぷりこんもりとスープ素材が溢れんばかり。takei03.jpg鶏のもも肉らしき部位も覗けます。

届いたどんぶりは、以前の印象から一転してシンプルな装い。takei04.jpg鶏の脂と旨みを煮出した感じのスープは、 例えば、末広町「鳥つね 自然洞」が営んでいた今はなき「山彦」を思い出させる。

takei06.jpg とろんとしてそしてそれは過ぎず、 このスープにはやっぱりこんな細麺でしょうという麺を泳がせています。takei05.jpg製麺・中西食品のトレーが厨房に。

プレオープンおひる時のもうひと品が、「和牛すじ煮込みそば」。 「鶏しお」と同列のそばに、牛すじ煮込みをトッピング。takei07.jpgtakei08.jpg甘辛く煮込んだ牛スジもコテっとさせず、 旨みの芯がすっと一本立つような簡潔な仕立てです。


三度再訪は、グランド・オープン時の特別サービス、500円「鶏しおそば」を横目にしつつ、 気になっていた「しょうゆラーメン」をお願いしました。 ううむ、これまた派手さとは真逆にあるような、極めてシンプルな面構えのどんぶり。takei09.jpgそれでいて、十分かつバランスのいいコクと旨みを湛えたスープ。 何気なく馴染むようにそのスープを持ち上げる細麺。 インパクトはなくとも、飽きのこない、そして〆のラーメンにもぴったりの一杯だ。

takei10.jpg 中太麺の「味噌ラーメン」なんかもあるけれど、 シンプルな細麺のラインナップが「竹井幸彦」の真骨頂のようです。

「汐留らーめん」転じて、新川に麺酒蔵「竹井幸彦」。takei11.jpgtakei12.jpg夜には、居酒屋+ラーメンで客単価の獲得に抜かりなく(笑)。 ポスターに記したふたりの店主の名前で、店名の訳がみえてくる。 件の竹若幸之助、そして荒井寿彦氏。 共同経営なのですね。

口 関連記事:   日テレ「汐留らーめん」で ショッパいぃ汐留らーめんンンン残念(04年02月)


「竹井幸彦」 中央区新川2-8-1 長山ビル1F[Map] 03-5566-8410
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武蔵野うどん「しみず」で 硬く細く黒い武蔵野うどんしばし腕組み

shimizu.jpg東久留米の友人からタレコミがありました。 閉めてしまったと訊いて残念に思っていた、武蔵野うどんの店「一長」のあとが、 ふたたび武蔵野うどんの店になったよと。 それは立ち寄らねばなりませんと、早速出掛けた週末のお昼どき。 およそ以前の「一長」と変わらぬ佇まいで、 武蔵野うどん「しみず」はありました。

shimizu01.jpg暖簾の中も、居抜きのまんまのカウンター。 左手のテーブルもそこそこにひとで埋まっていて、まずまずの盛況のご様子。 座るや否やのご注文は勿論、「肉汁つけうどん」であります。

厨房の左手奥にうどんを湯掻く釜があるのも以前のままで、 ふと「一長」はどういう経緯で店を閉めてしまったのだろうと宙を見つめる感じになったりして。 冷水に〆る様子を眺めてのち、「お待たせしました」とお膳が手渡されました。

目にして最初に思うのは、麺がやや細いことととまさしく漂白した粉のうどんではないこと。shimizu02.jpg讃岐のような真っ白では武蔵野うどんとは思えないので、その点間違ってはいないけど、 ちょっと黒っぽ過ぎやしないかな、とも。

どれどれとやや細のうどんをお約束のバラ肉浮かぶつゆに浸してズズと啜ります。shimizu04.jpgshimizu03.jpgその麺の固さに今度は、吉田のうどんを思い浮かべて、しばし腕組み(笑)。 もしかしたら、武蔵野うどんにコシや歯応えを求めてしまってるのではあるまいか。 一種の”ゆるさ”の同居した、地粉を柔らかめの麺で素朴に味わうのが武蔵野うどんではないのかな。

女将さんらしき方に地粉はどこの地粉かを訊ねると、 駅の向こうの製粉会社が卸してくれる地粉です、と仰る。 以前の店「一長」が扱ってくれていた、幻の柳久保の小麦粉ということでも、勿論ない。 もしかしたら、うどんを湯掻いている大将あたりに訊いたらちょっと違う応えだったかもしれないけど、例えばどこそこの農林61号です、みたいな返答が聞けたら嬉しかったかも。

東久留米にふたたび武蔵野うどんの店、「しみず」。shimizu05.jpg清水さん営む「しみず」は、以前の「一長」とは関係ないそう。 もう一分長く湯掻いたうどんを食べてみたい、というのが正直な想いです。

shimizu06.jpg帰り掛けに見付けた駅のポスターで、 いづぞやの日経に『東久留米うどん』の記事が載っていたのを思い出す。 それは、東久留米産の小麦、農林61号を100%使用した乾麺。 官民共同の東久留米市地域産業推進協議会が企画し、臼田製麺工業が製造を担当、 販売は東京みらい農業協同組合、というもの。 桶川市の製麺所というところがちょっと複雑だけど、探して買ってみよっと。

口 関連記事:   手打ちうどん「一長」で 幻の柳久保小麦うどん6玉ぶずずず(08年08月)


「しみず」 東久留米市本町1-4-28 [Map] 042-410-0128
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GASTHOF「SCHLOSS AIGEN」で 気持ちのいい中庭で絶品スープ

aigen.jpgするするとことこと進む列車を降りたのは、 小さな小さな無人駅Aigen。 路地のような道から住宅地を抜け、 路傍に咲く行者ニンニクの白い花を愛でて匂いを嗅いだりしながら進むと、視界が開けた。 道沿いに並木が続き、その右手には放牧地なのか、緑の絨毯が広がっています。 その先に教会の尖塔が望め、思わず立ち止まってじっと眺めてしまう。
気持ちのいい景色だ。aigen02.jpgaigen04.jpg教会の小さなホールの冷気に触れてから、教会の向こう側へ回り込むと、 結婚式らしき一団が始まりを待っているようなご様子。 それを横目に、ゲートを潜ります。

レストランホールの佇まいを眺めながら、そのまま建物を抜けて真っ直ぐと。aigen05.jpg aigen06.jpgaigen07.jpg 緑鮮やかな中庭が迎えてくれました。

木々が覆う、中庭のテーブルのひとつの収まって、グラスの泡を。aigen08.jpgすっきりと酸の利いた綺麗な呑み口だ。

aigen09.jpg メニューの見開きの左半分には牛の部位を示す図があって、 まずはスープをおすすめと書いてある。 給仕の女性の説明によると、牛の骨髄が面白いらしい(笑)。

スープをいただきました。aigen10.jpg丁寧にそして濃厚にひいたコンソメの旨み。 麺状のパンケーキや野菜たちと一緒に浮かんでいるのが、件の牛の骨髄だ。 aigen11.jpgスプーンからつるんと啜ると、 ふわっっとした口触りの後、一瞬の深い滋味がすっと消えてゆく。 そして、グリース団子Griesnockerlにレバ団子。 なんとも魅力的なスープです。

はたまた、骨髄を黒パンに載せて、 浅葱をあしらってカナッペ的に。aigen12.jpgこれまたとろんとして、 なにかのフルーツのような不思議な甘さを含んでいます。

aigen13.jpg オーストリアの白ワインを所望ですとお願いしたら、 プレゼンしてくれたのが「MAITZ」の。aigen14.jpgラベルの下部には、MUSKATELLERの文字があります。 なるほどマスカットだ~と思わず叫んで愉しくなる、 フレッシュさの中に心地いい甘露を含む滴です。

続くプレートは、燻製したタンとターフェルシュピッツ。 山間の牧場、ピンツガウからの牛。aigen15.jpg右側のお肉が肩の真ん中で、左側のお肉は肩の上の方だという。

ほうれん草は、クリームシュピナートにしてたっぷりと。aigen16.jpgこういうソースをちょっと脂を落としたお肉に添える感じって、いいないいな。 他には、リンゴわさびソースとかマヨあさつきソースとか。 日本人向けに仕立ててくれた?みたいな(笑)。

付け合せは、人参とじゃが芋の千切り揚げ。aigen17.jpgじゃが芋の千切りは、 しっかり揚がったところのクリスピーな香ばしさと柔らかいところの甘さとの競演が好き。

そろそろお腹十分になった頃。 厨房の方から、シューーという音が聞こえてきました。aigen18.jpg花火の噴出に、”Alles Gute”の文字をお皿に添えてくれているのは、 「créme catalana mit ErdbeerSorbet und Rhababer」。 紅い層とピンク色の層と白い層、 そして表面はクレームブリュレ的焼き目の薄いカラメル層。aigen21.jpg aigen20.jpgaigen19.jpg 滑らかな香ばしさの先にスプーンを進めると、苺の華やぎが鼻腔を抜けて。 さらに弄ると、ルバーブの欠片が顔を出します。 食用の鬼灯の甘酸っぱさもいい注し色。 嗚呼、陽射しにも恵まれた、こんな気持ちのいい中庭で、 「パフェラッチ!」できるなんて。

アイゲンの城という名のレストラン「SCHLOSS AIGEN」。aigen22.jpg城の北にある別館がその在り処。 肉好きにも訴える、オーストリアの伝統的な料理がいただけます。 ダイニングも悪くなさそうだけど、気候と空席が許すなら、やっぱりこの中庭で過ごしたい。


「SCHLOSS AIGEN」 Schwarzenbergpromenade 37 A-5026 Salzburg [Map] 0662 / 62 12 84  http://www.schloss-aigen.at/
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八重山郷土料理「舟蔵の里」で 三線の音石垣牛もつ煮どぅる天

funakura.jpgホテルから乗ったタクシーは、 具志堅用高記念館の前を通って、 海岸線に平行して東へと進みます。 打ち水のされたアプローチから邸内へと折れ入る車。 今夜のご一献にとやってきたのは、 八重山郷土料理の店「舟蔵の里」です。
そうと気づかずに、さっきまでお世話になっていたダイビングサービスのご近所にまた戻ってきてしまったことが可笑しくて、笑いながら佇むは、赤瓦の門の前。funakura02.jpgfunakura03.jpg甕を満たした水に涼しげに浮かぶハイビスカスの華が、南国の雰囲気を呼んでいます。

宴の場となるのは、同じく赤瓦が守る古民家(カーラヤー)。 暖簾を払って、木の扉を引くと、 やや遠くで聞こえていた三線の音と謡いの声が身近に聞こえてきました。 座敷は既に多くの先客たちで埋まっています。

案内された座卓のすぐ脇には、 外からも聞こえていた三線の音色と八重山民謡を唄う声の主。funakura04.jpgfunakura06.jpg「島人ぬ宝」とか「竹富島で会いましょう」など、 聴き慣れた石垣島出身BEGINのナンバーも心地いい。 やっぱり乾杯は、「オリオン」でね(笑)。

口開きの酒肴は、「パパイヤとオオタニワタリ新芽のごまよごし」。funakura07.jpg代表的な島野菜の両雄を胡麻和えに。 湯引きしたであろうパパイヤのしゃくっとした歯触りと大谷渡りの新芽の辺り。 東京でも普段からいただきたいなと思う、小粋なお惣菜です。

メニューに「ギーラドーフ」なる、初めて拝見する一節がある。 しゃこ貝の肝、生がきに似た珍味中の珍味、との説明書き。 なるほど、見た目は牡蠣のようでなくもない。funakura08.jpgところが正直、これは駄目(笑)。 磯くさーい生牡蠣には幾つも出会ってきたけれど、あまりにも……。 獲ったばかりでもここまで臭いのか、知りたいところです。

そして、やっぱり気になるのが、定番の「どぅる天」。funakura09.jpg 田芋とずいき、椎茸、蒲鉾などの練り物を、とある。 その通り、つまりは大好きな「どぅるわかしー」を揚げちゃったものとして認識しております。 片栗の叩き方や油の温度管理なんかがややぞんざいな気もするけど、 オリオンにも泡盛にも合う、お気にな島の郷土料理です。

「請福」のグラスを舐めなめ、改めてメニューを眺めると、 「のこぎりがざみ」が載っているのに目が留まる。 お値段1,500円より。 ご存知マングローブカニもあったり、なかったりするのだろうなぁと訊ねると、 小さいものでよろしければあるのですが、とのこと。funakura10.jpg立派なものに大枚叩くノリでもないので渡りに船と注文すると、 それがちょっと残念なことに。 小さいことと、既にそれなりの兄貴になっていたであろうこともあって、 身が痩せちゃってる感じ。 また、どこかで「のこぎりがざみ」の魅力の発露を探したいな。

それはどうなんでしょうと(笑)、「石垣牛もつ煮」。funakura11.jpgこっくりと柔らかに仕立ててあって、旨みたっぷり。 石垣牛のモツであるからかは判然としないけど、 再訪したならまたお願いしたい酒肴であります。 funakura12.jpg 島の豚肉の海塩に漬け込んだ「スーチキ」がメインの「すーちきサラダ」をいただきつつ、「そーみんたしゃー」。funakura13.jpg油の香り香ばしくシンプルに炒めた素麺。 ツマミにもちょっとした〆にもなる、素朴なひと皿であります。

酒瓶を背にしたカウンター席で唄っていた御仁が、 ケースに仕舞った三線を手に背中を向けたのが目に留まる。 こちらもそろそろお暇しましょう。

市街地から離れ、ゆったり素朴に過ごせる、八重山郷土料理の店「舟蔵の里」。funakura01.jpg石垣で郷土料理・島料理のお店となれば、 「華穂」「こっかーら」「森の賢者」あたりを思い浮かべる。 ハコが大きくなればなるほど、料理や応接への集中力がふと欠けたりするもので、 純粋に料理を愉しみたければハコの小さなところへと足を運ぶのがよいことを改めて思ったりもしました。 三線に合わせて和やかに唄い口ずさむのも悪くないけどね。

口 関連記事:   摘み草・郷土料理「華穂」で 野草で紡ぐ優しい小鉢天ぷらふくさ汁(09年07月)   八重山膳符「こっかーら」で八重山伝統料理さとうきび畑の隠れ家(09年07月)   島料理「森の賢者」で 昇華する島食材の酒肴たち(07年09月)


「舟蔵の里」 石垣市字新川2468-1[Map] 0980-82-8108  http://www.funakuranosato.com/
column/03166

oyster&Italian BAR「La Pesca」で かき小町に能登の岩かき

lapesca.jpgおそらく20年振りくらいになるのじゃぁないかなぁ。 そう思いつつ降り立ったJR岐阜の駅。 当時は、古びてシャッターを閉ざした繊維問屋街に冷たい雨が降っていて、なんだか寒々しい印象でした。 久し振りの岐阜駅前は、雨上がり。 駅前に広がるペディストリアンデッキには、明るい日差しが差し込んでいました。
しばし後、路面電車は疾うになくなってしまったのねんと思いながら歩く、 柳ヶ瀬ご近所界隈の夕暮れどき。 向かうは、岐阜唯一のオイスター・バー「La Pesca」であります。 裏通りに向かって開け放った扉。 右側はそのままスタンドバーになるカウンター。 左手から店内に入ると、洒落た丸テーブルと黒塗りの壁に掲げた黒板。lapesca02.jpg lapesca01.jpglapesca03.jpg 店内を覗くと、なかなかのオトコマエと目が合いました。

彼が、オイスター・マイスターの百瀬氏。 隅っこに席をと訊ねると、 ちょうどその晩は、ライブイベントを組んでいて、まさにその準備中状態。 イベントの始まる前までの時間帯を路上席で過ごすことにしました。

lapesca04.jpg 泡や白ワインのグラスをいただいて、生牡蠣を。 野趣のあるヤツをとお願いすると、広島の「かき小町」がやってきました。lapesca05.jpgうんうん、潮の香りをそのまま運んでくれ、 その中に旨みの華をすっと咲かせてくれる感じ。

lapesca06.jpg カウンター頭上の棚には、 「Morzart」の定番ゴールドと並んで、珍しくホワイトもあるねなんて話しているうちに、限定8ヶと黒板にある能登輪島の岩かきが届きます。lapesca07.jpgこちらは、加減のいいクリーミーさとミネラル感とが折り重なって、つるんと愉しめる。 いいね。

「沖の島オイスターヌーボー」「大黒神」や、 黒板メニューの「コク旨!かきのガーリックオイル煮」とか「じゃが芋とかきのバターソテー」なんかもいただきたかったのだけど、そろそろお時間なご様子。 オイスター・マイスター百瀬さんにご挨拶して、お暇しましょう。

岐阜唯一と聞く、イタリアンなオイスター・バー「La Pesca(ラ・ペスカ)」。lapesca08.jpg店名の「La Pesca」は、百瀬さんのニックネームに通じる”桃”という意味と “漁師”という意味とがあることから。 またいつか、ゆっくりとお邪魔します。

0901concert.jpg< お知らせとお願い> 日本オイスター協会やサントリーワインインターナショナルさんにご協力いただいての、チャリティーコンサート。 牡蠣カナッペとシャンパン(なんとローラン・ペリエ)のサービス付です! 09/01(木)の夜・六本木シンフォニーサロン。 ぜひ、覗いてやってください。


「La Pesca」 岐阜市八幡町14-3 三輪ビル1F [Map] 058-215-8874 http://ameblo.jp/oysterbar-la-pesca/
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