神戸ラーメン「第一旭」八丁堀店で 辛味と酸味のトマトラーメン

daiichiasahi2.jpg酷暑の中でも呑み過ぎた翌日はラーメンを啜りたくなるもので、以前から気になっていた変わりラーメンをいだだきに「第一旭」を再訪します。 目当ては「トマトチャーシューメン」。 例によって小ぶりなどんぶりに4枚の大判なチャーシュー、中央右寄りに煮崩したトマト、そしてほうれん草によく見るとレタスやセロリも入っています。 レンゲにのせられたレモンを少し搾って酸味をプラスして、スープをひと口。
おほっ、なかなか辛い。 daiichiasahi2_01.jpg スープ全体の赤みはトマトのそれとともに、唐辛子系からくる要素も強い感じもする。 背後にあるスープのコクとほどよい辛さ、そして微妙な酸味が食べるほどに食欲を煽る。 かん水の少ない麺も合ってます。 そうするとさらに亜種っぽい「イタリアン油そば」はどうなんだろうね。 「第一旭」八丁堀店 中央区日本橋茅場町3-8-5 [Map] 03-3662-2377
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九州めし処「じのもん家」で 屋台のすじ串と質朴たかな飯定食

jinomonya.jpgあっという間になくなってしまった焼肉「かわだ」の跡地が新しいお店に変わっていました。 九州めし処「じのもん家」。 “九州”を”くす”と読ますらしい。 どうやらまだ店の認知が進んでいないのか、ガランとした店内です。
「じのもん家」名物で秘伝だという「たかな飯定食」をお願いする。 すると「お待ちの間に、九州のおでんはいかがですか」とニコっと笑顔で勧められてしまった。 お、そうきたか~。 jinomonya01.jpg 「屋台のすじ串」を1本やっつける間に「たかな飯定食」が届きました。 パラパラとした和風仕立ての高菜チャーハンという塩梅のご飯で癖になるような味や旨味の強さはないものの、不思議とガツガツと食べ進められる。 一見とっても質朴なところが魅力なのかもしれないね。 豚汁はもっと味噌が強くて、豚バラの脂がたくさん浮いているほうが好きです。 お品書きをみると、牛すじ料理、霜降り馬刺しに明太子、黒豚や地鶏、大分とり天に福岡筑前煮、焼ラーメンに焼ホルモン、そして本格芋焼酎と九州梅酒と福岡中州が脳裏に浮かぶラインアップ。 うまか九州ロコフード、食べんといかんタイ! 「じのもん家」 中央区日本橋茅場町3-7-2 [Map] 03-5651-9110
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BAR「MOTOWN」

motown.jpg中村川を見下ろす、石川町南口近くのビル2階にあるのがソウル・バー「MOTOWN」。黒を基調にしたシックな店内のカウンター、ウインド側の端へ。BOSSの小さなスピーカーが適度な音量でスティービー・ワンダーの歌声を鳴らしていました。「マイヤーズ」に続けて久々「ブラントン」をロックで。何杯呑んだかよく分からない。あーゆーバーでパカパカ呑んでしまうのは、あんまりカッコいいことではないね、と酔った頭で朧気に思うのでありました。呑んじゃうだけどね(笑)。 「MOTOWN」 横浜市中区石川町2-60 045-662-9289
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居酒屋「かめや」

kameya.jpg根岸駅前のロータリーから左へ折れたところにある居酒屋「かめや」。店先には、色々な魚介のネタやビールが冷水に泳ぎ、よく見ると風船ヨーヨーまで水に踊っていて、露店のような雰囲気が醸されてます。店内は結構盛況だ。今日もひとときの避暑をするべく立て続けに中ジョッキを2杯。ビールにも、そして「さつま白波」にもばっちりの「豚のコリコリなん骨揚げ」、鮮度を感じる「真鰯ねぎ味噌たたき」、肝の香りがそそる「するめいか肝和え焼き」、なんともふんわり蕩ける「うなぎの蒲焼」、しっとりした身がたっぷりの「手羽の丸ごと唐揚げ」、極太でふっくらした身が嬉しい「大太刀魚塩焼き」と怒涛のラインナップ。「谷中しょうが」のしゃっくり感も○。駅前立地にも拘わらず、実に充実の酒肴が揃う地元の人気店です。 「かめや」 横浜市磯子区西町13-21-106 045-761-7759
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看板のない店「豚鍋研究室」で やんばる島豚寿豚そして夏の豚鍋

butanabe.jpg看板のない店という括りの記事を見て気になっていた「豚鍋研究室」。 中目黒から北側の線路沿いを祐天寺方向へ進んで、店が途絶えたあたりをキョロキョロすると、高架下のアルミ引き戸に極々小さく店名が貼り付けてありました。 恐る恐る戸を開いて中の様子を窺おうとすると、「いらっしゃいませ!」と招く声。 少し安堵して、板の間に上がり込みました。 ガランとした部屋に懐かしの卓袱台と座布団の組み合わせが7セットほど。左手には厨房とカウンターがあります。
酷暑を払うように生ビールをぐいと干して、米の「杜人」、38度の黒糖「浜千鳥乃詩」の原酒へと。 じゅわっとした脂がそそり柔らかい「やんばる島豚 肩ローストと旬菜の海塩焼」、 butanabe03.jpgbutanabe02.jpg さっぱりとしつつも旨味と香りが広がる「寿豚モモ肉の西京漬」、 そして「豚鍋」。 butanabe04.jpg 効かないエアコンを見上げながらも、すっきりとしたスープに豚とキャベツ、韮などが渾然となった鍋をハフハフと平らげて「五穀米の雑炊」へと昇華させたものまでも完食。 真夏に鍋も悪くない(?)。 お隣はあの「村上製作所」です。
「豚鍋研究室」 目黒区上目黒3-5-19 03-3713-7250
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