中華「喜楽」で もやしワンタン麺に回顧する

kiraku.jpg 「喜楽」に買い物ついでに久々寄ってみました。 昔よくここへ足を運んでいた頃、どうゆう巡り合わせか2度に1度は定休日の水曜日で、毎度店の前まで来てそれに気づくということを繰り返していた。学習できないのねん。 1階のカウンターで定番の「もやしワンタン麺」を。
そんな訳で、自分の記憶違いか、はたまた店側が変わったのかすら判らないけれど、麺といい、スープに滲んだ野菜の甘味といい、もやしの量といい、なんか以前と違う気がしてしかたがない。kiraku01.jpgわんたんは具が全部外に出てしまってるし(笑)。 昭和27年開店という老舗もそれを担う「ひと」が変われば変わって当たり前だけど、かつての有り難味は薄れてしまった気はするなぁ。
「喜楽」 渋谷区道玄坂2-17-8 03-3461-2032
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Bar「closed」で 環七の車列を見下ろす硝子越しとブラントン

closed.jpgキッチュこと松尾貴史が仲間9人と「共謀」して営業している「閉まっている」という名のバー「closed」は、246と環七が交差する上馬の交差点近くにあります。 知らずしてはそれとは判りにくい木目のプレートを横目に外階段を2階へ。 ドアを開くと、奥へとL字に繋がるカウンターと右手のテーブル席、そしてその背後の開口の大きな硝子越しに行き交う車列が目に映りました。
「ブラントン」のロックを3杯。 深い時間にはキッチュご本人にも逢えるらしい。 「花なり」から流れて、地元Nサンと。 「closed」 世田谷区野沢2-34-1 2F 03-3424-9690 http://www.bar-closed.com/
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神戸ラーメン「第一旭」八丁堀店で 開店半額チャーシュー麺

daiichiasahi.jpg神戸、元町、三宮を拠点としているという神戸ラーメンの「第一旭」が東京に初出店した。 開店2日目のこの日は半額ということもあってか、早くから店前に空席を待つ数人の列。 果たして初めて耳にする「神戸ラーメン」とはどんなだろう。 比較的小ぶりな丼で届けられた「チャーシュー麺」のスープをひとくち…。
鶏と野菜中心と思われるスープで湧いたイメージは、 白菜のない大阪「神座」。 すっきりしたタッチの中に旨味をしっかり包んでいて悪くないお味です。daiichiasahi01.jpg 次回は、「トマトらーめん」か「イタリアン油そば」に挑戦だ。 「第一旭」八丁堀店 中央区日本橋茅場町3-8-5 [Map] 03-3662-2377
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とんかつ「丸栄」で ロースカツ濃いぃ色黒きつね色

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自由が丘のロータリーからもほど近い路地の一辺に、 一間半ほどの間口で下町チックに佇む「丸栄」。 知らないまま通ると素通りしてしまいそうです。 カウンター中央に陣取って、「ロースカツ」を定食で。 どでかいフライパンの中でラードらしき油がシュワシュワとカツを包んで、 じわじわ揚げられていきます。
揚がった色味は濃いぃ色黒のきつね色。maruei01.jpgちょっと焦げ気味とも映るけれど、口に含むとサックリした衣の感触が迎えてくれます。 厚手の肉と衣が離れず、最後まで一体でいただけるのが嬉しい。 「とんき」も旨いけれど、あのお肉から離れてしまう衣が遣る瀬ないのを思い出しました。
「丸栄」 目黒区自由が丘2-11-16 03-3717-3418
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