「するする蕎麦の粋」カテゴリーアーカイブ

蕎麦「かやば町 長寿庵」

choujuan.jpg関東一円に340店ともいわれる「長寿庵」グループの系譜にふれると、なるほどその300年に及ぶのれんの歴史に一種の感慨を覚えます。その中でもここ「かやば町長寿庵」は一派の本家であるらしい。兜町の証券立会いの華やかなりし頃は、前場が終わった直後から混み合っていた記憶があります。一枚ではどうにも腹持ちが悪いので「せいろ」と「胡麻切りせいろ」を所望。胡麻の、甘さに近い香りの蕎麦も然ることながら、辛すぎずさらっとしたつけ汁とともに蕎麦湯が旨い。 「かやば町 長寿庵」 中央区日本橋茅場町1-9-4  03-3666-1971
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手打ちそば「小菅」で 限定そばがき生湯葉鴨せいろ狛江のこすげ

kosuge.jpg 権之助坂のY字の辺りにひっそりと佇む蕎麦店。 寡黙な大将がそばがきを黙々と捏ねるその背を見ていたら、誠実な仕事をしそうに思えてきた。 力のいる作業を経て供された香りのこもったそばがきを肴に一杯。 品書きによると、そばがきは「5食限定」。 手間と体力と時間がかかるからなんだろうね、きっと。
さんざん悩んで生湯葉でのもう一杯は狛江の「こすげ」を。 下地の出汁の利いたタレと絡めて食べる、うんまい生湯葉。 冷やでいただく店名と同名の「こすげ」は、狛江の酒蔵によるものだそう。 そして、仕上げに鴨せいろ。 最近こればっかりだななんて思いつつね。 そば猪口には少しの醤油たれ。 極々細切りのそばをちょんとつけて食べてってこととお察ししました。 細切りの蕎麦は甘味とこしがあって旨い!。 こちらの「鴨」も面白い。 別皿に鴨のローストと長ネギの天麩羅がでてきた。 kosuge02.jpgkosuge03.jpgkosuge04.jpg そばがきで一杯、生湯葉で一杯、そして鴨せいろ。 なんか満足至極、であります(笑)。
「小菅」 目黒区目黒1-5-16 アイワビルB1F 03-3491-2132
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更科そば「布恒更科」で いつもの舞茸天もりの昼下がり

nunotsune.jpg いいよここ。 ところは、大森海岸と大森駅の間あたり。 なんか蕎麦屋の風情が身近に味わえるんだ。 昭和38年の開店らしくて、おそらくその頃のままとも思わせる佇まい。 「手打」と中央にすっと標した暖簾がまた渋い。 空席がありますよーにぃ。
なんといっても香りと甘さが味わえるそばが旨いのですよ。 今日もまた、舞茸天もりをいただきます。nunotsune02.jpgたまり醤油も使っているんじゃないか位の濃い目のつけ汁にちょぴりかぼすを利かせたりします。 nunotsune03.jpg壁にある「蕎遊蕎楽」は「きょうゆうきょうらく」と読むのでしょうか。なんとなくその意味と思いは伝わります。 そうそう、「蕎麦ビール」にもこの文字がありますね。 住宅地にすっとある立ち姿だけでも味ですが、一種独特の手練れが繰り出す蕎麦、そして酒肴がなにより味。nunotsune01.jpg昼真っから、呑んじゃうのが、いい。
「布恒更科」 品川区南大井3-18-8 03-3761-7373
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そば「藪平」で すっかり定番冷たいカレーそばシャツに撥ねる

yabuhei.jpg所謂町場のそばやさんです。 でもここにB級でも実に定期的に食べたくなるメニューがあります。 「つめたいかれーそばだい」。 つまり、おおもりにあつあつのカレーのだしがついてくるというもの。 そばの香りなんかこの際知るかの、 でも癖になるお品です。
もーすっかり最近の定番「冷たいカレーそば」の大盛り。yabuhei02.jpg間違いなくカレーの滴がシャツに撥ねるのが玉にキズ。 食べ終わるとオバチャンがティッシュの箱を渡してくれます(笑)。 「藪平」 中央区日本橋茅場町2-4-9 [Map] 03-3666-2890
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かんない蕎麦処「利休庵」  

rikyuuan.jpg店構えに、偶然立ち寄ったお店。うまいっすよ、けっこう。温かいものは分からないけれど、おおもり、で堪能できました。手持ち無沙汰にしていると雑誌を持ってきてくれるところが泣ける。
「利休庵」 横浜市中区真砂町2-17 045-641-3035
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